キャリブレーション(evtouch)


タッチパネルの位置調整は、/usr/lib/xf86-input-evtouch/ に、cd して、calibrate.sh を実行すればいいらしい。
そのままでは、/empty_cursor.xbm が見つからないとかエラーが出て止まるので、

cp /usr/share/xf86-input-evtouch/empty_cursor.xbm /

のようにして、empty_cursor.xbm をコピーしておくとエラーは回避できる(バグ?)。キャリブレーションの手順は、 /usr/share/doc/xserver-xorg-input-evtouch/README.calibration に詳しく書いてあるが、おおむね次の手順でやれば良いみたい。

1.準備
xorg.conf の InputDevice セクションに Option "Calibrate" "1" を追加して、
/etc/init.d/gdm stop
して X サーバを停止したのち、コンソールから以下のコマンドでキャリブレーションツールを起動する。
/usr/share/xf86-input-evtouch/calibrate.sh

2.最大値、最小値の検出
まず最初にスタイラスで画面の周辺をなぞることによってタッチパネルの検出値の最大値最小値を検出する。
ぐるりとなぞったら、Enter キーを押して少し待つと次のステップに。

3.微調整
画面に表示されているxのうちで赤くなったものを順番にタップしていく。
左上→右上→中央→左下→右下 の順番。
右下が終わるとツールが終了して、カレントディレクトリに out.txt が生成される。

4.設定
out.txt の内容を、xorg.conf のInputDevice セクションに挿入して、Option "Calibrate" "1" の行をコメントアウトする。

参考サイト

  1. http://stz-softwaretechnik.com/~ke/touchscreen/evtouch.html
  2. http://d.hatena.ne.jp/autch/20070729
  3. http://testzen.ty.land.to/item/260
  4. http://xorg.freedesktop.org/wiki/XInputSpec

最終更新:2008年10月08日 11:14