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(from 2009/10/14)
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- はじめに
- 本ページのお約束
- シリーズリスト
- 辻ワールドの主な名所
- 辻真先作品購入ガイド
- ネタバレコラム
最新長編小説。
昭和二四年、ミステリ作家を目指しているカツ丼こと風早勝利は、名古屋市内の新制高校三年生になり、初めての男女共学を経験する。勝利を含む推理小説研究会と映画研究会の男女5名の仲間は、顧問の勧めで卒業旅行代わりの合宿に出かけるが、そこで彼らは奇っ怪な密室殺人事件に遭遇する。さらに連続して起こる殺人事件に、少年達と
那珂一兵が挑む。
戦後混乱期の激動の時代を背景にした青春ミステリー。
【祝!ミステリランキング3冠! 】
第1位『このミステリーがすごい! 2021年版』国内編
第1位〈週刊文春〉2020ミステリーベスト10 国内部門
第1位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 国内篇
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新刊情報『焼跡の二十面相』(光文社 2019/4/17)
長編小説。
終戦直後、怪人二十面相が再びその姿を現した。未だ復員しない明智小五郎に代わり、小林少年が宿敵に挑む。
近刊情報『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』(東京創元社 2018/8/22)
長編小説。
昭和12年の銀座と名古屋を舞台にした怪奇な事件に、少年探偵・那珂一兵が挑む。
はじめに
皆さん御存知の通り、
辻真先先生は、日本のテレビアニメを支えてきた名シナリオライターで、'80年代以降は推理小説に活動の軸足を移され、多くの作品を執筆されました。
「推理小説の形を利用し読者すら巻き込むメタトリック」「生命と人権の尊重を基調にした反骨精神」「探偵たちの見せるヒューマニズム」など、辻ミステリ作品には多くの魅力があります。
そんな辻ミステリ作品の特色の一つに「スターシステム」を使った作品のクロスオーバーがあります。辻ミステリ作品の多くは、作品世界がつながっていて、登場人物や場所が共通しています。そのつながりをデータベース化できないかと長年考えていましたが、このwiki形式のサイトが普及してから、クロスオーバー的な作品データをまとめやすいことに気づき、まとめを始めてみました。
時間はかかると思いますが、辻ミステリワールドのガイドブックとして少しずつまとめていきたいと思います。よろしくお付き合いください。
(2009/10/12 文責:
矢的八十郎)
本ページのお約束
- 本ページは、辻真先先生によるミステリ小説の作品、登場人物、共通する設定などを網羅することを目標としています。
- 対象作品は、辻先生のミステリ作品および、設定的なつながりを持つ周辺ジャンル作品です。ただし、他作品と設定のつながりがない単発作品や、SFシリーズ、架空戦記、映像のノベライズなどは、当座は対象外とします。
- シリーズ中、劇中小説の形を取る事件もありますが、作品として完成しているストーリーは「作品世界における現実の事件」として扱います。
- 犯人、トリックなど、推理小説の核心となる事象については記述を避けるために細心の注意をはらいます。しかし、登場人物のプロフィールなどで結果的に物語の核心が暗示される場合がありますので、未読の方はご注意ください。
- 記述内容は物語内の描写や台詞に沿うことを原則とします。設定相互に矛盾が生じている場合は、その旨を明記し、辻褄を合わせるための二次創作は推測程度にとどめます。
- 当面は主宰者のみで執筆しますので、当分の間は未作成記事や情報の欠落が多くなることをお断りしておきます。
- 基本的なネットマナーを尊重し、作品やキャラクターへの過度に批判的な文言は避けます。
- ミスの御指摘や情報提供は主宰者までメールまたは掲示板発言でお願いいたします。
(2009/10/14)
シリーズリスト
(以下近日追加)
注)一連の作品の中には、主人公の登場がそのまま物語の核心に関係している場合があります。そうした作品については、主人公が登場していてもシリーズのリストから外している場合があります。
辻ワールドの主な名所
辻真先作品購入ガイド
辻先生のミステリ作品は大変点数が多く、新書・文庫の回転が早い昨今の状況で、入手困難なものが少なくありません。
可能な限りは、街の本屋さんに新刊書として注文されることをお勧めします。
当座、点数が揃っていて入手しやすい媒体としては、電子出版があります。
携帯電話向けの推理小説専門電子書店。辻作品を30冊以上配信され、辻先生のコラムやケータイ小説「
MUGEN荘(未)」も連載されていましたが、残念ながら営業終了となりました。
日本最大の通販サイトで、新刊はもちろん古書店との連携も充実しています。
電子書籍を読む環境がない方や、紙媒体にこだわる方は、こちらがおすすめです。
また、独自の電子書籍kindleでは辻作品の電子化が進められています。
トップページから「辻真先」で検索してみてください。
ネタバレコラム
※個々の記事中では、各作品の核心や真相の記述はなるべく避けていますが、以下のコラムでは作品の感想や読後に気がついたことについて、思うままに触れています。未読の方、ネタバレを気にする方はご注意ください。
最終更新:2020年12月27日 21:55