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Boston Bruins(ボストン・ブルーインズ)

愛称 Black and Gold(ブラック・アンド・ゴールド/黒と黄金色のユニフォームにちなむ)、Big Bad Bruins(ビッグ・バッド・ブルーインズ)
創設 1924年
フランチャイズ ボストン、アメリカ・マサチューセッツ州
ホームアリーナ TD Garden(TDガーデン)

タイトル
スタンレーカップ  6回(28-29、38-39、40-41、69-70、71-72、10-11)
スタンレーカップ・ファイナル進出 16回(26-27、28-29、29-30、38-39、40-41、42-43、45-46、52-53、56-57、57-58、69-70、71-72、73-74、76-77、77-78、87-88、89-90、10-11)
レギュラーシーズン最多勝点 15回(27-28、28-29、29-30、30-31、32-33、34-35、37-38、38-39、39-40、40-41、70-71、71-72、73-74、82-83、89-90)

永久欠番
背番号 選手名
 2 Eddie Shore(エディー・ショア)
 3 Lionel Hitchman(ライオネル・ヒッチマン)
 4 Bobby Orr(ボビー・オア)
 5 Dit Clapper(ディット・クラッパー)
 7 Phil Esposito(フィル・エスポジート)
 8 Cam Neely(キャム・ニーリー)
 9 Johnny Bucyk(ジョニー・ブシック)
15 Milt Schmidt(ミルト・シュミット)
24 Terry O'Reilly(テリー・オライリー)
77 Ray Bourque(レイ・ボーク)

提携先
AHL Providence Bruins(プロビデンス・ブルーインズ)
ECHL Reading Royals(レディング・ロイヤルズ)

歴史
オリジナル・シックス前の黄金期(24-42)
ボストン・ブルーインズは、現存するNHLチームの中では最古のチームで、1924年に創設された。26-27シーズンにエディー・ショア、ライオネル・ヒッチマンなどの活躍で初めてスタンレーカップ・ファイナル進出を果たすと、27-28シーズンに最多勝点、28-29シーズンには初のスタンレーカップ獲得を果たしている。この年には、30年代にリーグ屈指のゴーリーとしてその名をとどろかせるタイニー・トンプソンのデビューシーズンだった。27-28シーズンからは4年連続で最多勝点を獲得するなど創設3年ですでにNHL屈指のチームとなっており、カナダのチームによって支配されていたNHLの勢力図を塗り替えている。

31-32シーズンからの10年間で、レギュラーシーズン最多勝点6回(37-38シーズンからは4年連続)、スタンレーカップ2回を経験するなど、30年代はチームの黄金期である。前述のショア、トンプソンに加え、マーティー・バリー、ビル・カウリー、ボビー・バウアー、ロイ・コナカーなど、得点力に定評のあるチームだった。

オリジナル・シックス時代の明暗(42-67)
42-43シーズンに、NHLはオリジナル・シックスによる6チーム総当たり後のプレーオフと言うシステムに移行。30年代の黄金期のメンバーが斜陽を迎えた時期とあって、40年代から50年代のブルーインズの成績は以前と比べれば控えめで、この時期には最多勝点を1度も獲得していない。だが、プレーオフになると妙に勝負強くなるところがあり、5度のスタンレーカップ・ファイナル進出を果たしている。50年代にはフレミング・マッケルを生んでいるが、全体的にスター選手に恵まれたチームではなかった。だが、シーズンの佳境で実力を全て出し切る力を持っていた。

だが60年代に入ると、ブルーインズはチーム史上最大の暗黒時代に入ってしまう。59-60シーズンから8年連続プレーオフ進出を逃しており、苦しい時期を過ごした。だが66-67シーズンに、チーム史上最高選手であり、NHL史上でも屈指の名手として名高いボビー・オアが加入。67-68シーズンにはトレードで同じく名手のフィル・エスポジートを獲得。これが70年代前半の第2次黄金期につながっている。

第2次黄金期(67-78)
69-70シーズン、チームは30年ぶりのスタンレーカップを獲得する。ブルーインズの第2次黄金期はおりしもNHLのテレビ中継が始まった時期でもあり、その実力と闘志のこもったプレーだけでなく、端正な顔立ちでリンクを離れれば紳士的なオアは、70年代のスーパースターとなった。71-72シーズンにもプレーオフ優勝を果たし、70年代は常にオアとエスポジートがポイントランクの上位ワンツーを占める状況。70年代は、最終的にスタンレーカップ・ファイナル進出5回(内2回優勝)、最多勝点3回を経験している。

だが、若手の頃からケガが多かったオアは75-76シーズンにシーズンの大半を棒に振る大ケガを負ってブルーインズを退団。30歳と言う年齢で引退を余儀なくされてしまう。その後もエスポジートらがチームをけん引し、70年代はリーグ屈指のチームとしての地位を維持する。だが、彼等が斜陽を迎えると、80年代には仕切り直しを余儀なくされる。

中興期(78-96)
30年代や70年代と比べれば控えめな印象を受けるが、80年代のブルーインズは決して弱いチームではなかった。プレーオフを逃したことは1度もなく、レギュラーシーズン最多勝点2回、スタンレーカップ・ファイナル進出2回を経験。チーム数が増え、競争が激しくなったリーグの中で67-68シーズンから96-97シーズンまで28年連続でプレーオフを逃していない。79年にレイ・ボークを、83年にキャム・ニーリーを獲得し、この2人が新時代の旗手になると思われた。だが、当時は西にエドモントン・オイラーズ、東にモントリオール・カナディアンズが君臨しており、そんな中でNHLの上位に進出することは難しかったのである。

再建期(96-現在)
だが、96-97シーズンにプレーオフを逃し21世紀を迎えると、ブルーインズは再び苦戦を強いられることになる。苦しい時期でもプレーオフをあまり逃していないのはさすがだが、カンファレンス王者になってもプレーオフで早期敗退を繰り返すなど、以前ほどの勝負強さは見られなくなった感がある。NHL屈指の名門が、今後どのように展開するのか楽しみである。だが、10-11シーズンには攻撃のタレントに恵まれないながらもゴーリーのティム・トーマスが神がかり的な守備を見せ、39年ぶりのスタンレーカップ獲得の原動力となった。

ニューイングランド地方は中西部と並ぶアメリカ屈指のホッケーどころとしての地位を築いているが、ブルーインズの活躍が多くのファンを集めてその発展を促進したと言っても過言ではないだろう。年季の入ったファンが多く、ローカルテレビがブルーインズのニュースを連日流すなど、メディアの注目度でもアメリカのフランチャイズの中では屈指と言えるだろう。中西部と比べると市場がはるかに大きく、資金力と言う面では中西部を引き離していることもこのチームの武器である。

伝統的にボストンはニューヨークに対するライバル意識で知られているが、昔から何かとプレーオフなどのシーズンの佳境でぶつかることの多かったモントリオール・カナディアンズとのライバル関係も有名である。

在籍選手
ポジション 背番号 名前 生年月日 身長・体重 国籍
DF  6 Greg Zanon(グレッグ・ザノン) 80・6・5 カナダ
CF 11 Gregory Campbell(グレゴリー・キャンベル) 83・12・17 183cm・89kg カナダ
CF 12 Brian Rolston(ブライアン・ロルストン) 73・2・21 アメリカ
DF 14 Joe Corvo(ジョー・コーヴォ) 77・6・20 アメリカ
LW 17 Milan Lucic(ミラン・ルチッチ) 88・6・7 193cm・100kg カナダ
RW 18 Nathan Horton(ネイサン・ホートン) 85・5・29 188cm・104kg カナダ
CF/RW 19 Tyler Seguin(タイラー・セギン) 92・1・31 185cm・83kg カナダ
LW 20 Daniel Paille(ダニエル・パイエ) 84・4・15 183cm・94kg カナダ
DF 21 Andrew Ference(アンドリュー・フェレンス) 79・3・17 180cm・86kg カナダ
RW 22 Shawn Thornton(ショーン・ソーントン) 77・7・23 188cm・98kg カナダ
CF 23 Chris Kelly(クリス・ケリー) 80・11・11 183cm・90kg カナダ
DF 27 Mike Mottau(マイク・モットー) 78・3・19 183cm・88kg アメリカ
GK 30 Tim Thomas(ティム・トーマス) 74・4・15 180cm・91kg アメリカ
DF(C) 33 Zdeno Chara(ズデノ・ハーラ) 77・3・18 206cm・111kg スロバキア
GK 35 Anton Khudobin(アントン・フドービン) 86・5・7 178cm・90kg ロシア
CF(A) 37 Patrice Bergeron(パトリス・ベルジェロン) 85・7・24 188cm・88kg カナダ
RW 38 Jordan Caron(ジョルダン・カロン) 90・11・2 188cm・92kg カナダ
GK 40 Tuukka Rask(トゥーカ・ラスク) 87・3・10 191cm・77kg フィンランド
DF 44 Dennis Seidenberg(デニス・ザイデンベルク) 81・7・18 183cm・95kg ドイツ
CF 46 David Krejci(ダヴィド・クレイチー) 86・4・28 183cm・80kg チェコ
CF 49 Rich Peverley(リッチ・ペヴァリー) 82・7・8 183cm・88kg カナダ
DF 54 Adam McQuaid(アダム・マクワイド) 86・10・12 196cm・95kg カナダ
DF 55 Johnny Boychuk(ジョニー・ボイチャック) 84・1・19 188cm・102kg カナダ
FW 58 Carter Camper(カーター・キャンパー) 88・7・6 175cm・78kg アメリカ
CF 63 Brad Marchand(ブラッド・マーチャンド) 88・5・11 175cm・83kg カナダ
LW 67 Benoit Pouliot(ベノワ・プリヨ) 86・9・29 カナダ
DF 79 David Warsofsky(デイヴィッド・ワーソフスキー) 90・5・30 175cm・72kg アメリカ
DF 86 Kevin Miller(ケヴィン・ミラー) 87・11・15 188cm・95kg アメリカ
CF 91 Marc Savard(マルク・サヴァール) 77・7・17 178cm・87kg カナダ
監督 Claude Julien(クロード・ジュリアン)
GM Peter Chiarelli(ピーター・シアレリ)

記録
歴代通算最多
ポイント Ray Bourque(レイ・ボーク) 1506
得点 John Bucyk(ジョン・ブシック)  545
アシスト Ray Bourque(レイ・ボーク) 1111
出場試合数(スケーター) Ray Bourque(レイ・ボーク) 1518
ディフェンスマン・ポイント Ray Bourque(レイ・ボーク) 1506
勝利(ゴーリー) Tiny Thompson(タイニー・トンプソン)  252
完封 Tiny Thompson(タイニー・トンプソン)   74
出場試合数(ゴーリー) Tiny Thompson(タイニー・トンプソン) 468
勝利(監督) Art Ross(アート・ロス) 368
監督試合数 Art Ross(アート・ロス) 758

プレーオフ歴代通算最多
ポイント Ray Bourque(レイ・ボーク) 161
得点 Phil Esposito(フィル・エスポジート)  46
アシスト Ray Bourque(レイ・ボーク) 125
出場試合数(スケーター) Ray Bourque(レイ・ボーク) 180
ディフェンスマン・ポイント Ray Bourque(レイ・ボーク) 161
勝利(ゴーリー) Gerry Cheevers(ジェリー・チーヴァース)  53
完封 Gerry Cheevers(ジェリー・チーヴァース)   8
出場試合数(ゴーリー) Gerry Cheevers(ジェリー・チーヴァース)  88
勝利(監督) Don Cherry(ドン・チェリー)  31
監督試合数 Art Ross(アート・ロス)  65

シーズン歴代最多
ポイント Phil Esposito(フィル・エスポジート) 152(70-71)
得点 Phil Esposito(フィル・エスポジート)  76(70-71)
アシスト Bobby Orr(ボビー・オア) 102(70-71)
ディフェンスマン・ポイント Bobby Orr(ボビー・オア) 139(70-71)
新人ポイント Joe Juneau(ジョー・ジュノー) 102(92-93)
勝利(ゴーリー) Pete Peeters(ピート・ピータース)  40(82-83)
完封 Hal Winkler(ハル・ウィンクラー)  15(27-28)
出場試合数(ゴーリー) Jim Henry(ジム・ヘンリー)  70(51-52、52-53、53-54)
Jack Gelineau(ジャック・ジェリノー)  70(50-51)
Eddie Johnston(エディー・ジョンストン)  70(63-64)
勝利(監督) Harry Sinden(ハリー・シンデン)  57(70-71)

シーズンのプレーオフ歴代最多
ポイント Rick Middleton(リック・ミドルトン) 33(82-83)
得点 Cam Neely(キャム・ニーリー) 16(90-91)
アシスト Rick Middleton(リック・ミドルトン) 22(82-83)
ディフェンスマン・ポイント Ray Bourque(レイ・ボーク) 25(90-91)
新人ポイント
完封 Tim Thomas(ティム・トーマス)  4(10-11)