企画書2009

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2009年 :: 01月 :: 25日(日曜日)

Sくんなどとしばらく話し込む。プロデュースの話、スポンサリングの話。本の企画などもちょっと売り込む。

2009年 :: 02月 :: 09日(月曜日)

ここですぐ、次のD社書き下ろしにかからねばならんのだが、ちょっと気が抜けて、書き出すまでにテンションが上がらない。サントクに買い物に出かけて気を変えてみるが、やはりダメ。某企画のことでちょっと、頭がグルグルしているせいかも知れぬ。まだ海のものとも山のものともつかぬものだが、これが形になるということは、ある人物に対し、「ほら、私の言うことをきいとけばよかったろう?」と、ちょっといばれることなんである。人間というものは、実は案外、そのような極めて小さくクダランことをモチベーションとして大きなことをやったりする。

2009年 :: 02月 :: 12日(木曜日)

途中でバーバラと電話、某社から来ている出版企画の件。それ以外はひたすら原稿。後半の結論まで、うまい具合に着地できて、これは快感。

2009年 :: 02月 :: 16日(月曜日)

8時、上海小吃でアスペクトK田さん、廣済堂(廣済堂あかつき)のIくんと会食兼打ち合わせ。Iくんは久しぶり。出版業界のヨモヤマばなしであれこれ情報入れつつ、食事と企画の話。あれとあれをこうして、という話、あれとあれとあれがまだ使えるよ、という話をIくんにして、かなりの感触を得る。いや、こういうアヒルの水かき的売り込みは神経使うが、反応あるとヤタ、という感じ。

2009年 :: 03月 :: 01日(日曜日)

企画原稿だらだら書きながら、『ダーウィンが来た!』を見て、『天地人』を見る。その後のNHKスペシャル『プーチンのリスト』も後半をちょっと見る。

2009年 :: 03月 :: 02日(月曜日)

某氏から電話あり、去年に立てた企画が、間にたった人の都合でちょっと延びそうとのこと。ちょっとならいいが、話ではかなり延びそうな具合である。不景気の影響、とも一概に言い切れない。某氏にもあやふやなところがあるので、その本人からの連絡をもらえるよう、言っておく。

2009年 :: 03月 :: 04日(水曜日)

自室に戻って消臭剤をまいて、タバコの臭いを消す。メールいくつか、どうも企画がスムーズに進まぬこと多く、テンション下がること多し。何とか曙光を見いださないといけないが、あせってもいけない。

2009年 :: 03月 :: 05日(木曜日)

メールチェック、頓挫していた形になっていたものが動き出した感、あり。テンションがぐん、とあがる。もう1件、これもこっちがグズグズしているのに催促あり。これもそろそろ、形にして出発進行させないと。あと1件、これはどうも雲散霧消してしまいそうなイヤな予感。かなり力入れていた企画なので、消えてほしくはないのだが。
それもあわせ、今、私の周囲に浮遊しているさまざまな企画を、ひとつにカチッと組み合わせられたら、と考える。ひとつ決まれば、他のものも有機的に結びついていくと思うのだが。
終って帰宅、あとはずっと、企画書き。ちょっと真剣にプレゼンする必要のあるところ、あり。金にはあまりならぬものだが、いや、心意気である。乗り掛かった船である。

2009年 :: 03月 :: 06日(金曜日)

資料本、起きだして読む。頭がボーッとしているせいか、簡単な英文の本なのに、全然読み進めない。企画に関することでちょっと計算を始めたら止まらなくなってしまう。

2009年 :: 03月 :: 07日(土曜日)

起きて企画書書きに入る。考えてみれば、昔オノプロでまず、書かされたのがこういう企画書であった。一日数本も書かされたことがあり、こういうハッパかけるような文章は私の資質にあっていたのかもしれない、と思うことがある。
私も、佳声先生の演目を可能な限り記録・商品化するという企画のことを話す。

2009年 :: 03月 :: 09日(月曜日)

途中から、松崎しげる氏のマネージャー氏も参加、松崎氏の曲で私が印象深いのは『火の鳥』だ、と、オタク丸出しの意見を言って、退かれるかと思ったら向うでノッてきて、ちょっとまだ未定だが企画もひとつ、そこで固まってしまった。意外なり。

2009年 :: 03月 :: 10日(火曜日)

某共著単行本で10年前に出したものの文庫化の件で連絡。6月のトンデモ本大賞でちょうど、それがらみの企画をあれこれ考えていたところ。その件で、企画を某会員さんに投げたら、期待以上の案が帰ってきた。
もう一本電話、すでに後始末的な内容。うーん、これには納得いかないなあ。まあ、まだ手をつけてもいなかったので、被害というのは無きに等しいっていえば等しいのだが。

2009年 :: 03月 :: 11日(水曜日)

例の企画吹っ飛びの件、F氏からやっと連絡。事情を聞くと、なるほどそれもやむを得ないかという理由。まだ首の皮一枚でつながっているようなので、3月中の引取先決定が本決まりになったら、4月あたまに打ち合わせを、ということ。

2009年 :: 03月 :: 13日(金曜日)

しかし、乱調のおかげか、頭の中で妙な考えグルグルするうち、ひとつ、本の企画浮かぶ。サブ企画(メイン企画を持っていくとき、脇に添えて出す予備の企画。案外こっちの方が面白がられたりする)としてまとめてみるか。

原稿の最終稿を確認し、企画資料をネットで検索したりして、アマゾンで注文する。企画、ちょっとメモしてみる。何か面白いものになりそうな予感がする。もうひとつの方(メイン)も、かなり個人的には気に入っているんだが……これはプレゼンが難しそうだからな。

別件で17日、打ち合わせする会社から丁寧な会社へのアクセス説明あり。ここまで丁重に迎えてくれるところは珍しい。こことの打ち合わせは企画もなにもない、手ぶらでの勝負なのだが、何とかいい結果が出せるといいな。

2009年 :: 03月 :: 14日(土曜日)

K子とやりとり、少しへこむ。
気を取り直して、仕事。昨日思いついた企画、さらに手を入れ、章立てまで。参考資料、思いの他安いものが多いのでアマゾンで大量に買い込む。

企画書原稿、10時までかかる。メインの企画書も明日完成させねば。サントクで買った豆腐と油揚で、また重曹鍋。

2009年 :: 03月 :: 15日(日曜日)

あと、近々でやらねばならぬのは某社への企画、某社への脚本、某社書き下ろし、某社書き下ろしプロット。どれもかなり大変な作業で、考えるだにやはり鬱々。
某社企画、一本は完成したが、もう一本がなかなか進まず。夕方ころまでいろいろヒネるが、3割程度も完成できず。
夕方まで企画原稿、ついにどうにもならず放擲。今日は駄目だな、これは。

2009年 :: 03月 :: 17日(火曜日)

その楽工社の、別口で進んでいる企画で、ちょっと驚いたメール。前からそんな噂はあったけど。
大門にある大手某社。
こないだ名刺交換したAさんと新企画打ち合わせ。向うから打ち合わせを、と声をかけていただいたのはまことにありがたい。
行って見ると、会議々々で社内がゴッタ返している模様。Aさんと運良く出会え、会議室に通されたら、なんと古館プロジェクトのYさん、いた。別件で打ち合わせに来ていたらしい。
改めて、X社のHさん(と学会のファンだとのこと)引き合わせてくれて、社の事業の説明を受ける。
なるほどなるほど。ざっと見て、企画出せそうな部分について、Hさんの説明聞く。ああだこうだと話すうち、二本ほど、これならば、というようなものが、どちらからともなく提案されて、次までにちょっとまとめておきましょう、というようなことに。何とか前向きに話が進んでホッとする。

9時半、稽古終って、荻窪の白木屋でハッシー、岡っち、琴ちゃん、T田くん、乾きょん、麻衣夢と一緒に飲む。話題いろいろ。T田くんとは、今度彼がアルバイトする某社での企画の話も少し。

日記 :: 2009年 :: 03月 :: 19日(木曜日)
四月はとにかく出版ラッシュ。D社のこれ、R社から二冊、T社からも。全部三月中に作業終るのか?

2009年 :: 03月 :: 23日(月曜日)

某社から電話、安彦良和氏の画集に解説を書いて欲しいという依頼。ガンダムの画集らしい。「私にガンダムアートの解説を?」と、ちょっと畑違いでは、と言いかけたが、安彦先生ご自身のお名指しだとかで、ガンダムに限定せず、紙芝居など、大衆アートの流れが少年雑誌の口絵、プラモデルのボックスアートにつながり、小松崎茂などの兵器画から、安彦良和のアニメ画にバトンタッチされた、その歴史を概観してほしい、ということ。なるほど、そういう趣旨なら私の縄張うちである、と思い、引き受ける。

2009年 :: 04月 :: 02日(木曜日)

K社で担当H氏と打ち合わせ。
著者が私を直に名指ししてくれた、画集の解説。絵そのものを語るのでなく、大衆アートとしての挿絵、表紙絵の歴史を語ってほしいという要望が以前、電話で来た。だいたいこんな風で、と思惑を話すと、Hさんがメモした著者の思惑とだいたい重なる感じ。その他の企画のこともお願いできるそうで、これは来てよかったと思った。

2009年 :: 04月 :: 06日(月曜日)

出版企画で声をかけた人から、積極的なお返事。他にもいくつかそのような反応あり、ちょっとテンション上がる。しかしながら、考えてみると無から有は生み出せず、執筆時間をどう取るか、そのスケジュール立てが非情に難しい。4月5月が勝負どころであろう。

2009年 :: 04月 :: 07日(火曜日)

話しているうちにひとつ、ある企画のアイデアが浮かんだ。急いでまとめてみようと思う。なんだかんだで1時間半、しゃべっていた。

2009年 :: 04月 :: 11日(土曜日)

私の方から、以前企画を出してちょっと風呂敷が大きすぎてなかなかまとまらなかった企画を少しコンパクトにして提出する案を。在野の一数寄者である私は、世間を扇動することが縄張内の仕事。さて、車の両輪となってうまく紙芝居文化を新興させるべく頑張らねば。

2009年 :: 04月 :: 15日(水曜日)

バーバラにゲラ、手渡す。某企画、手応えは十二分らし。

2009年 :: 05月 :: 07日(木曜日)

角川書店の安彦良和オリジン画集解説、結局文字の校正のみ校閲部に投げてそのまま返す。重ねて編集部からは安彦先生絶賛でした、と連絡くるが、果たしてガンダムの画集解説として形になっているのか、自分で判断が付き兼ねるところもあり、そういう疑問を持ったまま手を入れるとフツーの解説になってしまう。

2009年 :: 05月 :: 10日(日曜日)

本日は5時から通し稽古なので、何とかそれまでに映像企画の台本(第二稿)をアゲねばならぬ。もう二回くらい〆切を延ばしてもらっているので、何が何でもアゲねばならぬ、と思いつつ、あぐねまくりでなかなか筆が進まず。あまつさえ、気圧のせいか何なのか、パソコンの前に座っているとき、やたらに眠気がさし、30分ほどベッドに横になってグーと寝てしまった。

2009年 :: 05月 :: 12日(火曜日)

2時、タクシーで富久町某社。某企画打ち合わせ。10分ほど遅れる。Tくんすでに来て、向うの担当M氏、S氏と挨拶。それまでどういう風に話が進んでいたかもまるでわからぬまま、こっちの思惑を勝手に話し始めるが、M、Sのお二人にやたらウケるのにちょっと驚く。

企画自体は大変に今後の業界自体の方向性まで含めて気に入ってもらえたが、それをどうファン層に徹底させていくか、がやはり問題。それを次回打ち合わせの懸案として今回は顔合わせということで。あとでTくんの話では、以前からの企画の流れでTくんが提案したものより、私の話へのクイツキ方の方が大変によかったということで、これをどう形にするか、8月くらいまでに決定しましょう、とのこと。

2009年 :: 05月 :: 18日(月曜日)

3時過ぎ、家を出て池袋へ向かう。車中、メール連絡。以前出していた企画、一本は刊行が早まり6月中に是が非でも、ということになり、もう一本は某社が「これは化けるかも」と興味を示しているとのこと。いずれにせよ、公演が終ったら大車輪になる。

2009年 :: 05月 :: 19日(火曜日)

某企画の簡単な趣意書を書き出す。すらすら書けるかと思ったが、なかなか手間取る。まあ、楽しい手間取りではある。
企画書再び書く。あとちょっとで完成というところでタイムリミット。あわてて外へ。通い詰めたシアターグリーンも今日でまた見納め。

2009年 :: 05月 :: 22日(金曜日)

そういうこと処置しながら、先日新宿で依頼された企画案を立てたり、原稿も書いたり。

2009年 :: 06月 :: 09日(火曜日)

某出版社から電話、さすがに会話は病室でははばかられ、ロビーまで急いで点滴のツリーをガラガラ押しながら。以前、スタート直後に編集さんの都合で頓挫していた企画をここで引き継ぐことに、という話なのだが、この出版社の名前を耳で聞いて一瞬頭の中にイメージされず、ちょっと“エ?”と首をひねる。あとで気がついたが、某超ヒットシリーズの版元さんであった。

2009年 :: 06月 :: 18日(木曜日)

いろいろ連絡事項あり。書き下ろし本、企画が通りそうとのこと。これもアスペクトのものと同じく、超特急仕上げになりそうだが。

2009年 :: 06月 :: 29日(月曜日)

Tくんと待ち合わせ、某企画で相手先と打ち合わせ。向うが準備している企画を見るに、だいぶこっちで立ち上げた企画書とダブることあり。きちんと進めば12月にまず第一回となるが、ひょっとしたら10月に早まるかも、とのこと。

2009年 :: 07月 :: 01日(水曜日)

講談社から新刊何冊か恵贈。中に、買おうと思っていたものがありやった、と喜ぶ。某持ち込み企画の大きな資料になるもの。

企画の方をいじくっていたら、原稿書く時間がなくなってしまった。まだ〆切には間があるといえ……どうする。

2009年 :: 07月 :: 12日(日曜日)

来年は絶対企画の中に入れなくてはならない志水さん追悼の企画についても。

2009年 :: 07月 :: 13日(月曜日)

O氏から電話、某社新企画打ち合わせ、明日3時ということに。アリモノで向うが指定しているものはまあ、すぐ出来るが問題はその後の企画。

2009年 :: 07月 :: 14日(火曜日)

入浴し、2時半、新宿へ。京王プラザ。ティーラウンジでOさん、Fさん、Mさんと打ち合わせ。Fさんが新会社に移って最初のもの。
事務所引っ越しの雑談から始まるが、これがどんどん乗ってきて、懸案のKさんの本のことをちょっと売り込んでみる。ちょうど関連ある書籍をFさんのところで出す予定があることもあり、形になるまでに話が進んでしまった。久しぶりにテンションが上がる。
もちろん、私の本のことも。
朝作った資料、お三方に好評。まあ、まだしばらく先のことになるが、早まっても大丈夫なように準備はしておこう。それと、Fさんからもう一冊、提案あり。それもまあ、それほど作業的には大変でない感じ。
本来、Fさんとの去年の打ち合わせでは別件で持ちだした企画に前向きなところで儲け物という気がしていたのであるが、それはどうも感じではペンディングらし。まあ、事情が事情だけに仕方ない。他の口がないわけではないのでそっちであたろう。
打ち合わせ終ってOさんと歩きながらちょっと話す。S社(今日の打ち合わせもS社だが別のS社)に“アレ”を持ち込む話出て、へえと思う。あんなマニアックなもの。それに関してはOさんにまかせる。……打ち合わせの日記は読んでも何だかよくわからないな。

2009年 :: 07月 :: 16日(木曜日)

外はもう陽光がジリつくよう。夏休みだな。朝食、フルーツトマトとアオマメスープ、ミルクティー。仕事用のプロフィールを書いて先様に送ったり、某企画の参加申し込みをしたり。その企画、向うの主催者が偶然私のファンであった。

2009年 :: 07月 :: 21日(火曜日)

K社Nさんからもメール、新企画の打ち合わせだとか。まだ詳細はわからず。二見Yさんからもメール。早めの夏休みを取るとのことで打ち合わせは来週。

2009年 :: 07月 :: 22日(水曜日)

メールやりとりの中でふと浮かんだ企画1本、あり。ちょっと形にしてみようと資料本持ちだして、カリカリやっていたら数時間で完成した。なかなかいい企画だと自己満足。さて、どこに持ち込もう。

2009年 :: 07月 :: 28日(火曜日)

雨、降るような降らないような、いやしかし降るような、あ、やっぱりちょっと降った、でもすぐやんだし……というようなイラつく空模様。K子から連絡あり、いま企画通りながら書かずにたまっている本が五冊以上あることに気がつく。気をひきしめてやらねばと決意。

2009年 :: 07月 :: 30日(木曜日)

で、しばらく雑談。
実は先日からああだこうだとひねくっていた企画、持ち込み先をどうしようか、直接の知りあいがそっち方面にいないので、ある意味途方にくれていたのだが雑談中にN氏の知りあいの名がポロリと出てきて、それがまさに私がもとめていた感じの持ち込み先。ダメもとで紹介してくださいなと頼んで快諾を得る。
不思議なもので、今年後半の持ち込み企画の二大柱を立て、ツテをいろいろ探っていたが、どれも途中で挫折していた。それが両方ともポンポンと数日中に、ツテどころか本丸に達してしまった。そういうものかもしれぬ。

2009年 :: 07月 :: 31日(金曜日)

日記つけ、佳声自伝本原稿チェックにかかる。やはり調べものに時間大半とられる。とはいえ、これが完成すれば関連企画も大きく動き出すはず。それを思ってガンバル。

2009年 :: 08月 :: 03日(月曜日)

地下鉄駅までの道で電話二つ、偶然だがどちらも新企画の件。映像企画ひとつ、本の企画ひとつ。いずれもすぐに形になる、というものではないが。

5時半、神谷町で某プロジェクト打ち合わせ。Sさん、Sくん。後からKさん。某企画、最初の案と、種々の意見訊いてまとめた案では大分相違あり。全く別のアプローチ必要となろう。

2009年 :: 08月 :: 04日(火曜日)

バーバラから電話、今やっている本とは別件で。ついに最終兵器始動というところか?地下鉄乗り継いで神保町。企画打ち合わせ。本日は向うの基本姿勢を確認したにとどまる。「唐沢さん、この企画本気ですね」と言われる。いや、冗談半分の企画はないですて。

2009年 :: 08月 :: 05日(水曜日)

自室でまず、インタビュー仕事のレジュメを書いて先様にFAXで送る。それから、打ち合わせ用の企画書を書く。
原稿出した某編集部から電話。T編集長、いやに沈んだ声で「原稿ですけど……」というので何か問題あったか、あるいは没かとハラハラするが「面白いですねえ」と。ちょっとズッコケる。
4時までかかって企画書立てて、メール。

あと、最中にSくんからメール。某企画、先方に会って話してきたら、向うが偶然、私のファンだったとやら。これは頼もしい。

2009年 :: 08月 :: 06日(木曜日)

某社出版企画打ち合わせ。ひさしぶりのYさん。二つ出した企画どちらも面白いと言ってくれたが、もうひとつ、雑談にまぜて話した企画に凄まじく食い付いてくれた。しかしこの本、執筆に時間と金がかかるので、とりあえず一冊を進めながらやりましょう、と話す。

2009年 :: 08月 :: 12日(水曜日)

某映画館から、企画の件でメール。なんだかんだ、底を打って徐々に上向き加減になりつつある……か?

2009年 :: 08月 :: 13日(木曜日)

企画書書き。最初はメモ程度のものを見せて、と思っていたのだがどんどん書き込みが増えていき、本原稿みたいになってきた。
R社Tくんから本が出来上がったという報告。次の企画の打ち合わせ、来週を約す。お盆あけに、お盆あけにとスケジュールをとっていると身動きが取れなくなりそう。

2009年 :: 08月 :: 14日(金曜日)

仕事らしい仕事は次の次の次の次、くらいの本の企画書書きと、こないだ出たテレビ番組が本になるというのでその承諾書を書いてFAXしたくらい。

2009年 :: 08月 :: 17日(月曜日)

新企画打ち合わせ二つ、9月アタマに延びる。大きなものなのでかえってよかったか。

2009年 :: 08月 :: 18日(火曜日)

2時、新宿でR社Tくん打ち合わせ。彼が持ってきた企画に少し提案して変更し、カルチャースクールや銀座での例の企画に結びつけられるような感じにする。何しろTくん、すでにデスクなので通りが早い。あと、K社へのツナギもお願いしておく。

2009年 :: 08月 :: 20日(木曜日)

4時、新中野駅前ヴェローチェ。某誌インタビュー。ブルーレイで今度発売されるゴジラシリーズに関する話。トリビアと、日本人にとってゴジラとは、という話を話す。後者のテーマに関してはいま企画を出しているところなので、その前座的な思いで話す。自分でも思い掛けない結論が出た。

2009年 :: 08月 :: 21日(金曜日)

B社Kさんから電話、懸案の企画、根回し出来たのでGO、と。おお、素早い、とテンションあがる。時期もよし、これはいい感じで仕事できそう。ただしもう今月は予定ギッシリにて、打ち合わせスケジュールとるのがもう大変。X社の打ち合わせもしかり。これは来月なので舞台との兼ねあいだが。……というより今年はもう、これ以上入って大丈夫かというくらいのつまり様だが、ひょっとするとあと二冊以上入るかもしれず。冷や汗滲む。

2009年 :: 08月 :: 25日(火曜日)

三省堂2階に新しく出来た(でもテーブルの並びとかは前と同じ)喫茶店“UCCカフェコンフォート”でA社Yさんと打ち合わせ。いくつか企画を出したが、やはりこないだの打ち合わせで偶然出た案のものが一番インパクトあるよう。

2009年 :: 08月 :: 26日(水曜日)

原稿、さらに書く。
立川談志関連の本(プロデュース)の企画を進めているのだが、まさにその談志が年内休養というニュース。かつえているファンにとり、時宜を得た本になればいいが、と気を引き締める。
10時、やっと書き上がり(!)編集部Mくんにメール。
やれやれ、である。しかし、この原稿はそっくりそのまま、B社の企画書に使えるな、というたぐいのもの。

2009年 :: 08月 :: 27日(木曜日)

S社向けの企画、資料届いたので企画書として正式にまとめてメールする。名刺にあったメールアドレス、どこかに不備があったのか送れず、仕方なくFAX。

2009年 :: 09月 :: 02日(水曜日)

Sくんから連絡。某企画の問合せに代理店に行ったら、驚くべき方法を指示されたとか。あの超大手がそんなことやってんの、とびっくり。なるほど、これが使えればチェックメイトだな、これは。

2009年 :: 09月 :: 16日(水曜日)

T氏から電話、某企画、名乗り上げてくれたところがいずれも大手。ありがたし。

2009年 :: 09月 :: 17日(木曜日)

朝、長いことご無沙汰だった某氏から電話。中断中の企画だが、コンセプトまるで変わっていたので驚き、それならと協力申し出。

2009年 :: 09月 :: 18日(金曜日)

帰宅してメール返信、企画前に進むのは結構だが、公演中に見本作っておかねばならないのにはヒー。

2009年 :: 09月 :: 24日(木曜日)

21日の夢の記述だが、実は続きがあって、ある意外な人物が出てきた。以前から立てていたメディアミックス的な企画の中心がなかなか決定しなかったのだが、この人物を使えば、とふと思いついて、そしたら急に、それまでバラバラだったアイデア群が、一気に形を成してきた。あれは天啓だったのだろうか。そう思いたい。

2009年 :: 09月 :: 25日(金曜日)

実はこの数日で2回、同じ人物が夢に出てきて、ハテどういう深層心理かと不思議だったのだが、ふと、今進めている企画にこの人物を当てはめればと思ったとき、ハタ、と膝を叩いた。ひさびさに血が燃えるのを覚えた。

2009年 :: 09月 :: 29日(火曜日)

2時半、新宿らんぶるで朝日新聞出版Yさん。企画通ったので、そのスケジュール打ち合わせ。会議で期待度満点の高評価だったとか。で、新書企画だったのがいきなり単行本となり、出版時期も早まる。ちょっとあせる〆切設定だが、これはまあ、何とかやらねばなるまい。この出版氷河期のご時世、同時期に数冊、予定が重なるだけでも贅沢と言いつべし。

2009年 :: 09月 :: 30日(水曜日)

先日下北沢で会ったOプロモーションのKさんの紹介でN出版社長のTさん。何にせよ急に決まった会合なので、どんな企画を持っていったらいいのかわからず、以前出してペンディングになっていた某企画を出したら、「ウチの担当者がこういう企画ないかといつも言ってるんです」とのことで、ちょっと驚く(向うも驚いていた)。

2009年 :: 10月 :: 01日(木曜日)

そのN社のことと関係するあることで、ちょっと気になる報告あり。日本は文化国家でない、とつくづく思う。一方で、いろいろ心はずむやりとりもあり。やはり自分は企画常に立ててないとダメで、そのために頭使ってないとダメ。

2009年 :: 10月 :: 03日(土曜日)

以前、某氏からある席で「実はご紹介したいところがあるのだが、××社ってご存知ですか」と言われて、“つい最近、どこかで聞いた社名ですが”と答えたのだが、そのときは何だったか思い浮かばず、ウヨ曲折あって仕事を引き受けることにした。
今日気がついたが、そこは知人が大トラブルを起こした会社であった。最近聞いた筈だ。そこと現在、仕事の話が進んでいる。
私にとっては前から温めていた企画で、有難い話である。気がついた時点でかなり悩んだが、まあ、向うがそういうトラブルを起す可能性のある会社だ、ということを頭に入れているだけで状況はかなり違う筈だ。出版物を見ると、かなりいいものも出している。

2009年 :: 10月 :: 05日(月曜日)

1時、家を出てどんよりの天気の中、家を出る。某所某社某件打ち合わせ。まだ形がおぼろな企画なので表記もぼかす。
心の底では取ったか見たかの決定を期待していた部分があったがやはりなかなかそうはスムーズにはいかず。その代わり、別に制作会社入れて打ち合わせしようとか、テレビ局もかませようとか、話がいやに大きくなる。それだけ企画の輪郭が茫洋になるとも言えるが、さてどう目が出るか。
ちなみに、担当の人からも、意外な人のつながりを指摘されてびっくり。

2009年 :: 10月 :: 08日(木曜日)

昨日のメールのO社Kさんに電話、詳細を聞く。やはり昨日添付されていた企画書は最初のもので、電話があったのはもうちょっと地に足のついたものらしい。やや安心。
とりあえず打ち合わせ日取りを調整。打ち合わせばかりがどんどん増える。
打ち合わせも大事な仕事のうちだが、いくら打ち合わせが順調でも仕事をしたことにはならないわけで、あくまでも実質的打ち合わせの前段階に過ぎず。とはいえ、世の中の「モー、イソガシクッテシャーネーヤー」と吹聴する人間のほとんどはこの前段階で忙しいだけの話。その中から本当の仕事になるのが何%あるか?もっとも、打ち合わせがないと実質的仕事もないわけで、1000回そういう打ち合わせがあって3つ実現すればオンの字というのが通り相場の、まことに能率の悪い業界なのである。

2009年 :: 10月 :: 09日(金曜日)

企画ひとつ思いつきメモ。これはどこ用でもまだない、完全にメモ。しかし、いつ口がかかるかもしれない、あるいはかけられる場所が見つかるかもしれない、そのとき用に。妄想ふくらんで、楽しいこと。この妄想部分を削ったり形を変えたりして、現実的なものに整えていく作業があって、実際に使えるものになるわけだが、それは口がかかってからのこと。

4時、新宿東口らんぶる。Tくんと一緒にK社Iくん打ち合わせ。Iくん、若手編集者だった頃に比べだいぶ貫目がついた(体型的にも)という感じ。企画趣旨を説明すると、非常に面白がってくれる。ただし、彼がやっていたM新書はお取りつぶしが決まり、単行本として別のところに紹介をするということで、ちと時間かかりそう。再来週はまたK社ですよ、と、その打ち合わせ内容を話したら「いよいよですか〜!」と大変喜んでくれた。

2009年 :: 10月 :: 15日(木曜日)

『らんぶる』にてO社Kくんの引き合わせでL社S氏。
最初話をいただいたときには雲をつかむような話であったが、今日はまた、最初からいきなり具体的な話になる。当初は今日は何はともあれ顔合わせで、「ともかくお話をうかがいたい」ということだったが、茫漠たる状態で雑談してもと思い、とにかく数字や細かい部分のやり方など、イメージが先様にわくように話す。それは成功した模様。と、いうより、話しながら自分自身の頭の中が整理できて、できてみると、「コレハオモシロイカモシレナイ」という気持ちが自分の中で頭をもたげてきた。

話が順調にすすむときというのはそうしたもので、付随して、本来のR社のなわばりうちのお仕事、雑談の中でアイデア出したら「それは出来るだけ早く企画を出してください」というところまで固まってしまった。話はずんで1時間の予定が1時間半に延び、成果多大という手応え得て別れる。もっとも、K氏とは夕刻また会うことになっている。

2009年 :: 10月 :: 16日(金曜日)

K社への企画書を書いて、つないでくれるT氏に。

I氏の紹介で、講演仕事(昨日のとは別)の打ち合わせ。アークヒルズのロビーで待ち合わせだが、六本木駅を降りてからアークヒルズまでこんなに距離があるとは思わなかった。
でもまあ遅れもせず、無事ロビーでI氏と落ち合い、紹介してくれるB社へ。担当のT氏に挨拶。で、T氏はB社の人間なのだが、お仕事はそこの関連会社のC社からいただくことになるという、何かややこしい関係。
T氏、何と元はコミック関係出版社(よく知っているところ)にいたそうで、今のC社のちょっとお堅い業務内容とはイメージがまるで違って驚く。まあ、それを言えばI氏は私の認識ではピンク映画関連のお仕事の人、であって(失礼)、これまたイメージが合わない。
話を聞いたら、C社が今度出版事業を始めるそうで、その関連で本を一冊書いてもらいたい、で、その内容で講演会をやってもらいたいということだった。まあ、こちらとしては一粒で二度おいしいといった内容の話なので問題はなし。内容も打ち合わせる。
まあ、とにかくスケジュール立てをして、編集スタッフをこちらで押さえて、その予算組んでもらって、というような話をする。一応話をまとめて、打ち合わせとしては成功、の部類か。
しかるのちルノアール、フリー編集のNさん。久しぶり。
Nさんにはこちらからお願いしての打ち合わせで、以前立てた企画の実現可能性をちょっと打診してみたかった。幸い好評のようで、ただしあといくつか案が欲しいということで、来週中に送りますと安請け合いで返事する。

2009年 :: 10月 :: 28日(水曜日)

こないだ訪ねた某社から企画書の催促、恐縮。これも喫緊でやらぬとならぬ。

2009年 :: 11月 :: 02日(月曜日)

久しぶりに講談社本社へ打ち合わせ。
新書編集部のKさん。三階のカフェテリアで打ち合わせ。
こちらの企画意図を話すが、具体的な企画書を作ってこなかったので顔合わせのみで終ってしまう。向うはすぐ本造りにかかれるものを欲しがっていたらしい。これはこっちがノンビリすぎた。来週早々にもすぐ企画書を、と約して別れる。
Tくんはちょっと意気消沈気味だが、いやこの程度なら大丈夫とはげましておく。

2009年 :: 11月 :: 05日(木曜日)

どうするんだ、そのまま延び延びになっている某社への企画持ち込み。どうするんだ、延び延びになっている某社との打ち合わせ、どうするんだ、延び延びになっっている某社への原稿持ち込み。と、心はあせる身は細る。とはいえ眼前の楽しみな仕事もありまして……。

2009年 :: 11月 :: 07日(土曜日)

仕事関係、いろいろ連絡。公演の案内を出したり。
Tさんから電話、年末から正月にかけての某社の企画でいいのがないか、と。少し考えてみる。

2009年 :: 11月 :: 25日(水曜日)

某誌からある依頼。金になることではないが、こっちの思惑通りの
企画依頼で、思わずヤッタねとほくそ笑む。

2009年 :: 12月 :: 02日(水曜日)

今後の取材先予定なども打ち合わせ。あゆは1月の舞台稽古、私は12月の公演と書き下ろし本執筆でなかなか時間合わせられず、年末もギリの28か9あたりの仕事になりそう。今年の仕事おさめか。
その他の企画のこともT木さんと話す。感触はよし。

2009年 :: 12月 :: 30日(水曜日)

もう十年以上前に仕事をした、D社のAさん。今はK社で、風間やんわりさんの担当だとか。久闊を辞す。単行本で、企画あるのでちょっと……とか話をされる。

2009年 :: 12月 :: 31日(木曜日)

さて、年が改まってというより、私の今年は例の企画が通ったときに改まると言っていいだろうな。

最終更新:2010年02月18日 14:58
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