はじまり



ここは深森町(みもりちょう)と言う所のある一軒家。
他界した兄を想って自室で悲しむ主人公・霜月航(しもつきわたる)。
彼女は有能だった兄と何かと比べられ(映画スタンド・バイ・ミーのように)家庭の不和や同級生とのトラブルなどで落ち込む14歳の少女。

そんな彼女の前に現れた愚者(フール)は兄の残した形見のピアスを
片方奪って姿見の中に逃げ去ってしまう。
それを追いかけて鏡の向こうの世界へ着くと、そこは
航の知ってる深森町とは少し違う場所だった。


それで



JOJOみたいな感じでカードの住人と会っては別れて行く。
道中には姿を変えた航の同級生などもいる。

主人公、航は色々な住人達の言葉に惑わされるとか
あっちへ行けなどの情報を元に町内の色んな所に
足を運んだり、時折現れるフールを追いかけるなどして
色々な場所へ移って行く。

終盤には亡くなった兄や、自分の未来の娘などが現れ、
次第に鏡の世界の意味が深まってくる。

徐々に日も暮れ、とうとう夜になってしまう。
しかし色々な事情で家に帰りたくない航。

そこへ最後のカードであるワールドが現れる。
それはもう一人の航自身だった。
彼女が言うには、鏡の世界にいれば兄と一緒に永遠の時間を
過ごす事が出来る、しかしそうすればいずれ航が産むことになる
娘と会う事は出来ない。

と言う風に、元の世界に帰るべきか、鏡の世界に留まるべきか、選択を迫られる航。
兄やら娘やらの姿を借りて精神攻撃される中、色んな住人達の
言葉を思い出して元の世界へ帰る事を決心する航。

そこには再び兄の居ない生活が待っていたが、思い出は形見と
ともに彼女の中に残っているのだった。
添付ファイル