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チケットぴあ
(彼は逃れようとするが、花に覆われた生垣の方からクンドリーの声を耳にすると、狼狽のあまり凍ったように立ち止まる)

KUNDRY
パルジファル!・・・行かないで!

PARSIFAL
パルジファルだって・・・?
そんな風に昔お母さんが夢でおいらを呼んだぞ。

(少女達はクンドリーの声を聞くとびっくりして、すぐにパルジファルから遠ざかってしまった)


KUNDRY
(おもむろに姿を現わしながら)
ここに留まるのよ、パルジファル!歓びと幸せが
ともどもにあなたをお出迎えするでしょう。
可愛い小娘さん達、この方のお相手はよすのよ、
すぐに萎れてしまうお花さん達・・・
この方はあなた達のお遊びの相手ではなくってよ。
お家に帰って勇士たちの手当てをしてあげなさい、
みんなさみしくあなた方を待ってるでしょうから・・・。

(少女達は、ためらいながら渋々と、パルジファルから離れ、城へと引き下がって行く)


【少女たち全員】
あなたを手放すなんて、あなたを避けるなんて、
おお、悲しい!胸が痛くて悲しいの!
あたしたち、どんな男とだって喜んで別れるわ、
あなたと二人っきりでいられるのなら!
さようなら!元気でね!
ねっ、可愛いひと!エラそうなひと!
でも・・・おバカさん!

(最後の言葉とともに、少女達は笑い転げながら城の中に消えていく)


PARSIFAL
これってみんな・・・おいらの夢なのかなあ?

(パルジファルは、おずおずと声の聞こえてきた方に振り向く。すると花に覆われた生垣の隙間を通して、この上なく美しい若々しい一人の女性が現れる・・・それは、先ほどとは全く異なった姿をし、花を敷いた寝床の上でアラビアン・モードと言ってもいいほどファンタスティックな衣装だけを軽く羽織っているクンドリーの姿である)



PARSIFAL
(なおも遠くに突っ立ったまま)
名も無いおいらを呼び止めたのはあんたかい?

KUNDRY
あたし、あなたをこう呼んだのよ、
愚かで清い人『ファル・パルジ』・・・、
つまり、清らかな愚か者『パルジファル』と。
アラビアの地でこの世に別れを告げた時、息子を
そう呼んだのは、あなたの父親のガムレットでした。
母の胎内に包まれたその子に、お父さんは
死につつも、この名前で呼びかけたのです。
あたしがここで待っていたのはそれを知らせるため。
あなただって、その知らせ以外の何をお望み?

PARSIFAL
見てもいないし、夢にも見ないさ。ここでおいらが
見たこと、おいらを不安に満たしたことは。
あんたも、この花園から咲いた花なのかい?

KUNDRY
いいえ、パルジファル、愚かで清い人!
遠い、遠いところ・・・そこがあたしの故郷。
あなたに見つけてもらうため、ここにいただけ。
遠い所から来たあたしは色々なことをそこで見た。
お母さんの胸に抱かれた子供も見たわ。
その子の初めての笑い声は、まだ耳にこびりついている。
心に悩みを抱えていたけれど、それでも
ヘルツェライデ(心悩める女)はにっこり笑ったわ・・・
彼女の目を楽しませてくれる子供が、
お母さんの心の痛みなど知らぬげに、はしゃいだのだもの!
柔らかな苔の上に寝かせて、
やさしく撫でさすりながら、彼女はその子を眠りにつかせた。
心配に胸を痛めつつ、お母さんの愛情は
その子のまどろみを見守っていた。
朝が来て、その子を目覚めさせたのだって、
お母さんの熱い涙の滴だったのよ。
彼女は泣いてばかりいたわ。お父さんの愛と死を想って、
胸の痛みでいっぱいになっていたから。
だから、同じ危険からあなたを遠ざけることが
彼女の最高の使命となってしまった。
武器から遠ざけ、男どもの戦争と怒りから遠ざけ、
あなたを静かな所に隠して護ろうとした。
彼女は心配でいっぱい、ああ、不安のかたまり。
外界の知らせがあなたに来ないようにしていたの。
もしかしてまだ聞こえるんじゃない?
あなたが遠くに出かけて遅くなった時のお母さんの嘆き声が。
ねえ!あの時のお母さんの嬉しそうな笑い声!
あなたを探しながら駆け寄ってきて、
狂ったようにあなたに腕を巻きつけたでしょ・・・
あなた口づけのあまりむしろ怖くなったんじゃない?
でも、あなたには聞こえなかったのね・・・。
そんなお母さんの悲しみは・・・荒れ狂う苦しみは。
もうあなたは二度と戻らず、
あなたの足跡すら消えてしまった。
お母さんは、夜も昼もなく待ち続けたけど・・・
ついには嘆きの声さえ嗄れ果て、
哀しみに苦しみすら吸い取られて、
静かに死ぬことを求めるようになったの。
悩みが彼女の心を粉々にしてしまい、
「心悩める女」ヘルツェライデは死んだのよ・・・。

PARSIFAL
(どんどん真顔になり、ついには恐ろしいばかりに狼狽し、苦痛に打ちのめされながら、クンドリーの足下に崩れ落ちる)
悲しい!悲しい!おいら何をした?どこにいた?
お母さん!大好きな、やさしいお母さん!
あなたを殺したのは、あなたの息子、おいらだ!
ああ、このバカ!ぼんくらで、ふらふらしてるバカ!
どこをほっつき歩いてたんだ?あのひとを忘れて・・・
あなたを・・・あなたを忘れてしまって。
誰よりも大切な、いとしいお母さん!

KUNDRY
お母さんの苦しみがあなたにはまだわからない・・・
だから慰めの甘美さも、あなたの心を
癒すことがない・・・たとえそうだとしても、
あなたを悔やませる悲しみは、
あの苦しい思いは、愛があなたに
与えてくれる慰めの中で癒すことができるわ。

PARSIFAL
(ますます深く物想いに沈みながら)
お母さん・・・お母さん・・・よく忘れちまったもんだ!
ああ!おいら他のこともみんな忘れちまったのか?
一体何をまだ覚えてるって言うんだ?
おいらの中にあるのは、ぼんやりした愚かさだけ!

KUNDRY
(相変わらず横になったままパルジファルの頭上に屈み込むと、やわらかに額をつかみ、馴れ馴れしく、うなじに腕を巻きつけながら)

告白・・・
それは罪を悔恨に終わらせる。
認識・・・
それは愚かさを正気に返す。
愛を学び取るのよ・・・
ガムレットを包み込んだあの愛を。
ヘルツェライデが燃える思いで
黒焦げにするほどガムレットに注ぎ込んだ愛を。
あなたの体といい、命といい、
みんな、あの日、愛が与えたのよ・・・
だからその前では、死も愚かさも退散する・・・
愛が今日この日
あなたに与える贈り物・・・
それはお母さんの祝福の最後の挨拶・・・
愛の最初の口づけよ。

(クンドリーは頭を真っ向からパルジファルの顔に傾け、唇を彼の口に合わせ、長い口づけをする)


PARSIFAL
(いきなり、この上ない驚きの身振りを見せて跳び上がると、パルジファルの物腰は恐ろしいまでの変化を見せ始める。彼は、両手を荒々しく心臓に突き立てるが、それはあたかも心を引き裂く苦しみに打ち勝とうとするかのようである)

アンフォルタス・・・!
あの傷!・・・あの傷・・・!
あの傷が、ぼくの心で燃えている・・・!
ああ・・・!泣いている!泣いている!
おそろしいばかりに泣いている!
ぼくの心の奥底から叫び立ててるんだ。
ああ・・・!ああ・・・!
哀れな方!
悲しみに満ちた方!
傷口から、血が流れ出るのをぼくは見た・・・
その血は、いまぼくの中に流れてる・・・!
ここに・・・ここに!
ちがう!ちがうぞ!傷口からなんかじゃない。
血なんぞ、どくどくと流れ出てしまうがいい!
ここだ!この心の中に、燃え盛っているのだ!
このあこがれ、恐ろしいほどのあこがれは、
ぼくの理性をつかまえ、ふみにじっている!
ああ!・・・愛という苦悩!
全てが慄き、震え、痙攣する・・・
罪深い欲求のうちに!
(クンドリーが驚きと不審のうちにパルジファルを見つめていると、パルジファルは完全な忘我に陥り、ぞっとするほど静かな声で)

瞳はくぐもったまま聖杯を見つめる・・・
聖なる血が燃え立つ・・・
救いの歓びが、神聖な柔らかさのうちに、
あまねく全ての魂に響き渡っていく。
でもここだけ・・・この心の中では苦悩は去ろうとしない。
救世主の嘆きを、ぼくは聞いた、
泣いている、おお、泣いているのだ、
汚された聖なるものに向かって・・・、
『助けてくれ、救い出してくれ、
罪にまみれた者どもの手から!』
神様の泣き声が、おそろしい大声で、
ぼくの心にそう呼びかけたのだ。
だが、ぼくは、愚かで卑怯なぼくは・・・
子供じみた粗野な行いに逃げ込んでいた・・・!
(絶望して跪く)
救い主よ!救世主よ!癒しの主よ!
このような罪を、罪びとのぼくが償えるでしょうか?

KUNDRY
(彼女の驚きは情熱的な賛嘆へと変化し、恥ずかしそうにパルジファルに近寄ろうとする)

誉れ高き勇者よ!妄想はおよしなさい!
目を上げて、癒しの女をやさしく受け入れて!

PARSIFAL
(相変わらず腰を曲げた姿勢のままクンドリーをじっと見上げると、クンドリーは彼の上に身を屈め、愛撫するように体を動かし、パルジファルは、その様子を続く言葉のうちに描写する)

そうか!この声、こうあの方にも呼びかけたんだ、
この眼差し、ぼくにははっきりわかる・・・
この眼差しもあの方の心を乱して笑いかけたんだ、
唇は、ああ、きっと目の前でぷるぷる震えてたんだ。
うなじはしなだれかかり、
頭は、挑発するように持ち上げられ、
巻き毛が、笑顔とともにひらひらし、
かいなが、男の首に巻きつけられる。
やわらかなほっぺたが、ウフンと甘えると、
痛ましい業苦と共謀している
あの口が、こころの救いをすべて
吸い取りつくしたのだ・・・!
ああ・・・この口づけ・・・!
堕落させるひと!ぼくから離れてくれ!
二度と、二度と、僕の前に現れないでくれ!

(パルジファルは次第に身をもたげてきていたが、ここでクンドリーを突き放す)

KUNDRY
(この上なく情熱的に)
なんてひどい人!
あなたの心の中に
他人の苦しみだけしか感じないと言うのなら、
あたしの苦しみぐらい感じていいじゃない!
あなたが救い主だと言うのなら、
いやな人!何が、あなたとあたしを
一体にするあたしの救いを邪魔するの?
永劫の昔から、あたしはあなたを待っていた・・・
救世主を!・・・ああ・・・でも遅すぎるわ!だって
あたし、その救世主を思いっ切り罵ったのよ!
ああ!
あなたにわかるかしら?この呪いが!
眠ろうが起きようが、
死のうが生きようが、
痛もうが笑おうが、
新しい苦悩に送り返され、
終わりなく臨在して、あたしを苦しませる!
そう、あたしは見たのよ、あのお方を・・・
そして・・・笑っちゃったの・・・!
途端に、あたしに突き刺さった・・・あの眼差しが!
もう一度、この眼差しを探すように、と!
あの、この上ない危機に瀕したとき、
その眼は、もうそこまで来たように思った・・・
あの眼差しは、もうあたしの目の前にあったの・・・
でも呪わしい笑いが、また甦ってきたと思うと、
腕に転がり込んできたのは、一人の罪びと・・・!
もう笑っちゃうの、笑っちゃうの、
なのに泣くことはできない、
ただ叫び、怒り、
暴れ、猛り狂うだけ。
絶えず更新される妄想の夜の中から、
あたしは罪を償って目覚めることなどできやしない。
あたしが死ぬほど恋焦がれ待っているあの方、
あたしが見出した方、みじめに嘲り笑われた方、
あたしをその方の胸の中で泣かせてほしいの、
ただひと時だけでも、あなたと一つにならせて!
神様と世界は、あたしを追い払うだろうけど、
あなたといれば、あたしの罪は雪がれ救われるの!

PARSIFAL
永遠に
ぼくとあなたは呪われるでしょう!
たとえひと時だろうが
使命を忘れて、ぼくが
あなたの腕に抱かれたりすれば!
ぼくは、あなたの幸せのためにもここに来たのです、
あなたが、あのあこがれに目を背けられれば。
あなたの苦悩を終わらせる癒し・・・
それを与えるのは、苦悩が流れ出てくる泉じゃない。
あの泉が、あなたの中で閉じられるまでは、
あなたに幸せは決して与えられない。
別の、別のものなのです、ああ・・・!みんなが、
泣きながら、それに焦がれているのをぼくは見た。
彼方にいる兄たちが、ぞっとするような危険を冒して
我が身に苦行を課し、禁欲を課すのを見たのです。
でも澄んだ目で見極められる者がいるでしょうか?
唯一の幸せがそこから湧き出す「正しい泉」を。
ああ、みじめだ!あらゆる救いが消えてしまう!
ああ、狂気に包まれた世界の暗黒の夜だ・・・
無上の幸せを熱く求めつつ
呪いの泉ばかり恋焦がれてやまないなんて!

KUNDRY
(荒々しい陶酔に浸って)
だとすれば、あたしの口づけこそ、あなたを
あまねく世界を見晴るかす存在にしたわけね?
あたしが、たっぷりと愛を込めて抱擁すれば
あなたは神性すら手に入れることでしょう。
この世を救うのが、あなたの勤め。
抱擁のひと時は、あなたを神に作り上げるけれど、
それと引き換えに、あたしには永遠の罰をください!
あたしの傷を絶対に癒したりしないで!

PARSIFAL
神を穢す人よ、ぼくはあなたにも救いを与えます。

KUNDRY
神のごときあなたを愛させてください、
あたしを一緒に救ってくださるというのなら。

PARSIFAL
愛と救いはあなたに与えられます。
あなたがぼくに
アンフォルタスへの道筋を示してくれるなら。

KUNDRY
(怒りを爆発させて)
いやよ・・・!自分で探すがいい!
堕落した男は、そのまま堕ちていけばいいのよ・・・
忌わしいヤツ、
恥ずかしい欲情に駆られたヤツ、あたし、あいつを
嘲り笑ったわ、笑ったわ、笑ったわ、ハハハ!
だって、自分の槍に傷ついたんじゃない!

PARSIFAL
聖なる武器であの人を傷つけ得たのは誰です?

KUNDRY
あのお方よ・・・あのお方よ・・・
昔あたしの笑いに罰を与えたあのお方・・・
あのお方の呪いが・・・ああ、あたしに力をくれるの、
あなたにだって、この武器を取って来るわよ、
もしも、あの罪びとに、あなたが共に苦しむ名誉を
与えるなら!ああ・・・狂ってるわ!
(祈るように)
一緒に苦しんで!あたしと一緒に苦しんで!
ただひと時を、あたしに!
ただひと時を、あなたに・・・。
そうすれば、その道筋は
あなたに開かれる!

(パルジファルを抱きしめようとする。彼は激しく突き放す)

PARSIFAL
行ってください、忌わしいひと!

KUNDRY
(怒りに荒れ狂いつつ立ち上がり、舞台後方に向けて呼びかける)

手を貸して!加勢して!こっちよ!
生意気な男を足止めするの!こっちよ!
道をふさいで!
小道もふさぐのよ!
あなたがここから立ち去って、
この世のありとあらゆる道を見つけたとしても、
あなたが探し求める道、
その小道だけは、見つからないようにしてやる。
あなたをあたしから掻っさらって行く
すべての道と小道に、
あたしはこれから呪いをかける!
迷うがいい!迷うがいい!
あたしには馴染みの「迷い」を、
あなたの道連れにしてやるわ!

(クリングゾルが城壁の上に姿を見せ、パルジファルに向けて槍をしごく)

KLINGSOR
止まれ!由緒正しい武器でお前を呪縛してやる!
師匠の槍よ、弟子の愚か者に突き刺さるがいい!

(パルジファルに向けて槍を投げると、槍は彼の頭上に浮かんだまま止まってしまう。パルジファルは手に槍をつかむと、頭上に槍をかかげる)

PARSIFAL
お前の魔力を追い払う呪文を唱えるぞ。
槍よ、傷をふさぐがいい、
お前がこの槍で付けた傷を・・・
そして、この城の偽りの栄華を
悲しみの廃墟へと突き落とせ!

(十字のしるしを作りながら槍を振るうと、まるで地震にあったように城は崩れ落ちていく。庭園はあっと言う間にさみしく枯れ果ててしまい、萎れた花々が地面に撒き散らされる。クンドリーは絶叫しながらその場に崩れ落ちる。パルジファルは急いで立ち去ろうとするが、もう一度だけ立ち止まる)


PARSIFAL
(廃墟になった壁の高いところから、クンドリーを振り返る)

あなたはわかっているね、
どこで、ぼくにもう一度出会えるかを!

(パルジファルは走り去る。クンドリーは少しだけ身をもたげ、彼の背中を見送る)
Er will fliehen, als er aus dem Blumenhage Kundrys Stimme vernimmt und betroffen stillsteht

KUNDRY
Parsifal! – Weile!

PARSIFAL
Parsifal? ...
So nannte träumend mich einst die Mutter.

Die Mädchen sind bei dem Vernehmen der Stimme Kundrys erschrocken und haben sich alsbald von Parsifal zurückgehalten

KUNDRY
allmählich sichtbar werdend
Hier weile, Parsifal!
Dich grüsset Wonne und Heil zumal. –
Ihr kindischen Buhlen, weichet von ihm;
früh welkende Blumen,
nicht euch ward er zum Spiele bestellt.
Geht heim, pfleget der Wunden;
einsam erharrt euch mancher Held. –

Die Mädchen entfernen sich jetzt zaghaft und widerstrebend von Parsifal und ziehen sich nach dem Schlosse zu zurück

ALLE MÄDCHEN
Dich zu lassen, dich zu meiden,
O wehe! O wehe der Pein!
Von Allen möchten gern wir scheiden,
mit dir allein zu sein!
Leb wohl! Leb wohl!
Du Holder! Du Stolzer!
Du – Tor!

Mit dem Letzten sind die Mädchen, unter Gelächter, im Schlosse verschwunden

PARSIFAL
Dies Alles – hab ich nun geträumt?

Parsifal sieht sich schüchtern nach der Seite hin um, von welcher die Stimme kam. Dort ist jetzt, durch Enthüllung des Blumenhages, ein jugendliches Weib von höchster Schönheit – Kundry, in durchaus verwandelter Gestalt – auf einem Blumenlager, in leicht verhüllender, phantastischer Kleidung – annähernd arabischen Stiles – sichtbar geworden

PARSIFAL
noch ferne stehend
Riefest du mich Namenlosen?

KUNDRY
Dich nannt ich, tör'ger Reiner:
»Fal-parsi« –
Dich reinen Toren: »Parsifal«.
So rief, als in arab'schem Land er verschied,
dein Vater Gamuret dem Sohne zu,
den er, im Mutterschoss verschlossen,
mit diesem Namen sterbend grüsste;
ihn dir zu künden, harrt ich deiner hier:
was zog dich her, wenn nicht der Kunde Wunsch?

PARSIFAL
Nie sah ich, nie träumte mir, was jetzt
ich schau, und was mit Bangen mich erfüllt.
Entblühtest du auch diesem Blumenhaine?

KUNDRY
Nein, Parsifal, du tör'ger Reiner!
Fern – fern – ist meine Heimat.
Dass du mich fändest, verweilte ich nur hier;
von weither kam ich, wo ich viel ersah.
Ich sah das Kind an seiner Mutter Brust,
sein erstes Lallen lacht mir noch im Ohr;
das Leid im Herzen,
wie lachte da auch Herzeleide,
als ihren Schmerzen
zujauchzte ihrer Augen Weide!
Gebettet sanft auf weichen Moosen,
den hold geschläfert sie mit Kosen,
dem, bang in Sorgen,
den Schlummer bewacht der Mutter Sehnen,
den weckt' am Morgen
der heisse Tau der Muttertränen.
Nur Weinen war sie, Schmerzgebahren
um deines Vaters Lieb und Tod:
vor gleicher Not dich zu bewahren,
galt ihr als höchster Pflicht Gebot.
Den Waffen fern, der Männer Kampf und Wüten,
wollte sie still dich bergen und behüten.
Nur Sorgen war sie, ach! und Bangen:
nie sollte Kunde zu dir her gelangen.
Hörst du nicht noch ihrer Klagen Ruf,
wann spät und fern du geweilt?
Hei! Was ihr das Lust und Lachen schuf,
wann sie suchend dann dich ereilt;
wann dann ihr Arm dich wütend umschlang,
ward dir es wohl gar beim Küssen bang?
Doch, ihr Wehe du nicht vernahmst,
nicht ihrer Schmerzen Toben,
als endlich du nicht wiederkamst,
und deine Spur verstoben.
Sie harrte Nächt und Tage, –
bis ihr verstummt die Klage,
der Gram ihr zehrte den Schmerz,
um stillen Tod sie warb:
ihr brach das Leid das Herz,
und – Herzeleide starb. –

PARSIFAL
immer ernsthafter, endlich furchtbar betroffen, sinkt, schmerzlich überwältigt, bei Kundrys Füssen nieder
Wehe! Wehe! Was tat ich? – Wo war ich? –
Mutter! Süsse, holde Mutter!
Dein Sohn, dein Sohn musste dich morden! –
O Tor! Blöder, taumelnder Tor!
Wo irrtest du hin, ihrer vergessend, –
deiner, deiner vergessend?
Traute, teuerste Mutter!

KUNDRY
War dir fremd noch der Schmerz,
des Trostes Süsse
labte nie auch dein Herz;
das Wehe, das dich reut,
die Not nun büsse
im Trost, den Liebe dir beut.

PARSIFAL
im Trübsinn immer tiefer sich sinken lassend
Die Mutter, – die Mutter – konnt ich vergessen!
Ha! – Was Alles vergass ich wohl noch?
Wes war ich je noch eingedenk? –
Nur dumpfe Torheit lebt in mir!

KUNDRY
immer noch in liegender Stellung, beugt sich über Parsifals Haupt, fasst sanft seine Stirne und schlingt traulich ihren Arm um seinen Nacken
Bekenntnis
wird Schuld in Reue enden –
Erkenntnis
in Sinn die Torheit wenden.
Die Liebe lerne kennen,
die Gamuret umschloss,
als Herzeleids Entbrennen
ihn sengend überfloss! –
Die Leib und Leben
einst dir gegeben,
der Tod und Torheit weichen muss, –
sie beut
dir heut –
als Muttersegens letzten Gruss,
der Liebe ersten Kuss.

Sie hat ihr Haupt völlig über das seinige geneigt, und heftet nun ihre Lippen zu einem langen Kusse auf seinen Mund

PARSIFAL
fährt plötzlich mit einer Gebärde des höchsten Schrekkens auf: seine Haltung drückt eine furchtbare Veränderung aus; er stemmt seine Hände gewaltsam gegen das Herz, wie um einen zerreissenden Schmerz zu bewältigen
Amfortas! ...
Die Wunde! – Die Wunde! –
Sie brennt in meinem Herzen! –
Oh –! Klage! Klage!
Furchtbare Klage!
Aus tiefstem Herzen schreit sie mir auf.
Oh –! Oh –!
Elender!
Jammervollster!
Die Wunde sah ich bluten, –
nun blutet sie in mir –!
Hier – hier! ...
Nein! Nein! Nicht die Wunde ist es.
Fliesse ihr Blut in Strömen dahin!
Hier! Hier im Herzen der Brand!
Das Sehnen, das furchtbare Sehnen,
das alle Sinne mir fasst und zwingt!
Oh! – Qual der Liebe!
Wie Alles schauert, bebt und zuckt –
in sündigem Verlangen!
Während Kundry in Schrecken und Verwunderung auf Parsifal hinstarrt, gerät dieser in völlige Entrücktheit. – Schauerlich leise
Es starrt der Blick dumpf auf das Heilsgefäss:
das heil'ge Blut erglüht;
Erlösungswonne, göttlich mild,
durchzittert weithin alle Seelen.
Nur hier, – im Herzen will die Qual nicht weichen.
Des Heilands Klage da vernehm ich,
die Klage, ach, die Klage
um das entweihte Heiligtum:
»Erlöse, rette mich
aus schuldbefleckten Händen!«
So rief die Gottesklage
furchtbar laut mir in die Seele.
Und ich ... der Tor ... der Feige ...
zu wilden Knabentaten floh ich hin! ...
Er stürzt verzweiflungsvoll auf die Knie
Erlöser! Heiland! Herr der Hulden!
Wie büss ich Sünder solche Schuld?

KUNDRY
deren Erstaunen in leidenschaftliche Bewunderung übergegangen, sucht schüchtern sich Parsifal zu nähern
Gelobter Held! Entflieh dem Wahn!
Blick auf, sei hold der Huldin Nah'n!

PARSIFAL
immer in gebeugter Stellung, starr zu Kundry aufblickend, während diese sich zu ihm neigt und die liebkosenden Bewegungen ausführt, die er mit dem Folgenden bezeichnet
Ja! ... diese Stimme ... so – rief sie ihm;
und diesen Blick – deutlich erkenn ich ihn, –
auch diesen, der ihm so friedlos lachte; –
die Lippe, ja ... so zuckte sie ihm;
so neigte sich der Nacken, –
so hob sich kühn das Haupt;
so flatterten lachend die Locken,
so schlang um den Hals sich der Arm;
so schmeichelte weich die Wange;
mit aller Schmerzen Qual im Bunde,
das Heil der Seele
entküsste ihm der Mund –!
Ha – dieser Kuss! ...
Verderberin! Weiche von mir!
Ewig, ewig von mir!

Parsifal hat sich allmählich erhoben, und stösst Kundry von sich

KUNDRY
in höchster Leidenschaft
Grausamer!
Fühlst du im Herzen
nur And'rer Schmerzen,
so fühle jetzt auch die meinen!
Bist du Erlöser,
was bannt dich, Böser,
nicht mir auch zum Heil dich zu einen?
Seit Ewigkeiten harre ich deiner,
des Heilands – ach! – so spät ...
den einst ich kühn geschmäht.
Oh!
Kenntest du den Fluch,
der mich durch Schlaf und Wachen,
durch Tod und Leben,
Pein und Lachen,
zu neuem Leiden neu gestählt,
endlos durch das Dasein quält!
Ich sah – Ihn – Ihn –
und ... lachte:
da traf mich ... sein Blick! –
ihm wieder zu begegnen.
In höchster Not
wähn ich sein Auge schon nah, –
den Blick schon auf mir ruhn ...
Da kehrt mir das verfluchte Lachen wieder:
ein Sünder sinkt mir in die Arme! –
Da lach ich, lache,
kann nicht weinen,
nur schreien, wüten,
toben, rasen
in stets erneueter Wahnsinns-Nacht,
aus der ich büssend kaum erwacht.
Den ich ersehnt in Todesschmachten,
den ich erkannt – den blöd Verlachten:
lass mich an seinem Busen weinen,
nur eine Stunde mit dir vereinen,
und ob mich Gott und Welt verstösst
in dir entsündigt sein und erlöst!

PARSIFAL
In Ewigkeit
wärst du verdammt mit mir
für eine Stunde
Vergessens meiner Sendung,
in deines Arms Umfangen!
Auch dir bin ich zum Heil gesandt,
bleibst du dem Sehnen abgewandt.
Die Labung, die dein Leiden endet,
beut nicht der Quell, aus dem es fliesst;
das Heil wird nimmer dir gespendet,
eh jener Quell sich dir nicht schliesst.
Ein Andres ist's, ein Andres, ach! –
nach dem ich jammernd schmachten sah;
die Brüder dort, in grausen Nöten,
den Leib sich quälen und ertöten.
Doch, wer erkennt ihn klar und hell,
des einz'gen Heiles wahren Quell?
Oh, Elend, aller Rettung Flucht!
Oh, Weltenwahns Umnachten:
in höchsten Heiles heisser Sucht
nach der Verdammnis Quell zu schmachten!

KUNDRY
in wilder Begeisterung
So war es mein Kuss,
der Welt-hellsichtig dich machte?
Mein volles Liebes-Umfangen
lässt dich dann Gottheit erlangen.
Die Welt erlöse, ist dies dein Amt,
schuf dich zum Gott die Stunde,
für sie lass mich ewig dann verdammt,
nie heile mir die Wunde!

PARSIFAL
Erlösung, Frevlerin, biet ich auch dir.

KUNDRY
Lass mich dich Göttlichen lieben,
Erlösung gabst du dann auch mir.

PARSIFAL
Lieb' und Erlösung soll dir werden,
zeigest du
zu Amfortas mir den Weg.

KUNDRY
in Wut ausbrechend
Nie –! sollst du ihn finden!
Den Verfall'nen, lass ihn verderben –
den Unsel'gen,
Schmach-lüsternen,
den ich verlachte – lachte – lachte – haha!
Ihn traf ja der eigne Speer!

PARSIFAL
Wer durft ihn verwunden mit der heil'gen Wehr?

KUNDRY
Er ... Er ...
der einst mein Lachen bestraft ...
Sein Fluch – ha, mir gibt er Kraft;
gegen dich selbst ruf ich die Wehr,
gibst du dem Sünder des Mitleids Ehr'! ...
Ha ... Wahnsinn!
flehend
Mitleid! Mitleid mit mir!
Nur eine Stunde mein!
Nur eine Stunde dein ...
und des Weges
sollst du geleitet sein!

Sie will ihn umarmen. Er stösst sie heftig von sich

PARSIFAL
Vergeh, unseliges Weib!

KUNDRY
rafft sich mit wildem Wutrasen auf und ruft dem Hintergrunde zu:
Hilfe! Hilfe! Herbei!
Haltet den Frechen! Herbei!
Wehrt ihm die Wege!
Wehrt ihm die Pfade!
Und flöhest du von hier, und fändest
alle Wege der Welt,
den Weg, den du suchst,
des Pfade sollst du nicht finden:
denn Pfad und Wege,
die dich mir entführen,
so verwünsch ich sie dir!
Irre! Irre!
mir so vertraut –
dich weih ich ihm zum Geleit!

Klingsor ist auf der Burgmauer herausgetreten und schwenkt eine Lanze gegen Parsifal

KLINGSOR
Halt da! Dich bann ich mit der rechten Wehr!
Den Toren stelle mir seines Meisters Speer!

Er schleudert auf Parsifal den Speer, welcher über dessen Haupte schweben bleibt. Parsifal erfasst den Speer mit der Hand und hält ihn über seinem Haupte

PARSIFAL
Mit diesem Zeichen bann ich deinen Zauber:
wie die Wunde er schliesse,
die mit ihm du schlugest,
in Trauer und Trümmer
stürz' er die trügende Pracht!

Er hat den Speer im Zeichen des Kreuzes geschwungen: wie durch ein Erdbeben versinkt das Schloss. Der Garten ist schnell zu einer Einöde verdorrt; verwelkte Blumen verstreuen sich auf dem Boden. Kundry ist schreiend zusammengesunken. Parsifal hält, im Enteilen, noch einmal an

PARSIFAL
wendet sich von der Höhe der Mauertrümmer zu Kundry zurück
Du weisst,
wo du mich wiederfinden kannst!

Parsifal enteilt. Kundry hat sich ein wenig erhoben und nach ihm geblickt


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@ wagnerianchan

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