"ルル"

対訳

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ルルの歌(動画対訳)


あらすじ

  • ある夜、街で財布を掏ろうとした女の子(ルル)をつかまえたシェーン博士は、すぐ警察へ突き出そうと思ったが、思うところがあり、そのまま自分の家に連れて帰った。知り合いの女に預けて、礼儀作法を身に付けさせ、ダンスの練習をさせてみると、その子はめきめきと上達した。しばらくして、シェーンは、その子をミニョン(ゲーテの『ヴィルヘルムマイスター』に登場する美少女の名前)と名付け、自分の家に迎え入れた。

訳者より

  • 『ルル』は、人によって好き嫌いの分かれる作品ではないかと思います。音楽は、おそらくワーグナーが聴ける人ならOKなはずなので、問題は話の内容です。果たして、主人公ルルに共感できるかということなのですが、「男を次々と破滅させる妖婦」みたいに捉えると、難しいでしょうね。とは言え、ルルを「社会の犠牲者」みたいに捉えるのもどうか?という気がします。

第3幕について

  • アルバン・ベルクの著作権は消滅していますが、フリードリヒ・ツェルハが補筆した第3幕の著作権は判断がつきかねるので掲載していません。ちなみにフランク・ヴェーデキントの著作権は消滅しています。

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最終更新:2021年08月07日 18:42