対訳
登場人物
- GOFFREDO(ゴッフレード)・・・十字軍の将軍
- EUSTAZIO(エウスターツィオ)・・・ゴッフレードの弟、武将
- ALMIRENA(アルミレーナ)・・・ゴッフレードの娘、リナルドと許婚
- RINALDO(リナルド)・・・十字軍の勇士、アルミレーナと許婚
- MAGO(魔法使い)・・・キリスト教の魔法使い
- ARGANTE(アルガンテ)・・・エルサレムの王、アルミーダの恋人
- ARMIDA(アルミーダ)・・・魔女、ダマスカスの女王、アルガンテの恋人
- ARALDO(使者)、DONNA(女)、SIRENE(海の精)
あらすじ
- 十字軍の将軍ゴッフレードは、娘アルミレーナと相思相愛の勇士リナルドに、「戦いに勝ってエルサレムを手に入れたら、娘との結婚を許す」と約束。一方、窮地に陥っているエルサレム側は、王アルガンテが十字軍に3日間の停戦を要求、恋人でもある魔女アルミーダの力を借り、形勢逆転を狙おうとする。彼らは、十字軍の大黒柱リナルドを無力にすれば勝機はあると考え、そのためにまずアルミレーナを誘拐することにする。
- 美しい場所でリナルドとアルミレーナが愛を語らっていると、黒い雲の塊に襲われ目の前でアルミレーナが連れ去られる。茫然自失のリナルドらは彼女を救うために、その知恵を授けてくれる魔法使いの住処を目指すことにする。
訳者より
- 「リナルド」は、ヘンデルの5つある魔法オペラの1つです。名アリア「私を泣かせてください」を含むことや、ヘンデルの略歴で必ず言及される(ロンドンで最初に上演した作品で、大ヒットした)ため、ヘンデル・オペラの中ではある意味一番「有名」かもしれません。しかし必ずしも「傑作」とは言えず、その難点はかなりの部分台本に見出すことができます。
訳者のブログ
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最終更新:2010年08月22日 21:56