第8場
(女王が雷鳴とともに舞台中央のせり出しから出て来て、一直線にパミーナを目がけて進み、その前に立つ)
(女王が雷鳴とともに舞台中央のせり出しから出て来て、一直線にパミーナを目がけて進み、その前に立つ)
KÖNIGINN
さがれ!
さがれ!
PAMINA
(目を覚まして)
母神(ははがみ)さま!
(目を覚まして)
母神(ははがみ)さま!
MONOSTATOS
(飛びのきながら)
なんてこった!あれは、見間違えでなければ、夜の女神だ。
(物音一つ立てずに立っている)
(飛びのきながら)
なんてこった!あれは、見間違えでなければ、夜の女神だ。
(物音一つ立てずに立っている)
PAMINA
お母様!あたしのお母様!
(女神の腕に飛びこむ)
お母様!あたしのお母様!
(女神の腕に飛びこむ)
MONOSTATOS
母さんだって?ほほう!少し離れて聞いておかねば。
(こそこそと退場)
母さんだって?ほほう!少し離れて聞いておかねば。
(こそこそと退場)
KÖNIGINN
あの暴力にすら感謝しなきゃね。お前はさらわれたけれど、今こうやって母娘(おやこ)の名乗りができるのだから。お前に遣わしたあの若者はどこ?
あの暴力にすら感謝しなきゃね。お前はさらわれたけれど、今こうやって母娘(おやこ)の名乗りができるのだから。お前に遣わしたあの若者はどこ?
PAMINA
ああ、お母様、あのひとは人々の交わりから永久に別れを告げました。信者達にその身を委ねたのですから。
ああ、お母様、あのひとは人々の交わりから永久に別れを告げました。信者達にその身を委ねたのですから。
KÖNIGINN
信者達にですって・・・?運の悪い娘ね、今お前は永久にさらわれてしまった。
信者達にですって・・・?運の悪い娘ね、今お前は永久にさらわれてしまった。
PAMINA
さらわれた?ああ、お母様!あなたが守ってくれるから、あたし、どんなピンチにも耐えているのに。
さらわれた?ああ、お母様!あなたが守ってくれるから、あたし、どんなピンチにも耐えているのに。
KÖNIGINN
守る?いとしい我が子よ、もうお前を守る事はできないわ。お前のお父さんの死と同時に、あたしの力は無くなってしまったの。
守る?いとしい我が子よ、もうお前を守る事はできないわ。お前のお父さんの死と同時に、あたしの力は無くなってしまったの。
PAMINA
お父様は・・・
お父様は・・・
KÖNIGINN
自らすすんで七重の光輪を信者達の手に委ねたのよ。だからザラストロはあの強大な光輪を懐に入れたの。あたしがそのことを尋ねた時、お父様は眉間に皺を寄せてこう言ったわ。「妻よ!わしの最後は近い。わしの持つ全ての宝は、お前とあの娘(こ)のものじゃ」
「だけど全てを焼きつくすあの光輪は?」とあたしが話に割って入ると、「それは信者達のものじゃ」との答え。
「ザラストロは、かつてのお前同様、男らしく光輪を管理するはずじゃ。だから、もう何も言わないでくれ。女のこころに理解できないことを詮索するな。お前とあの娘(こ)を賢い男達の指導に任せることがお前の義務じゃ。」
自らすすんで七重の光輪を信者達の手に委ねたのよ。だからザラストロはあの強大な光輪を懐に入れたの。あたしがそのことを尋ねた時、お父様は眉間に皺を寄せてこう言ったわ。「妻よ!わしの最後は近い。わしの持つ全ての宝は、お前とあの娘(こ)のものじゃ」
「だけど全てを焼きつくすあの光輪は?」とあたしが話に割って入ると、「それは信者達のものじゃ」との答え。
「ザラストロは、かつてのお前同様、男らしく光輪を管理するはずじゃ。だから、もう何も言わないでくれ。女のこころに理解できないことを詮索するな。お前とあの娘(こ)を賢い男達の指導に任せることがお前の義務じゃ。」
PAMINA
お母様、そうだとすると、あの若者と私も永久におしまいなのですね。
お母様、そうだとすると、あの若者と私も永久におしまいなのですね。
KÖNIGINN
おしまいよ・・・太陽が地上を照らす前に、この地底の丸天井を通って逃げるように、あの男を説得しなければね。昼の最初の薄明りが、あの男があなたの味方になるか、信者達の味方になるかの分かれ目。
おしまいよ・・・太陽が地上を照らす前に、この地底の丸天井を通って逃げるように、あの男を説得しなければね。昼の最初の薄明りが、あの男があなたの味方になるか、信者達の味方になるかの分かれ目。
PAMINA
お母様。いまは信者になったとて、あの若者を私が今こんなに愛情込めて想うことはいけないことでしょうか?
確かに、お父様ご自身は賢者たちと手を結んでいました。感極まって話すことといえば、いつでも賢者たちのことばかり。彼らの善良さ、理解力、そして美徳のことばかりでした。ですが、ザラストロも満更、人徳のない人とも思えませんが・・・。
お母様。いまは信者になったとて、あの若者を私が今こんなに愛情込めて想うことはいけないことでしょうか?
確かに、お父様ご自身は賢者たちと手を結んでいました。感極まって話すことといえば、いつでも賢者たちのことばかり。彼らの善良さ、理解力、そして美徳のことばかりでした。ですが、ザラストロも満更、人徳のない人とも思えませんが・・・。
KÖNIGINN
何を言うの!野蛮人どもの恥知らずな原理原則を、あたしの娘までが弁護するなんて?あんな男を想っているですって・・・隙あらばと、あたしの破滅を窺っている仇敵と手を結んだ男よ?
この短刀が見えて?ザラストロのために研いだのよ。あなたの役目は、あいつを殺し、強大な光輪をあたしのために手に入れること。
何を言うの!野蛮人どもの恥知らずな原理原則を、あたしの娘までが弁護するなんて?あんな男を想っているですって・・・隙あらばと、あたしの破滅を窺っている仇敵と手を結んだ男よ?
この短刀が見えて?ザラストロのために研いだのよ。あなたの役目は、あいつを殺し、強大な光輪をあたしのために手に入れること。
PAMINA
でも、お母様・・・!
でも、お母様・・・!
KÖNIGINN
問答無用よ!
問答無用よ!
【ナンバー14 アリア】
KÖNIGIN DER NACHT<夜の女王
ぐつぐつ煮立つ地獄の復讐、
めらめら燃える死と絶望!
ザラストロというヤツに、
死の苦しみを味わわせねば
あんた、あたしの娘じゃないわ。
永遠(とわ)に勘当、おさらばよ。
母娘(おやこ)の絆もご破算ね、
あやつの息の根、止めなくば!
さあ復讐の女神たち、母の言うこと聞くのです!
ぐつぐつ煮立つ地獄の復讐、
めらめら燃える死と絶望!
ザラストロというヤツに、
死の苦しみを味わわせねば
あんた、あたしの娘じゃないわ。
永遠(とわ)に勘当、おさらばよ。
母娘(おやこ)の絆もご破算ね、
あやつの息の根、止めなくば!
さあ復讐の女神たち、母の言うこと聞くのです!
(奈落に姿を消す)
第9場
(パミーナは手に短剣を持っている)
(パミーナは手に短剣を持っている)
PAMINA
殺すですって?女神様がた!そんなことできない・・・できっこない!
(想いに沈んで立ちつくす)
殺すですって?女神様がた!そんなことできない・・・できっこない!
(想いに沈んで立ちつくす)
第10場
前出の人々。モノスタトス
前出の人々。モノスタトス
MONOSTATOS
(急いでやって来る。こそこそと、とてもうれしそうに)
なるほど、ザラストロの光輪とやらに力があるというわけか?これを手に入れるために、あの美女はあいつを殺さねばならないわけか?こいつは、面白くなってきた。
(急いでやって来る。こそこそと、とてもうれしそうに)
なるほど、ザラストロの光輪とやらに力があるというわけか?これを手に入れるために、あの美女はあいつを殺さねばならないわけか?こいつは、面白くなってきた。
PAMINA
でも、お母様はすべての女神様に誓われた・・・あたしがザラストロに短剣を向けなければ、あたしを追放すると。ああ、女神様!あたし、どうすればいいの?
でも、お母様はすべての女神様に誓われた・・・あたしがザラストロに短剣を向けなければ、あたしを追放すると。ああ、女神様!あたし、どうすればいいの?
MONOSTATOS
オレにまかせろ!
(彼女から短剣を奪い取る)
オレにまかせろ!
(彼女から短剣を奪い取る)
PAMINA
(驚いて叫ぶ)
いや!
(驚いて叫ぶ)
いや!
MONOSTATOS
何だって震えてる?俺が腹黒だからか?それとも殺すことを考えていたからか?
何だって震えてる?俺が腹黒だからか?それとも殺すことを考えていたからか?
PAMINA
(おずおずと)
知ってるのね・・・?
(おずおずと)
知ってるのね・・・?
MONOSTATOS
全てをな。もう一つ知っているぞ・・・お前のみならず、お前の母親の命も俺の手のひらの上にあるってことをな。
俺がザラストロに一言言えば、お前の母親は、この円屋根付き地下室の、信者達が掃除するはずの水の中で溺れ死んじまうだろうな。
俺がそう仕組んだら、この地下室から母さんが無事出られることは絶対にないぞ。お前と母親が助かるためのただ一つの道は・・・。
全てをな。もう一つ知っているぞ・・・お前のみならず、お前の母親の命も俺の手のひらの上にあるってことをな。
俺がザラストロに一言言えば、お前の母親は、この円屋根付き地下室の、信者達が掃除するはずの水の中で溺れ死んじまうだろうな。
俺がそう仕組んだら、この地下室から母さんが無事出られることは絶対にないぞ。お前と母親が助かるためのただ一つの道は・・・。
PAMINA
それは?
それは?
MONOSTATOS
俺を好きになれよ。
俺を好きになれよ。
PAMINA
(ぶるぶる震えだして)
神さまあ!
(ぶるぶる震えだして)
神さまあ!
MONOSTATOS
(うれしそうに)嵐のおかげで、
小枝(こえだ)ちゃんがオレの所に吹き飛ばされてきたぞ。さあ、お嬢ちゃん・・・!イエスかノーか!
(うれしそうに)嵐のおかげで、
小枝(こえだ)ちゃんがオレの所に吹き飛ばされてきたぞ。さあ、お嬢ちゃん・・・!イエスかノーか!
PAMINA
(きっぱりと)
ノーよ!
(きっぱりと)
ノーよ!
MONOSTATOS
(激怒して)
ノーだと?なぜだ?
俺が黒い幽霊のように腹黒だからか?・・・ノーだと?それなら死んじまえ!
(彼女の手をつかむ)
(激怒して)
ノーだと?なぜだ?
俺が黒い幽霊のように腹黒だからか?・・・ノーだと?それなら死んじまえ!
(彼女の手をつかむ)
PAMINA
モノスタトス、お願いよ、ひどいことしないで!
モノスタトス、お願いよ、ひどいことしないで!
MONOSTATOS
好きになるか死ぬかだ・・・!さあ!命の分かれ目だぞ。
好きになるか死ぬかだ・・・!さあ!命の分かれ目だぞ。
PAMINA
あの若者に心を捧げてしまったの。
あの若者に心を捧げてしまったの。
MONOSTATO
それが俺に何のかかわりがあるってんだ。さあ!
それが俺に何のかかわりがあるってんだ。さあ!
PAMINA
(きっぱりと)
いやです!
(きっぱりと)
いやです!
第11場
前出の人々。ザラストロ
前出の人々。ザラストロ
MONOSTATOS
それなら、死ね!
(ザラストロは素早く割って入る)
ご主人様、私の行いは罰するようなものではありませぬぞ。あなた様の死を謀るヤツがいたので、わしはその復讐を図ったのでございます。
それなら、死ね!
(ザラストロは素早く割って入る)
ご主人様、私の行いは罰するようなものではありませぬぞ。あなた様の死を謀るヤツがいたので、わしはその復讐を図ったのでございます。
SARASTRO
良く知っておるぞ。
お前が心の底から腹黒だということも。お前の悪行を極刑でもって罰したいところだ。もし、この善良な娘の邪悪な母親がこの短剣を準備していなかったとしたらな。
あの女の邪悪な行為のおかげで、お前は罰を受けずにこの場から去ることができるのだ。去れ!
良く知っておるぞ。
お前が心の底から腹黒だということも。お前の悪行を極刑でもって罰したいところだ。もし、この善良な娘の邪悪な母親がこの短剣を準備していなかったとしたらな。
あの女の邪悪な行為のおかげで、お前は罰を受けずにこの場から去ることができるのだ。去れ!
MONOSTATOS
(退場しながら)
あの娘は俺になびかないようだ。それじゃひとつ母親のほうを訪ねてみるか。
(退場)
(退場しながら)
あの娘は俺になびかないようだ。それじゃひとつ母親のほうを訪ねてみるか。
(退場)
第12場
モノスタトス以外の前出の人々
モノスタトス以外の前出の人々
PAMINA
ザラストロ様、お母様を罰しないで下さい。私がいないことがよほど辛いのです。
ザラストロ様、お母様を罰しないで下さい。私がいないことがよほど辛いのです。
SARASTRO
良く分かっておる。あの女は寺院の地下室をうろつき回り、わしと人類への復讐に燃えておるのじゃ。だが、わしの復讐のしかたは、見ての通り一味違うぞ。
天は、あの可愛い若者に敬虔な決意を抱かせ、勇気と平静を与えて下さるはずじゃ。そうすれば、そなたと若者は共に幸せになり、母上は恥じ入って居城へと退散するじゃろう。
良く分かっておる。あの女は寺院の地下室をうろつき回り、わしと人類への復讐に燃えておるのじゃ。だが、わしの復讐のしかたは、見ての通り一味違うぞ。
天は、あの可愛い若者に敬虔な決意を抱かせ、勇気と平静を与えて下さるはずじゃ。そうすれば、そなたと若者は共に幸せになり、母上は恥じ入って居城へと退散するじゃろう。
【ナンバー15 アリア】
SARASTRO
この神聖な広間には、
復讐などは縁がない・・・
よしや、その人つまずけば、
義務へとみちびく、その愛は。
友情の手を見出して、さても楽しく
ほがらかに、より良き国に至るのだ。
この神聖な城内は、
人と人とが愛し合う。
裏切り者は、あり得ない。
ここでは敵も赦すのだ。
教えを受け入れない者は、
人間の名に値せぬ。
この神聖な広間には、
復讐などは縁がない・・・
よしや、その人つまずけば、
義務へとみちびく、その愛は。
友情の手を見出して、さても楽しく
ほがらかに、より良き国に至るのだ。
この神聖な城内は、
人と人とが愛し合う。
裏切り者は、あり得ない。
ここでは敵も赦すのだ。
教えを受け入れない者は、
人間の名に値せぬ。
(二人とも退場)
第13場
(舞台は、空中ゴンドラが行き来する広さのある広間に替わる。空中ゴンドラは、バラや花々に取り巻かれている。すぐに扉が開く)
(舞台は、空中ゴンドラが行き来する広さのある広間に替わる。空中ゴンドラは、バラや花々に取り巻かれている。すぐに扉が開く)
(タミーノとパパゲーノは、頭の覆いを外されて、2人の祭司に導かれて来る。舞台のずっと前方には、ベンチ状になった芝生がある)
SPRECHER
ここで、お前達二人とはお別れだ。ラッパの音が響いたら、その道を行くが良い。
王子よ、達者でな!目的地に着く前にもう一度会うこともあるじゃろうて。もう一度繰り返すが、忘れてはならぬぞ・・・沈黙をな。
(退場する)
ここで、お前達二人とはお別れだ。ラッパの音が響いたら、その道を行くが良い。
王子よ、達者でな!目的地に着く前にもう一度会うこともあるじゃろうて。もう一度繰り返すが、忘れてはならぬぞ・・・沈黙をな。
(退場する)
ZWEYTER PRIESTER
パパゲーノよ、ここで沈黙を破る者には雷鳴と稲妻の罰が下るぞ。達者でな!
パパゲーノよ、ここで沈黙を破る者には雷鳴と稲妻の罰が下るぞ。達者でな!
(退場)
第14場
タミーノ、パパゲーノ
タミーノ、パパゲーノ
(タミーノは、ベンチ状の芝生に腰かける)
PAPAGENO
(少し間を置いてから)
タミーノ!
(少し間を置いてから)
タミーノ!
TAMINO
(叱るように)
しっ!
(叱るように)
しっ!
PAPAGENO
まったく楽しいったらありゃしない・・・!
せめて、ぼくの藁小屋か森の中にいりゃ、鳥の鳴き声ぐらい聞こえるってのにさ。
まったく楽しいったらありゃしない・・・!
せめて、ぼくの藁小屋か森の中にいりゃ、鳥の鳴き声ぐらい聞こえるってのにさ。
TAMINO
(叱るように)
しっ!
(叱るように)
しっ!
PAPAGENO
きみと話すぐらいは、大丈夫だろ。それに一緒に話し合ったところで、ぼくたち男じゃん。
きみと話すぐらいは、大丈夫だろ。それに一緒に話し合ったところで、ぼくたち男じゃん。
TAMINO
(叱るように)
しっ!
(叱るように)
しっ!
PAPAGENO
(歌う)
ラララ・・・ラララ・・・!
水すら、ちっとも出て来ない。その他のものは、もっとない。
(歌う)
ラララ・・・ラララ・・・!
水すら、ちっとも出て来ない。その他のものは、もっとない。
第15場
(醜いおばあさんが、せり出しから出て来る。水の入った大きなグラスを置いたお盆を持っている)
(醜いおばあさんが、せり出しから出て来る。水の入った大きなグラスを置いたお盆を持っている)
PAPAGENO
(じっと彼女を見つめる)
ぼくにかい?
(じっと彼女を見つめる)
ぼくにかい?
WEIB
そうよ、可愛い坊や!
そうよ、可愛い坊や!
PAPAGENO
(また見つめながら、水を飲む)
水以上でも以下でもないや。ねえ、見知らぬべっぴんさん!よそからのお客は、みんなこうやってもてなすの?
(また見つめながら、水を飲む)
水以上でも以下でもないや。ねえ、見知らぬべっぴんさん!よそからのお客は、みんなこうやってもてなすの?
WEIB
もちろんよ、可愛い坊や!
もちろんよ、可愛い坊や!
PAPAGENO
そうかい、そうか!よそ者なんざ、そうしょっちゅうやって来るもんじゃないよねえ・・・
そうかい、そうか!よそ者なんざ、そうしょっちゅうやって来るもんじゃないよねえ・・・
WEIB
あまり来ないよ。
あまり来ないよ。
PAPAGENO
そりゃそうだ。おばあちゃん、おいで。ぼくの横に腰かけな。とっても退屈なんだから。ねえ、あんた、いくつなの?
そりゃそうだ。おばあちゃん、おいで。ぼくの横に腰かけな。とっても退屈なんだから。ねえ、あんた、いくつなの?
WEIB
いくつかと?
いくつかと?
PAPAGENO
そう!
そう!
WEIB
18歳と2分(ふん)なの。
18歳と2分(ふん)なの。
PAPAGENO
18歳と2分(ふん)だって?
18歳と2分(ふん)だって?
WEIB
そうよ!
そうよ!
PAPAGENO
あっ、はっ、は!ねえ、マイ・エンジェル!君に彼氏はいるのかな?
あっ、はっ、は!ねえ、マイ・エンジェル!君に彼氏はいるのかな?
WEIB
もっちろんよ!
もっちろんよ!
PAPAGENO
やっぱり若いの?君みたいに。
やっぱり若いの?君みたいに。
WEIB
それほどでも。あたしより、10(とう)も年上・・・
それほどでも。あたしより、10(とう)も年上・・・
PAPAGENO
10も年上?それも一つの愛だよね!彼氏は何て名前なの?
10も年上?それも一つの愛だよね!彼氏は何て名前なの?
WEIB
パパゲーノよ!
パパゲーノよ!
PAPAGENO
(びっくりして、間をとる)
パパゲーノ?そのパパゲーノって、どこのひと?
(びっくりして、間をとる)
パパゲーノ?そのパパゲーノって、どこのひと?
WEIB
ここにいる可愛い坊やよ!
ここにいる可愛い坊やよ!
PAPAGENO
ぼくが、あんたの彼氏だと?
ぼくが、あんたの彼氏だと?
WEIB
そうよ、可愛い坊や!
そうよ、可愛い坊や!
PAPAGENO
(あわてて水を取り上げると、彼女の顔にはじく)
(あわてて水を取り上げると、彼女の顔にはじく)
おいおい、キミは何て名だい?
WEIB
あたしの名前は・・・
(激しい雷鳴。おばあさんは、あわてて、よたよた退場する)
PAPAGENO
なんてこったい!
あたしの名前は・・・
(激しい雷鳴。おばあさんは、あわてて、よたよた退場する)
PAPAGENO
なんてこったい!
(タミーノは立ち上がって、指で脅す)
PAPAGENO
もう一言もしゃべらないよ!
もう一言もしゃべらないよ!
第16場
(3人の童が、バラで覆われた空中ゴンドラに乗ってやって来る。舞台中央には、テーブルクロスや食器がきれいに並べられたテーブルが置いてある。童のうち、一人はフルートを持ち、もう一人は鈴の入った小箱を持っている)
DIE DREY KNABEN
(3人の童が、バラで覆われた空中ゴンドラに乗ってやって来る。舞台中央には、テーブルクロスや食器がきれいに並べられたテーブルが置いてある。童のうち、一人はフルートを持ち、もう一人は鈴の入った小箱を持っている)
DIE DREY KNABEN
【ナンバー16 三重唱】
ようこそ、二度目だね・・・
ザラストロの国へ!
あの方、返してくれるって。
取り上げられた笛と鈴。
料理がお口に合うならば、
陽気に飲み食いしていいよ!
次回、三度目会うときは、
勇気のご褒美、歓喜だよ!
タミーノ、がんばれ!ゴールは近い。
口利いちゃダメ、パパゲーノ。
ザラストロの国へ!
あの方、返してくれるって。
取り上げられた笛と鈴。
料理がお口に合うならば、
陽気に飲み食いしていいよ!
次回、三度目会うときは、
勇気のご褒美、歓喜だよ!
タミーノ、がんばれ!ゴールは近い。
口利いちゃダメ、パパゲーノ。
(三重唱の間に、彼らはテーブルを中央にセットし、ゴンドラで飛び去って行く)
第17場
タミーノ、パパゲーノ
タミーノ、パパゲーノ
PAPAGENO
タミーノ、飲み食いしないのかい?
タミーノ、飲み食いしないのかい?
(タミーノはフルートを吹く)
PAPAGENO
きみがフルート吹くのなら、ぼくはこのパン吹こうかな。ザラストロ様、料理が得意。いつもこんなの食えるなら、さすがのぼくも、おしゃべりしている暇はない。
きみがフルート吹くのなら、ぼくはこのパン吹こうかな。ザラストロ様、料理が得意。いつもこんなの食えるなら、さすがのぼくも、おしゃべりしている暇はない。
(飲む)
今度は、ワインセラーの品揃えをチェックしてみよう。わお!こいつは究極のワインだ!
今度は、ワインセラーの品揃えをチェックしてみよう。わお!こいつは究極のワインだ!
(フルートは鳴りやむ)
第18場
パミーナ、前出の人々
パミーナ、前出の人々
PAMINA
(うれしそうに)
ここだったの?神様、ありがとう!あたしをここに連れて来てくれて・・・。
あなたの笛の音が聞こえてきたから、あたし、その音を矢も楯もたまらず追いかけて来たのよ。・・・でも、悲しそうね?あたしとなのに、何も言わないの?
(うれしそうに)
ここだったの?神様、ありがとう!あたしをここに連れて来てくれて・・・。
あなたの笛の音が聞こえてきたから、あたし、その音を矢も楯もたまらず追いかけて来たのよ。・・・でも、悲しそうね?あたしとなのに、何も言わないの?
TAMINO
(ため息をつく)
ああ!
(去るように手で合図する)
(ため息をつく)
ああ!
(去るように手で合図する)
PAMINA
ええっ?あなたなしでいろと?もう愛してないの?
ええっ?あなたなしでいろと?もう愛してないの?
TAMINO
(ため息をつく)
ああ!
(再び去るように合図する)
(ため息をつく)
ああ!
(再び去るように合図する)
PAMINA
なぜかも教えてくれないのに、行ってしまえなんて。やさしいタミーノ!あたし、なんか気にさわることした?ねえ、あたしの心を傷つけないで。
あなたといれば、心の慰めと癒しが得られると思ったのに、あたしの愛する心をさらに傷つけようとするとは?もう愛してないの?
なぜかも教えてくれないのに、行ってしまえなんて。やさしいタミーノ!あたし、なんか気にさわることした?ねえ、あたしの心を傷つけないで。
あなたといれば、心の慰めと癒しが得られると思ったのに、あたしの愛する心をさらに傷つけようとするとは?もう愛してないの?
(タミーノはため息をつく)
PAMINA
パパゲーノ、教えて、あたしの友達はどうしたの?
パパゲーノ、教えて、あたしの友達はどうしたの?
(パパゲーノは口にパンを入れたまま、両手で食卓を覆い、去るように合図する)
PAMINA
えっ?あなたもなの?口を利かない理由ぐらい教えてよ・・・。
えっ?あなたもなの?口を利かない理由ぐらい教えてよ・・・。
PAPAGENO
しっ!
(身振りで去るように促す)
しっ!
(身振りで去るように促す)
PAMINA
ああ、傷ついたなんて生易しいことじゃない・・・
死んだほうがまし! (間をおいて)
タミーノ・・・ただ一人好きだったひと!
ああ、傷ついたなんて生易しいことじゃない・・・
死んだほうがまし! (間をおいて)
タミーノ・・・ただ一人好きだったひと!
【ナンバー17 アリア】
ああ、そうなのね、消え去った・・・
恋の幸せ、永久(えいきゅう)に!
たのしい時は、もう二度と、
こころに、もはや戻らない。
タミーノ、見える?この涙、
あなたのために流すのよ。
恋に燃えない心なら、
死の安らぎよ、やって来て。
恋の幸せ、永久(えいきゅう)に!
たのしい時は、もう二度と、
こころに、もはや戻らない。
タミーノ、見える?この涙、
あなたのために流すのよ。
恋に燃えない心なら、
死の安らぎよ、やって来て。
(退場)
第19場
タミーノ、パパゲーノ
タミーノ、パパゲーノ
PAPAGENO
(急いで食べる)
どうだい、タミーノ、ぼくだって必要とありゃ黙れるんだ・・・。
そうさ、こういう時は、ぼくだって男さ。
(飲む)
コックさんと、ワインセラー長さん、ばんざあい。
(急いで食べる)
どうだい、タミーノ、ぼくだって必要とありゃ黙れるんだ・・・。
そうさ、こういう時は、ぼくだって男さ。
(飲む)
コックさんと、ワインセラー長さん、ばんざあい。
(三度繰り返されるラッパの響き)
(タミーノはパパゲーノに行くように合図する)
(タミーノはパパゲーノに行くように合図する)
PAPAGENO
キミから行ってよ、すぐ追いかけるから。
キミから行ってよ、すぐ追いかけるから。
(タミーノは力ずくで行かせようとする)
PAPAGENO
強いほうが残ろう!
強いほうが残ろう!
(タミーノは脅しつけて、右に退場するが、今度は左側から出て来る)
PAPAGENO
もう少しほっぽっといてほしいなあ。とっても食欲わいてきたのに、行かなきゃならないとは。このままいさせてよ。とても行く気にならないよ・・・ザラストロがあの6匹のライオンをぼくに向けて放ちでもしない限りね。
(ライオンが出て来るので、彼は飛び上がる)
おお、お慈悲を、神さまがたあ!
タミーノ、助けてえ!ライオンさん達のお食事にされちゃうよう。
もう少しほっぽっといてほしいなあ。とっても食欲わいてきたのに、行かなきゃならないとは。このままいさせてよ。とても行く気にならないよ・・・ザラストロがあの6匹のライオンをぼくに向けて放ちでもしない限りね。
(ライオンが出て来るので、彼は飛び上がる)
おお、お慈悲を、神さまがたあ!
タミーノ、助けてえ!ライオンさん達のお食事にされちゃうよう。
(タミーノはフルートを吹き、急いで戻ってくる。ライオン達は向うに行ってしまう)
(タミーノは合図する)
(タミーノは合図する)
PAPAGENO
行くよ!このうえキミの言うこと聞かなけりゃ、ぼくを悪党と呼んでくれ。
(三度繰り返されるラッパの響き)
ぼくたちのことだね・・・。もう着いたのか。でも、ねえ、タミーノ・・・ぼくたち、この先どうなっちゃうんだろ?
行くよ!このうえキミの言うこと聞かなけりゃ、ぼくを悪党と呼んでくれ。
(三度繰り返されるラッパの響き)
ぼくたちのことだね・・・。もう着いたのか。でも、ねえ、タミーノ・・・ぼくたち、この先どうなっちゃうんだろ?
(タミーノは天を指し示す)
PAPAGENO
神々に尋ねろと?
神々に尋ねろと?
(タミーノは身振りでうなずく)
PAPAGENO
そうだね、ぼくら以上に、神々のほうが多くご存知だろうし!
そうだね、ぼくら以上に、神々のほうが多くご存知だろうし!
(三度繰り返されるラッパの響き)
(タミーノはパパゲーノを力ずくで引っ張って行く)
(タミーノはパパゲーノを力ずくで引っ張って行く)
PAPAGENO
そんなに急ぐなよ。焼肉にされるまでには、まだじゅうぶん時間があるって。
(退場)
そんなに急ぐなよ。焼肉にされるまでには、まだじゅうぶん時間があるって。
(退場)
第20場
(舞台は、数々のピラミッドから作られている丸天井の地下室に替わる。弁者と数名の祭司。
2人の祭司は、照明に浮かび上がる一つのピラミッドを肩に担いでいる。祭司たちは、全員、提灯サイズの透明なピラミッドを手に持っている)
(舞台は、数々のピラミッドから作られている丸天井の地下室に替わる。弁者と数名の祭司。
2人の祭司は、照明に浮かび上がる一つのピラミッドを肩に担いでいる。祭司たちは、全員、提灯サイズの透明なピラミッドを手に持っている)
【ナンバー18 祭司たちの合唱】
CHOR
イシスとオシリス・・・なんたる歓喜!
闇夜は陽光(ひかり)に払われた。
イシスとオシリス・・・なんたる歓喜!
闇夜は陽光(ひかり)に払われた。
若者は得る・・・新しき生。
我ら信徒の一員だ。
思いは勇敢、こころはきれい。
すぐに資格を得るだろう。
我ら信徒の一員だ。
思いは勇敢、こころはきれい。
すぐに資格を得るだろう。
ACHTER AUFTRITT
Die Königinn kommt unter Donner aus der mittlern Versenkung, und so, dass sie gerade vor Pamina zu stehen kommt.
Die Königinn kommt unter Donner aus der mittlern Versenkung, und so, dass sie gerade vor Pamina zu stehen kommt.
KÖNIGINN
Zurücke!
Zurücke!
PAMINA
erwacht
Ihr Götter!
erwacht
Ihr Götter!
MONOSTATOS
prallt zurück
O weh! - das ist - wo ich nicht irre, die Göttin der Nacht.
steht ganz still
prallt zurück
O weh! - das ist - wo ich nicht irre, die Göttin der Nacht.
steht ganz still
PAMINA
Mutter! Mutter! meine Mutter!
sie fällt ihr in die Arme
Mutter! Mutter! meine Mutter!
sie fällt ihr in die Arme
MONOSTATOS
Mutter? hm! das muss man von weitem belauschen.
schleicht ab
Mutter? hm! das muss man von weitem belauschen.
schleicht ab
KÖNIGINN
Verdank es der Gewalt, mit der man dich mir entriss, dass ich noch deine Mutter mich nenne. - Wo ist der Jüngling, den ich an dich sandte?
Verdank es der Gewalt, mit der man dich mir entriss, dass ich noch deine Mutter mich nenne. - Wo ist der Jüngling, den ich an dich sandte?
PAMINA
Ach Mutter, der ist der Welt und den Menschen auf ewig entzogen. - Er hat sich den Eingeweihten gewidmet.
Ach Mutter, der ist der Welt und den Menschen auf ewig entzogen. - Er hat sich den Eingeweihten gewidmet.
KÖNIGINN
Den Eingeweihten? - Unglückliche Tochter, nun bist du auf ewig mir entrissen. -
Den Eingeweihten? - Unglückliche Tochter, nun bist du auf ewig mir entrissen. -
PAMINA
Entrissen? - O fliehen wir liebe Mutter! unter deinem Schutz trotz ich jeder Gefahr.
Entrissen? - O fliehen wir liebe Mutter! unter deinem Schutz trotz ich jeder Gefahr.
KÖNIGINN
Schutz? Liebes Kind, deine Mutter kann dich nicht mehr schützen. - Mit deines Vaters Tod gieng meine Macht zu Grabe.
Schutz? Liebes Kind, deine Mutter kann dich nicht mehr schützen. - Mit deines Vaters Tod gieng meine Macht zu Grabe.
PAMINA
Mein Vater -
Mein Vater -
KÖNIGINN
Übergab freywillig den siebenfachen Sonnenkreis den Eingeweihten; diesen mächtigen Sonnenkreis trägt Sarastro auf seiner Brust. - Als ich ihn darüber beredete, so sprach er mit gefalteter Stirne: Weib! meine letzte Stunde ist da - alle Schätze, so ich allein besass, sind dein und deiner Tochter. - Der alles verzehrende Sonnenkreis, fiel ich hastig ihm in die Rede, - ist den Geweihten bestimmt, antwortete er: - Sarastro wird ihn so männlich verwalten, wie ich bisher. - Und nun kein Wort weiter; forsche nicht nach Wesen, die dem weiblichen Geiste unbegreiflich sind. - Deine Pflicht ist, dich und deine Tochter, der Führung weiser Männer zu überlassen.
Übergab freywillig den siebenfachen Sonnenkreis den Eingeweihten; diesen mächtigen Sonnenkreis trägt Sarastro auf seiner Brust. - Als ich ihn darüber beredete, so sprach er mit gefalteter Stirne: Weib! meine letzte Stunde ist da - alle Schätze, so ich allein besass, sind dein und deiner Tochter. - Der alles verzehrende Sonnenkreis, fiel ich hastig ihm in die Rede, - ist den Geweihten bestimmt, antwortete er: - Sarastro wird ihn so männlich verwalten, wie ich bisher. - Und nun kein Wort weiter; forsche nicht nach Wesen, die dem weiblichen Geiste unbegreiflich sind. - Deine Pflicht ist, dich und deine Tochter, der Führung weiser Männer zu überlassen.
PAMINA
Liebe Mutter, nach allem dem zu schliessen, ist wohl auch der Jüngling auf immer für mich verloren.
Liebe Mutter, nach allem dem zu schliessen, ist wohl auch der Jüngling auf immer für mich verloren.
KÖNIGINN
Verloren, wenn du nicht, eh' die Sonne die Erde färbt, ihn durch diese unterirdische Gewölber zu fliehen beredest. - Der erste Schimmer des Tages entscheidet, ob er ganz Dir oder den Eingeweihten gegeben sey.
Verloren, wenn du nicht, eh' die Sonne die Erde färbt, ihn durch diese unterirdische Gewölber zu fliehen beredest. - Der erste Schimmer des Tages entscheidet, ob er ganz Dir oder den Eingeweihten gegeben sey.
PAMINA
Liebe Mutter, dürft ich den Jüngling als Eingeweihten denn nicht auch eben so zärtlich lieben, wie ich ihn jetzt liebe? - Mein Vater selbst war ja mit diesen weisen Männern verbunden; er sprach jederzeit mit Entzücken von ihnen, preisste ihre Güte - ihren Verstand - ihre Tugend. - Sarastro ist nicht weniger tugendhaft. -
Liebe Mutter, dürft ich den Jüngling als Eingeweihten denn nicht auch eben so zärtlich lieben, wie ich ihn jetzt liebe? - Mein Vater selbst war ja mit diesen weisen Männern verbunden; er sprach jederzeit mit Entzücken von ihnen, preisste ihre Güte - ihren Verstand - ihre Tugend. - Sarastro ist nicht weniger tugendhaft. -
KÖNIGINN
Was hör ich! - Du meine Tochter könntest die schändlichen Gründe dieser Barbaren vertheidigen? - So einen Mann lieben, der mit meinem Todfeinde verbunden, mit jedem Augenblick mir meinen Sturz bereiten würde? - Siehst du hier diesen Stahl? - Er ist für Sarastro geschliffen. - Du wirst ihn tödten, und den mächtigen Sonnenkreis mir überliefern.
Was hör ich! - Du meine Tochter könntest die schändlichen Gründe dieser Barbaren vertheidigen? - So einen Mann lieben, der mit meinem Todfeinde verbunden, mit jedem Augenblick mir meinen Sturz bereiten würde? - Siehst du hier diesen Stahl? - Er ist für Sarastro geschliffen. - Du wirst ihn tödten, und den mächtigen Sonnenkreis mir überliefern.
PAMINA
Aber liebste Mutter! -
Aber liebste Mutter! -
KÖNIGINN
Kein Wort!
Kein Wort!
KÖNIGIN DER NACHT
Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen,
Tod und Verzweiflung flammet um mich her!
Fühlt nicht durch dich Sarastro Todesschmerzen,
So bist du meine Tochter nimmermehr.
Verstossen sey auf ewig und verlassen,
Zertrümmert alle Bande der Natur,
Wenn nicht durch dich Sarastro wird erblassen!
Hört Rache, - Götter! - Hört der Mutter Schwur.
Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen,
Tod und Verzweiflung flammet um mich her!
Fühlt nicht durch dich Sarastro Todesschmerzen,
So bist du meine Tochter nimmermehr.
Verstossen sey auf ewig und verlassen,
Zertrümmert alle Bande der Natur,
Wenn nicht durch dich Sarastro wird erblassen!
Hört Rache, - Götter! - Hört der Mutter Schwur.
Sie versinkt.
NEUNTER AUFTRITT
Pamina mit dem Dolch in der Hand.
Pamina mit dem Dolch in der Hand.
PAMINA
Morden soll ich? - Götter! das kann ich nicht. - Das kann ich nicht!
steht in Gedanken
Morden soll ich? - Götter! das kann ich nicht. - Das kann ich nicht!
steht in Gedanken
ZEHNTER AUFTRITT
Vorige, Monostatos.
Vorige, Monostatos.
MONOSTATOS
kommt schnell, heimlich, und sehr freudig
Sarastros Sonnenkreis hat also auch seine Wirkung? - Und diesen zu erhalten, soll das schöne Mädchen ihn morden? - Das ist Salz in meine Suppe!
kommt schnell, heimlich, und sehr freudig
Sarastros Sonnenkreis hat also auch seine Wirkung? - Und diesen zu erhalten, soll das schöne Mädchen ihn morden? - Das ist Salz in meine Suppe!
PAMINA
Aber schwur sie nicht bey allen Göttern, mich zu verstossen, wenn ich den Dolch nicht gegen Sarastro kehre? - Götter! - Was soll ich nun?
Aber schwur sie nicht bey allen Göttern, mich zu verstossen, wenn ich den Dolch nicht gegen Sarastro kehre? - Götter! - Was soll ich nun?
MONOSTATOS
Dich mir anvertrauen!
nimmt ihr den Dolch
Dich mir anvertrauen!
nimmt ihr den Dolch
PAMINA
erschrickt und schreyt
Ha!
erschrickt und schreyt
Ha!
MONOSTATOS
Warum zitterst du? vor meiner schwarzen Farbe, oder vor dem ausgedachten Mord?
Warum zitterst du? vor meiner schwarzen Farbe, oder vor dem ausgedachten Mord?
PAMINA
schüchtern
Du weisst also? -
schüchtern
Du weisst also? -
MONOSTATOS
Alles. - Ich weiss sogar, dass nicht nur dein, sondern auch deiner Mutter Leben in meiner Hand steht. - Ein einziges Wort sprech ich zu Sarastro, und deine Mutter wird in diesem Gewölbe in eben dem Wasser, das die Eingeweihten reinigen soll, wie man sagt, ersäufft. - Aus diesem Gewölbe kommt sie nun sicher nicht mehr mit heiler Haut, wenn ich es will. - Du hast also nur einen Weg, dich und deine Mutter zu retten.
Alles. - Ich weiss sogar, dass nicht nur dein, sondern auch deiner Mutter Leben in meiner Hand steht. - Ein einziges Wort sprech ich zu Sarastro, und deine Mutter wird in diesem Gewölbe in eben dem Wasser, das die Eingeweihten reinigen soll, wie man sagt, ersäufft. - Aus diesem Gewölbe kommt sie nun sicher nicht mehr mit heiler Haut, wenn ich es will. - Du hast also nur einen Weg, dich und deine Mutter zu retten.
PAMINA
Der wäre?
Der wäre?
MONOSTATOS
Mich zu lieben.
Mich zu lieben.
PAMINA
zitternd für sich
Götter!
zitternd für sich
Götter!
MONOSTATOS
freudig
Das junge Bäumchen jagt der Sturm auf meine Seite. - Nun Mädchen! - Ja, oder nein!
freudig
Das junge Bäumchen jagt der Sturm auf meine Seite. - Nun Mädchen! - Ja, oder nein!
PAMINA
entschlossen
Nein!
entschlossen
Nein!
MONOSTATOS
voll Zorn
Nein? und warum? weil ich die Farbe eines schwarzen Gespensts trage? - Nicht? - Ha so stirb!
er ergreift sie bey der Hand
voll Zorn
Nein? und warum? weil ich die Farbe eines schwarzen Gespensts trage? - Nicht? - Ha so stirb!
er ergreift sie bey der Hand
PAMINA
Monostatos, sieh mich hier auf meinen Knien - schone meiner!
Monostatos, sieh mich hier auf meinen Knien - schone meiner!
MONOSTATOS
Liebe oder Tod! - Sprich! dein Leben steht auf der Spitze.
Liebe oder Tod! - Sprich! dein Leben steht auf der Spitze.
PAMINA
Mein Herz hab ich dem Jüngling geopfert.
Mein Herz hab ich dem Jüngling geopfert.
MONOSTATO
Was kümmert mich dein Opfer. - Sprich! -
Was kümmert mich dein Opfer. - Sprich! -
PAMINA
entschlossen
Nie!
entschlossen
Nie!
ELFTER AUFTRITT
Vorige, Sarastro.
Vorige, Sarastro.
MONOSTATOS
So fahr denn hin!
Sarastro hält ihn schnell ab
Herr, mein Unternehmen ist nicht strafbar; man hat deinen Tod geschworen, darum wollt ich dich rächen.
So fahr denn hin!
Sarastro hält ihn schnell ab
Herr, mein Unternehmen ist nicht strafbar; man hat deinen Tod geschworen, darum wollt ich dich rächen.
SARASTRO
Ich weis nur allzuviel. - Weiss, dass deine Seele eben so schwarz als dein Gesicht ist. - Auch würde ich dies schwarze Unternehmen mit höchster Strenge an dir bestrafen, wenn nicht ein böses Weib, das zwar eine sehr gute Tochter hat, den Dolch dazu geschmiedet hätte. - Verdank es der bösen Handlung des Weibes, dass du ungestraft davon ziehst. - Geh! -
Ich weis nur allzuviel. - Weiss, dass deine Seele eben so schwarz als dein Gesicht ist. - Auch würde ich dies schwarze Unternehmen mit höchster Strenge an dir bestrafen, wenn nicht ein böses Weib, das zwar eine sehr gute Tochter hat, den Dolch dazu geschmiedet hätte. - Verdank es der bösen Handlung des Weibes, dass du ungestraft davon ziehst. - Geh! -
MONOSTATOS
im Abgehen
Jetzt such' ich die Mutter auf, weil die Tochter mir nicht beschieden ist.
ab
im Abgehen
Jetzt such' ich die Mutter auf, weil die Tochter mir nicht beschieden ist.
ab
ZWÖLFTER AUFTRITT
Vorige, ohne Monostatos.
Vorige, ohne Monostatos.
PAMINA
Herr, strafe meine Mutter nicht, der Schmerz über meine Abwesenheit.
Herr, strafe meine Mutter nicht, der Schmerz über meine Abwesenheit.
SARASTRO
Ich weis alles. - Weis, dass sie in unterirdischen Gemächern des Tempels herumirrt, und Rache über mich und die Menschheit kocht; - Allein, du sollst sehen, wie ich mich an deiner Mutter räche. - Der Himmel schenke nur dem holdem Jüngling Muth und Standhaftigkeit in seinem frommen Vorsatz, denn bist du mit ihm glücklich, und deine Mutter soll beschämt nach ihrer Burg zurücke kehren.
Ich weis alles. - Weis, dass sie in unterirdischen Gemächern des Tempels herumirrt, und Rache über mich und die Menschheit kocht; - Allein, du sollst sehen, wie ich mich an deiner Mutter räche. - Der Himmel schenke nur dem holdem Jüngling Muth und Standhaftigkeit in seinem frommen Vorsatz, denn bist du mit ihm glücklich, und deine Mutter soll beschämt nach ihrer Burg zurücke kehren.
Nr. 15 - Arie
SARASTRO
In diesen heil'gen Hallen,
Kennt man die Rache nicht. -
Und ist ein Mensch gefallen;
Führt Liebe ihn zur Pflicht.
Dann wandelt er an Freundeshand,
Vergnügt und froh ins bess're Land.
In diesen heiligen Mauern
Wo Mensch den Menschen liebt,
Kann kein Verräther lauern,
Weil man dem Feind vergiebt.
Wen solche Lehren nicht erfreu'n,
Verdienet nicht ein Mensch zu seyn.
In diesen heil'gen Hallen,
Kennt man die Rache nicht. -
Und ist ein Mensch gefallen;
Führt Liebe ihn zur Pflicht.
Dann wandelt er an Freundeshand,
Vergnügt und froh ins bess're Land.
In diesen heiligen Mauern
Wo Mensch den Menschen liebt,
Kann kein Verräther lauern,
Weil man dem Feind vergiebt.
Wen solche Lehren nicht erfreu'n,
Verdienet nicht ein Mensch zu seyn.
Gehen beyde ab.
DREYZEHNTER AUFTRITT
Das Theater verwandelt sich in eine Halle, wo das Flugwerk gehen kann. Das Flugwerk ist mit Rosen und Blumen umgeben, wo sich sodann eine Thüre öfnet.
Das Theater verwandelt sich in eine Halle, wo das Flugwerk gehen kann. Das Flugwerk ist mit Rosen und Blumen umgeben, wo sich sodann eine Thüre öfnet.
Tamino und Papageno werden ohne Säcke, von den zwey Priestern herein geführt. Ganz vorne sind zwey Rasenbänke.
SPRECHER
Hier seyd ihr euch beyde allein überlassen. - Sobald die röchelnde Posaune tönt, dann nehmt ihr euren Weg dahin. - Prinz, lebt wohl! Wir sehen uns, eh' ihr ganz am Ziele seyd. - Noch einmal, vergesst das Wort nicht: Schweigen.
ab
Hier seyd ihr euch beyde allein überlassen. - Sobald die röchelnde Posaune tönt, dann nehmt ihr euren Weg dahin. - Prinz, lebt wohl! Wir sehen uns, eh' ihr ganz am Ziele seyd. - Noch einmal, vergesst das Wort nicht: Schweigen.
ab
ZWEYTER PRIESTER
Papageno, wer an diesem Ort sein Stillschweigen bricht, den strafen die Götter durch Donner und Blitz. Leb wohl!
ab
Papageno, wer an diesem Ort sein Stillschweigen bricht, den strafen die Götter durch Donner und Blitz. Leb wohl!
ab
VIERZEHNTER AUFTRITT
Tamino, Papageno.
Tamino, Papageno.
Tamino setzt sich auf eine Rasenbank.
PAPAGENO
nach einer Pause
Tamino!
nach einer Pause
Tamino!
TAMINO
verweisend
St!
verweisend
St!
PAPAGENO
Das ist ein lustiges Leben! - Wär' ich lieber in meiner Strohhütte, oder im Walde, so hört ich doch manchmahl einen Vogel pfeifen.
Das ist ein lustiges Leben! - Wär' ich lieber in meiner Strohhütte, oder im Walde, so hört ich doch manchmahl einen Vogel pfeifen.
TAMINO
verweisend
St!
verweisend
St!
PAPAGENO
Mit mir selbst werd' ich wohl sprechen dürfen; und auch wir zwey können zusammen sprechen, wir sind ja Männer.
Mit mir selbst werd' ich wohl sprechen dürfen; und auch wir zwey können zusammen sprechen, wir sind ja Männer.
TAMINO
verweisend
St!
verweisend
St!
PAPAGENO
singt
La la la - la la la! - Nicht einmal einen Tropfen Wasser bekommt man bey diesen Leuten; viel weniger sonst was.
singt
La la la - la la la! - Nicht einmal einen Tropfen Wasser bekommt man bey diesen Leuten; viel weniger sonst was.
FÜNFZEHNTER AUFTRITT
Ein altes hässliches Weib kommt aus der Versenkung, hält auf einer Tasse einen grossen Becher mit Wasser.
Ein altes hässliches Weib kommt aus der Versenkung, hält auf einer Tasse einen grossen Becher mit Wasser.
PAPAGENO
sieht sie lang an
Ist das für mich?
sieht sie lang an
Ist das für mich?
WEIB
Ja, mein Engel!
Ja, mein Engel!
PAPAGENO
sieht sie wieder an, trinkt
Nicht mehr und nicht weniger als Wasser. - Sag du mir, du unbekannte Schöne! werden alle fremde Gäste auf diese Art bewirthet?
sieht sie wieder an, trinkt
Nicht mehr und nicht weniger als Wasser. - Sag du mir, du unbekannte Schöne! werden alle fremde Gäste auf diese Art bewirthet?
WEIB
Freylich mein Engel!
Freylich mein Engel!
PAPAGENO
So, so! - Auf die Art werden die Fremden auch nicht gar zu häufig kommen. -
So, so! - Auf die Art werden die Fremden auch nicht gar zu häufig kommen. -
WEIB
Sehr wenig.
Sehr wenig.
PAPAGENO
Kann mirs denken. - Geh Alte, setze dich her zu mir, mir ist die Zeit verdammt lange. - Sag du mir, wie alt bist du denn?
Kann mirs denken. - Geh Alte, setze dich her zu mir, mir ist die Zeit verdammt lange. - Sag du mir, wie alt bist du denn?
WEIB
Wie alt?
Wie alt?
PAPAGENO
Ja!
Ja!
WEIB
18 Jahr, und 2 Minuten.
18 Jahr, und 2 Minuten.
PAPAGENO
18 Jahr, und 2 Minuten?
18 Jahr, und 2 Minuten?
WEIB
Ja!
Ja!
PAPAGENO
Ha ha ha! - Ey du junger Engel! Hast du auch einen Geliebten?
Ha ha ha! - Ey du junger Engel! Hast du auch einen Geliebten?
WEIB
J' freylich!
J' freylich!
PAPAGENO
Ist er auch so jung wie du?
Ist er auch so jung wie du?
WEIB
Nicht gar, er ist um 10 Jahre älter. -
Nicht gar, er ist um 10 Jahre älter. -
PAPAGENO
Um 10 Jahr ist er älter als du? - Das muss eine Liebe seyn! - Wie nennt sich denn dein Liebhaber?
Um 10 Jahr ist er älter als du? - Das muss eine Liebe seyn! - Wie nennt sich denn dein Liebhaber?
WEIB
Papageno!
Papageno!
PAPAGENO
erschrickt, Pause
Papageno? - Wo ist er denn dieser Papageno?
erschrickt, Pause
Papageno? - Wo ist er denn dieser Papageno?
WEIB
Da sitzt er mein Engel!
Da sitzt er mein Engel!
PAPAGENO
Ich wär dein Geliebter?
Ich wär dein Geliebter?
WEIB
Ja mein Engel!
Ja mein Engel!
PAPAGENO
nimmt schnell das Wasser, und spritzt sie ins Gesicht
Sag du mir, wie heisst du denn?
nimmt schnell das Wasser, und spritzt sie ins Gesicht
Sag du mir, wie heisst du denn?
WEIB
Ich heisse -
starker Donner, die Alte hinkt schnell ab
Ich heisse -
starker Donner, die Alte hinkt schnell ab
PAPAGENO
O weh!
O weh!
Tamino steht auf, droht ihm mit dem Finger.
PAPAGENO
Nun sprech ich kein Wort mehr!
Nun sprech ich kein Wort mehr!
SECHZEHNTER AUFTRITT
Die drey Knaben kommen in einem mit Rosen bedeckten Flugwerk. In der Mitte steht ein schöner gedeckter Tisch. Der eine hat die Flöte, der andere das Kästchen mit Glöckchen.
Die drey Knaben kommen in einem mit Rosen bedeckten Flugwerk. In der Mitte steht ein schöner gedeckter Tisch. Der eine hat die Flöte, der andere das Kästchen mit Glöckchen.
DIE DREY KNABEN
Nr. 16 - Terzett
Seyd uns zum zweytenmal willkommen
Ihr Männer in Sarastros Reich!
Er schickt, was man euch abgenommen,
Die Flöte und die Glöckchen euch.
Wollt ihr die Speisen nicht verschmähen,
So esset, trinket froh davon!
Wenn wir zum drittenmal uns sehen,
Ist Freude eures Muthes Lohn!
Tamino Muth! Nah ist das Ziel,
Du Papageno, schweige still.
Ihr Männer in Sarastros Reich!
Er schickt, was man euch abgenommen,
Die Flöte und die Glöckchen euch.
Wollt ihr die Speisen nicht verschmähen,
So esset, trinket froh davon!
Wenn wir zum drittenmal uns sehen,
Ist Freude eures Muthes Lohn!
Tamino Muth! Nah ist das Ziel,
Du Papageno, schweige still.
Unter dem Terzett setzen sie den Tisch in die Mitte, und fliegen auf.
SIEBZEHNTER AUFTRITT
Tamino, Papageno.
Tamino, Papageno.
PAPAGENO
Tamino, wollen wir nicht speisen? - -
Tamino, wollen wir nicht speisen? - -
Tamino bläst auf seiner Flöte.
PAPAGENO
Blase du nur fort auf deiner Flöte, ich will meine Brocken blasen. - Herr Sarastro führt eine gute Küche. - Auf die Art, ja da will ich schon schweigen, wenn ich immer solche gute Bissen bekomme.
er trinkt
Nun will ich sehen, ob auch der Keller so gut bestellt ist. - Ha! - Das ist Götterwein! -
Blase du nur fort auf deiner Flöte, ich will meine Brocken blasen. - Herr Sarastro führt eine gute Küche. - Auf die Art, ja da will ich schon schweigen, wenn ich immer solche gute Bissen bekomme.
er trinkt
Nun will ich sehen, ob auch der Keller so gut bestellt ist. - Ha! - Das ist Götterwein! -
die Flöte schweigt
ACHTZEHNTER AUFTRITT
Pamina, Vorige.
Pamina, Vorige.
PAMINA
freudig
Du hier? - Gütige Götter! Dank euch, dass ihr mich diesen Weg führtet. - Ich hörte deine Flöte - und so lief ich pfeilschnell dem Tone nach. - Aber du bist traurig? - Sprichst nicht eine Silbe mit deiner Pamina?
freudig
Du hier? - Gütige Götter! Dank euch, dass ihr mich diesen Weg führtet. - Ich hörte deine Flöte - und so lief ich pfeilschnell dem Tone nach. - Aber du bist traurig? - Sprichst nicht eine Silbe mit deiner Pamina?
TAMINO
seufzt
Ah!
winkt ihr fortzugehen.
seufzt
Ah!
winkt ihr fortzugehen.
PAMINA
Wie? ich soll dich meiden? liebst du mich nicht mehr?
Wie? ich soll dich meiden? liebst du mich nicht mehr?
TAMINO
seufzt
Ah!
winkt wieder fort
seufzt
Ah!
winkt wieder fort
PAMINA
Ich soll fliehen, ohne zu wissen, warum. - Tamino, holder Jüngling! hab ich dich beleidigt? - O kränke mein Herz nicht noch mehr. - Bey dir such ich Trost - Hülfe - und du kannst mein liebevolles Herz noch mehr kränken? - Liebst du mich nicht mehr?
Ich soll fliehen, ohne zu wissen, warum. - Tamino, holder Jüngling! hab ich dich beleidigt? - O kränke mein Herz nicht noch mehr. - Bey dir such ich Trost - Hülfe - und du kannst mein liebevolles Herz noch mehr kränken? - Liebst du mich nicht mehr?
Tamino seufzt
PAMINA
Papageno, sage du mir, sag, was ist meinem Freund?
Papageno, sage du mir, sag, was ist meinem Freund?
Papageno hat einen Brocken in dem Mund, hält mit beyden Händen die Speisen zu, winkt fortzugehen.
PAMINA
Wie? auch du? - Erkläre mir wenigstens die Ursache eures Stillschweigens. - -
Wie? auch du? - Erkläre mir wenigstens die Ursache eures Stillschweigens. - -
PAPAGENO
St!
er deutet ihr fortzugehen.
St!
er deutet ihr fortzugehen.
PAMINA
O das ist mehr als Kränkung - mehr als Tod!
Pause
Liebster, einziger Tamino! -
O das ist mehr als Kränkung - mehr als Tod!
Pause
Liebster, einziger Tamino! -
Nr. 17 - Arie
Ach ich fühls, es ist verschwunden -
Ewig hin der Liebe Glück!
Nimmer kommt ihr, Wonnestunden,
Meinem Herzen mehr zurück.
Sieh Tamino, diese Thränen
Fliessen Trauter, dir allein.
Fühlst du nicht der Liebe Sehnen,
So wird Ruh im Tode seyn.
Ewig hin der Liebe Glück!
Nimmer kommt ihr, Wonnestunden,
Meinem Herzen mehr zurück.
Sieh Tamino, diese Thränen
Fliessen Trauter, dir allein.
Fühlst du nicht der Liebe Sehnen,
So wird Ruh im Tode seyn.
ab
NEUNZEHNTER AUFTRITT
Tamino, Papageno.
Tamino, Papageno.
PAPAGENO
isst hastig
Nicht wahr Tamino, ich kann auch schweigen, wenns seyn muss. - Ja, bey so einem Unternehmen da bin ich Mann.
er trinkt
Der Herr Koch, und der Herr Kellermeister sollen leben. -
isst hastig
Nicht wahr Tamino, ich kann auch schweigen, wenns seyn muss. - Ja, bey so einem Unternehmen da bin ich Mann.
er trinkt
Der Herr Koch, und der Herr Kellermeister sollen leben. -
Dreymaliger Posaunenton
Tamino winkt Papageno, dass er gehen soll.
Tamino winkt Papageno, dass er gehen soll.
PAPAGENO
Gehe du nur voraus, ich komm schon nach.
Gehe du nur voraus, ich komm schon nach.
Tamino will ihn mit Gewalt fortführen.
PAPAGENO
Der Stärkere bleibt da!
Der Stärkere bleibt da!
Tamino droht ihm, und geht rechts ab; ist aber links gekommen.
PAPAGENO
Jetzt will ich mirs erst recht wohl seyn lassen. - Da ich in meinem besten Appetit bin, soll ich gehen. - Das lass' ich wohl bleiben. - Ich gieng' jetzt nicht fort, und wenn Herr Sarastro seine sechs Löwen an mich spannte.
die Löwen kommen heraus, er erschrickt
O Barmherzigkeit, ihr gütigen Götter! - Tamino, rette mich! die Herrn Löwen machen eine Mahlzeit aus mir.
Jetzt will ich mirs erst recht wohl seyn lassen. - Da ich in meinem besten Appetit bin, soll ich gehen. - Das lass' ich wohl bleiben. - Ich gieng' jetzt nicht fort, und wenn Herr Sarastro seine sechs Löwen an mich spannte.
die Löwen kommen heraus, er erschrickt
O Barmherzigkeit, ihr gütigen Götter! - Tamino, rette mich! die Herrn Löwen machen eine Mahlzeit aus mir.
Tamino bläst sein Flöte, kommt schnell zurück; die Löwen gehen hinein.
Tamino winkt ihm.
Tamino winkt ihm.
PAPAGENO
Ich gehe schon! heiss du mich einen Schelmen, wenn ich dir nicht in allem folge.
dreymaliger Posaunenton
Das geht uns an. - Wir kommen schon. - Aber hör einmal, Tamino, was wird denn noch alles mit uns werden?
Ich gehe schon! heiss du mich einen Schelmen, wenn ich dir nicht in allem folge.
dreymaliger Posaunenton
Das geht uns an. - Wir kommen schon. - Aber hör einmal, Tamino, was wird denn noch alles mit uns werden?
Tamino deutet gen Himmel.
PAPAGENO
Die Götter soll ich fragen?
Die Götter soll ich fragen?
Tamino deutet ja.
PAPAGENO
Ja, die könnten uns freylich mehr sagen, als wir wissen!
Ja, die könnten uns freylich mehr sagen, als wir wissen!
dreymaliger Posaunenton
Tamino reisst ihn min Gewalt fort.
Tamino reisst ihn min Gewalt fort.
PAPAGENO
Eile nur nicht so, wir kommen noch immer zeitlich genug, um uns braten zu lassen.
ab
Eile nur nicht so, wir kommen noch immer zeitlich genug, um uns braten zu lassen.
ab
ZWANZIGSTER AUFTRITT
Das Theater verwandelt sich in das Gewölbe von Pyramiden. Sprecher und einige Priester. Zwey Priester tragen eine beleuchtete Pyramide auf den Schultern; jeder Priester hat eine transparente Pyramide in der Grösse einer Laterne in der Hand.
Das Theater verwandelt sich in das Gewölbe von Pyramiden. Sprecher und einige Priester. Zwey Priester tragen eine beleuchtete Pyramide auf den Schultern; jeder Priester hat eine transparente Pyramide in der Grösse einer Laterne in der Hand.
Nr. 18 - Chor der Priester
CHOR
O Isis und Osiris, welche Wonne!
Die düstre Nacht verscheucht der Glanz der Sonne.
Bald fühlt der edle Jüngling neues Leben;
Bald ist er unserm Dienste ganz gegeben.
Sein Geist ist kühn, sein Herz ist rein,
Bald wird er unser würdig seyn.
O Isis und Osiris, welche Wonne!
Die düstre Nacht verscheucht der Glanz der Sonne.
Bald fühlt der edle Jüngling neues Leben;
Bald ist er unserm Dienste ganz gegeben.
Sein Geist ist kühn, sein Herz ist rein,
Bald wird er unser würdig seyn.
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