【あらすじ】
「ノーコンティニューで運命を変えろ!!」
西暦2016年。
現代社会では
バグスターウイルスという正体不明のウイルスが人々を蝕んでいた。
この事態を打開するため日本政府は聖都大学付属病院に電脳救命センター、通称CRを設置し、
バグスターを倒し、ゲーム病を治療できるドクターを集め始める。
CRのエージェント、仮野明日那はそのライダーの一人である仮面ライダーエグゼイドの適合者として、
謎の天才ゲーマーMに目をつけ探し始めるの見つからない。
そんな中、研修医の青年が受け持っていた患者がゲーム病を発症しバグスターに変貌。
少年を助けようとした研修医は、明日那が持っていたゲーマドライバーとライダーガシャットを使い、仮面ライダーに変身する。
その彼こそが、明日那が探し求めた天才ゲーマーMこと、宝生永夢だった。
そしてCR所属となった永夢の周りには、次々にゲーム病の治療に携わる一癖も二癖もあるドクター達が集まり始める。
平成仮面ライダーシリーズ第18作目。
また仮面ライダーシリーズ生誕45周年記念作品として位置づけられている。
モチーフは「医者」と「ゲーム」。
脚本はメインライターとしては初参加となる高橋悠也氏。
テレビ本編全話、劇場版、Vシネマ全てを単独で書き上げた。
後に
仮面ライダーゼロワン、
仮面ライダーギーツでもメインライターを担当した。
ゲームモチーフの仮面ライダーは、
仮面ライダードライブの企画段階でも、本作品プロデューサーである大森敬仁が提案していたが、
メインターゲットの児童がゲームをやる年代ではないとして不採用となっていた。
が、妖怪ウォッチのヒットや、スマートフォンで遊べるソーシャルゲームの普及、保護者層もまたコンピューターゲームを遊んでいた世代であることを根拠に、エグゼイドにてモチーフの採用に踏み切られた。
医療要素は手術シーンなどを極力画面に映さないようにしているが、「命」の扱いをメインテーマとして踏み込んで描かれており、
ゲームと医療では命の扱われ方が間逆であるとして組み合わせたという。
実際ゲームのキャラクターであるバグスターは何度でも復活できるのに対し、
現実の存在である人間の命は一つであり、取り返しが効かないということを強調するシーンが幾つも存在した。
劇場版作品も豊富であるが、毎年恒例の夏の劇場版であるトゥルーエンディングは、明確に「真のエンディング」として宣伝を行っており、
似たようなコンセプトして
仮面ライダー龍騎のEPISODEFINALや
仮面ライダー剣のMISSINGACEがあるものの、
あちらは結局はパラレルワールドの結末となったことで、エグゼイド劇場版のみが明確に本編終了後の世界を描いた劇場版作品となっている。
なお
仮面ライダージオウもまた「最終回」を謳った劇場作品が公開されているが、どのような立ち位置になるのかは未だ不明な状態となっている。
一通り展開が終わった現在ではいわゆる「トゥルーエンド」に該当するのではないかとも考えられているが…
なお、他作品と比較すると話数が少ないが、これは放送開始時期をビルドから10月より9月スタートに戻すため。
さらにビルドからは放送中、放映時間が1時間遅くなり、戦隊作品と放送順が逆になるというフォーマットに変化した。
最終更新:2022年09月18日 02:02