オウルイマジン

「何だと?貴様、電王か。聞いていた姿とは違うが…」

【名前】 オウルイマジン
【読み方】 おうるいまじん
【声】 黒田崇矢
【スーツアクター】 押川善文
【登場作品】 仮面ライダー電王
【登場話】 第13話「いい?答えは聞いてない」
第14話「ダンス・ウィズ・ドラゴン」
【分類】 イマジン
【契約者】 戸山秀二
【契約内容】 ゆりかご公園を動物達が安心して暮らせる場所にしたい→公園に侵入する者の排除
【過去の日付】 1997年2月20日(子イヌのコロが亡くなった事で契約者と少年との心に隔たりが生じた日)
【童話】 フクロウと鳥たち
【イメージモチーフ】 フクロウ

【詳細】

2007年の現在にやって来た未来人のエネルギー体が戸山秀二の想い描く童話『フクロウと鳥たち』からフクロウをイメージし、この世に現出した姿。

上空から舞い降り、右腕の鋭い鉤爪で獲物に襲い掛かる攻撃を得意としている。
更に地上においても剣を武器に接近戦を挑み、遠方の相手に対しては爆発性の矢羽で撃破して戦う事を好む。

契約者はゆりかご公園の管理人として働く戸山秀二という老人。
彼は最近公園内で素行の悪い若者達が増えたことを憂いており、「公園を動物達が安心して暮らせる場所にしたい」という望みで契約。
それを叶える為、公園に入ろうとする者全ての排除を目論む。

その過程で良太郎を探しに公園にやって来たハナに襲い掛かるが、その際に鳥の巣箱を破壊する。
この行為が良太郎に憑依したリュウタロスの逆鱗に触れ、彼が変身した電王ガンフォームのデンガッシャーガンモードの乱射に怯み逃走する。

公園の入口に誰も入れないようにバリケードを作り、「契約完了」と判断すると過去に飛び、追って来た電王ソードフォームと交戦する。
だが主導権をリュウタロスが強奪し、電王はガンフォームにフォームチェンジ。
ガンモードに組み替えたデンガッシャーを建物への被害を顧みず手当り次第ぶっ放すリュウタロスに「こいつ頭おかしいんじゃねえのか!?」と焦りを見せるも、接近してきたところに数発銃撃を叩き込まれ瀕死になり、

「最後行くよ。いい?」


という電王の止めさす発言に拒否するも、元から答えを聞くつもりのないリュウタロスはフルチャージしワイルドショットを発動。
最早防ぐことも回避もできず、デンガッシャーから放たれた弾丸を受け爆散する。

その直後、イメージが暴走したことでギガンデスヘブンギガンデスハデスに変貌したが、全車両が一直線に連結したデンライナーによる攻撃で完全に殲滅された。

【余談】

カイ配下のゲストキャラと契約したイマジンの中で1番古い過去に飛んだ個体でもある。

スーツは後にブルーバードイマジンに改造され、武器の剣もそのまま流用された。

声を演じる黒田氏は平成仮面ライダーシリーズでの出演は今作が初となるが、アドベンチャーゲーム『仮面ライダー 正義の系譜』でシャドームーン/秋月信彦やブラック将軍の声を演じた経歴があり、第43~46話のイマジンの声も演じている。

後に仮面ライダードライブのVシネマにてロイミュード5886の声を担当した。

最終更新:2019年07月29日 01:19