ランピリスワーム

「私よ、私が本物よ!」

【名前】 ランピリスワーム
【読み方】 らんぴりすわーむ
【俳優】 菊地美香
【登場作品】 仮面ライダーカブト
【登場話】 第3話「俺が正義!!」
【分類】 ワーム成虫態(TV本編)
ネイティブ成虫態(小説版)
【特色/力】 クロックアップ、擬態能力、プラズマの放射
【生物モチーフ】 ホタル
【個体名】 なし

【詳細】

地球に棲むホタルに似た能力を持つワーム成虫態。

夜間活動中右肩と胸部に持つ発光機関が明滅する特徴を持ち、右手の先端は強力なプラズマエネルギーを放射する球体を持つ。
ワーム成虫態の共通能力であるクロックアップと擬態能力も持ち、夜中に高速移動する様子はさながらホタルが光りながら飛んでいるようにも見える。

深夜に出現し警官を殺害し擬態するところを玉井ユキという女性に目撃されてしまい、その場で彼女に擬態し直し殺害しようとしたが、その直後警官達にそのうちの一人が確保され留置所に勾留されてしまった。

しかし、天道があえて本物がどちらかを見極めるため捕まった女性を釈放し、彼女は彼氏とのデート現場へと直行。
そこに逃げていたもうひとりの女性も姿を表し、警察に捕まっていたほうがワームとしての本性を表した。
どちらが擬態したワームなのか判別する為の作戦に引っかかったランピリスは遊園地の中をクロックアップで移動しつつ、ライダーフォームとなったカブトと戦うが圧倒され、最期はライダーキックを受け爆散した。

ランピリスワームは擬態元の女性の記憶や人格をコピーし、ワームが擬態するのが人間の姿だけに留まらないという事を『カブト』作中において最初に明示したワームでもある。

【小説 仮面ライダーカブト】

ネイティブから脱皮した個体が登場。

岬の姿に擬態し、他のネイティブワーム達と共にタイで加賀美を襲ったが、変身したガタックに返り討ちにされる。
実際ネイティブ残党は死に場所を求めていた節もあり、ガタックに倒される際も死を受け入れるかのようなそぶりを見せていた。

【余談】

「ランピリス」はホタルの学名(lampyridae)となっている。
スーツはコキリアワームに改造された。

デザイナーの韮沢靖氏によれば、「ショッカー怪人であるエレキボタルの後頭部を受け継ぎ、フラッシュギミックを入れる事を考え、胸部→右肩→右腕→右手の順に発光して火球を放つ予定だった」らしい(原画集『ワームワークス~GITAI~』より)。

演じる菊地氏は『特捜戦隊デカレンジャー』でデカピンク/胡堂小梅(ウメコ)役としてレギュラー出演している。
更に同話で『仮面ライダー555』の仮面ライダーカイザ/草加雅人役の村上幸平氏がIT社長のウエムラ役としてゲスト出演している。

最終更新:2022年09月27日 21:48