アイビーイマジン

「フッ、バカの一つ覚えがぁ」

【名前】 アイビーイマジン
【読み方】 あいびーいまじん
【声】 園部啓一
【スーツアクター】 押川善文
【登場作品】 仮面ライダー電王
【登場話】 第11話「暴走・妄想・カスミ草」
第12話「走れタロス!」
【分類】 イマジン
【特色/力】 伸縮する腕、震動ビーム、両刃の鎌
【契約者】 小林謙作
【契約内容】 娘のカスミに会いたい→カスミの仕事を妨害して潰す
【過去の日付】 2006年11月8日
【童話】 ジャックと豆の木
【イメージモチーフ】 蔦植物

【詳細】

2007年の現在にやって来た未来人のエネルギー体が小林謙作の想い描く童話「ジャックと豆の木」から蔦植物をイメージし、この世に現出した姿。

ゴムのように柔らかい全身を持ち、変幻自在の動きから繰り出す両手鎌による斬り付け攻撃を得意としている。
更に伸縮自在の両腕を数百mも伸ばして絡め取った相手を突き刺し、手先からの振動ビームで建物などを破壊する。

ジュニアモデルとして名を馳せる小林カスミの父親である小林謙作の「娘に会いたい」という望みを叶える為、カスミの仕事を全て妨害して潰そうと目論む。

電王ソードフォームに圧倒され、自分の「亡き者にしてやろう」という台詞に反応したキンタロスが電王に憑依する。
それにより電王はアックスフォームにフォームチェンジするが、彼が止めを刺す事を躊躇った隙に撤退した。

カスミのパリコレへの出発当日、空港行きの自動車を海に落とそうと目論むが、K良太郎が先んじて自動車を海に投げ込んでしまう。
それによって「契約が完了した」と判断すると過去に飛び、追って来た良太郎が変身した電王アックスフォームと交戦し、最期はダイナミックチョップを受け爆散した。

【余談】

デザインを担当した韮沢靖氏によれば、「オレンジ色と緑色の配色はナイキのスニーカーのパターンに着想し、頭部のフォルムは『黄色い悪魔』の顔無しレスラーのイメージ」らしい(原画集『イマジンワークス~SAY YOUR WISH~』より)。

同個体のイメージソースは「蔦植物」だが、蔦はブドウ科ツタ属の植物であり、ジャックと豆の木の豆とは種別が異なる。
カメレオンイマジンと同様、物語に物語に登場する要素と異なるモチーフが用いられている。

契約者の小林謙作氏を演じた池田成志氏は後に平成仮面ライダーシリーズ第14作目『仮面ライダーウィザード』で白い魔法使い/笛木奏役としてレギュラー出演している。

武器の両手鎌は後にシャドウイマジンの鎌に流用された。

声を演じる園部氏は平成仮面ライダーシリーズでの出演は今作が初となる。

最終更新:2020年09月30日 20:14