スティングフィッシュオルフェノク

「お前ではベルトの力を引き出せないようだな。」

【名前】 スティングフィッシュオルフェノク
【読み方】 すてぃんぐふぃっしゅおるふぇのく
【声/俳優】 井沢博司
【登場作品】 仮面ライダー555
【登場話】 第1話「旅の始まり」
【所属】 スマートブレイン
【分類】 オルフェノク/オリジナル
【特色/力】 三叉の槍による接近戦、遊泳態への変異
【モチーフ】 オコゼ、人魚、ネプチューン

【詳細】

井沢博司が変身するオコゼの特質を持ったオリジナルと呼ばれるオルフェノク。

厚さ1mのコンクリートも砕く三叉の槍を武器とし、通常態の他に尻尾を魚のように変形させた遊泳態と呼ばれる姿へ変化する能力を持つ。
この状態では空中を時速180kmという超高速で泳ぎ回る事ができ、掌から使徒再生の能力を持つ光の触手を放って攻撃を行う。
通常形態では指を触手のように伸ばしてオルフェノクエネルギーを注入する。

牧野大介、野間航平らに同行してツーリング中のメンバーとして真里に接近し、ファイズギアを奪おうと企んでいた。
他の二人へ使徒再生を施すも失敗したため、直接真里へ襲いかかる。
彼女がファイズドライバーに適応できず焦っているところを利用してドライバーを奪おうとするが、ドライバーに適応した巧が変身した仮面ライダーファイズと戦闘に入る。

遊泳態に変身し翻弄するが、武器を奪われた後ファイズキックを受け灰化した。

【余談】

スーツはスコーピオンオルフェノクへと改造された。

モチーフはオコゼ。
特撮作品ではメジャーではないモチーフで、仮面ライダー作品では初。
スーパー戦隊では星獣戦隊ギンガマンに登場した砂爆盗海賊戦隊ゴーカイジャーに登場したダイランドーのモチーフとして選ばれている。

スティングフィッシュ、とはモチーフであるオコゼの英名を組み合わせたものと思われる。
正式名称は「オニオコゼ」。
関東以南の太平洋と新潟県以南の日本海、および東シナ海に分布する暖海性(温かい海に生息する)タイプの魚。
砂などに擬態して海底に潜み、大きな口で通りがかった小魚を食べる肉食性。
背びれには毒を持つという。

オコゼの英名は「デビルスティンガー」や「ゴブリンフィッシュ」等があるが、「スティングフィッシュ」というのは見られない。
「スパイニーデビルフィッシュ」という英名があるため、そこから「スティングフィッシュ」としたのだろうか。

このオルフェノクがオリジナルであることが判明したのは仮面ライダー図鑑に仮面ライダー555のデータが掲載されたあと。
それ以前でも形態変化能力を持つオルフェノクはオリジナルが多く、このオルフェノクもそうなのでは?と言われていたことがある。
ただ他の形態変化能力を持つ個体に関してはオリジナルと明記されていないため、形態変化能力はオリジナルでなくとも発現する場合はある模様。

最終更新:2023年12月19日 01:27