リンリンシー

「リンギ、獣人邪身変!」

【名前】 リンリンシー
【読み方】 りんりんしー
【登場作品】 獣拳戦隊ゲキレンジャー
【モチーフ】 京劇役者
【一覧】 こちらを参照

【詳細】

リンシーが「試しの房」と呼ばれる最終修練をクリアする事で生前の力を取り戻し、より強力な拳士となった姿。

中国系の赤い服を着用し、リンシーの時に付けていた黒い布を外して、素顔を晒している。
この姿になると生前の知性が復活し、リンギや言葉を話す事ができ、リンシーよりも柔軟に動く事ができる。

額に各自が体得した獣拳のモチーフになった動物の像を宿しているが、基本的にリンギ「獣人邪身変」を使わない限り、性別問わずに姿は共通している。
尚、リンリンシーになる事で本来の名前を名乗る事が許される(リンシーの時点では知性がない為、名前を思い出す事もないと思われる)。

「獣人邪身変」を用いる事で「獣人態」という姿となり、所謂一般怪人に相当する姿となる。

その姿はそれぞれ習得した臨獣拳の生物を擬人化したようなものであり、デザインとしては胸部にモチーフとなった生物の頭部がある。
それを中心とした姿となるが、大きく開いたワニの口の要素が強い獣人ニワのように特殊な姿をした個体もいる。

一部の例外を除けば、基本的に獣人態は長いブーツを履き、「邪身豪天変」で巨大化した際は通常よりも一回り大きな靴に変わる。

三拳魔配下の親衛隊は全員が獣人態でリンリンシー形態を見せる事はなかった。

リンシーに比べると「パワーアップしている」とは言え、元は死人である為、倒されると同時に石化して砕け散る。

リンリンシーの個体名はメレを除き、「モチーフの生物の名前の最初の1字を最後尾にスライドさせる」というルールがある(マキリカ→カマキリ)。
一部には長音が付き、モチーフ名の2文字目の「ン」を「ム」に置き換えるなどと変更される場合もある(ルーツ→ツル、ムザンコセ→センザンコウ)。

【余談】

その正体は志半ばで命を落とした獣拳使い(人間)の成れの果てとされる。

スーパー戦隊シリーズにおいて幹部が元人間だったケースはよくあるが、「構成員全員がこのパターン」という例は珍しい(戦闘員が何らかの要因でパワーアップを果たし、怪人枠となる例は『魔進戦隊キラメイジャー』のベチャット邪面師と『機界戦隊ゼンカイジャー』のクダックワルドに引き継がれている)。

巨大化時の声はエコーで二重に加工されている。

最終更新:2021年04月14日 20:20