総裏大臣ヨゴシマクリタイン

「我が負けるなど決してあってはならぬナリナ…。我は11次元の覇者、ガイアークの総裏大臣。アイムソーリー(総裏)!」

【名前】 総裏大臣ヨゴシマクリタイン
【読み方】 そうりだいじんよごしまくりたいん
【声】 梁田清之
【製作者】 なし
【分類】 蛮機族ガイアークの総裏大臣
【登場作品】 炎神戦隊ゴーオンジャー
【モチーフ】 政治家
【口癖】 ~なりな
【名前の由来】 総理大臣+汚(よご)しまくりたい+フランケンシュタイン

【詳細】

蛮機族ガイアークの総裏大臣。

害地大臣ヨゴシュタインは彼の息子。
だが、比較的温厚で部下思いだった息子と対照的に、冷酷で部下の命でさえなんとも思わない非情な性格。
「正義解散」という巨大な炎神達をも覆いつくす超極太の光線技を持ち、これを浴びた者はたちまち粒子化し消滅してしまう驚異的な性能を誇る。
ただし、その強力な性能故にエネルギー消費も激しく(本人曰く「腹減った」)連発できず、これが理由で戦線が有利な状況であるのにもかかわらずゴーオンジャー達を見逃したりヘルガイユ宮殿内でエネルギー補給の為に食事を行っている場面が見られた。またこの技の発動にはムゲンゴミバコが必要でムゲンゴミバコを破壊されるとこの技自体が発動できない。
この技で初めの3人(レッド、ブルー、イエロー)及びそのパートナーの炎神達(スピードル、バスオン、ベアールV)以外を消し去ってしまった。
正義解散以外にも「デンカノボウトウ」と呼ばれる棒状の武器を持ち、格闘戦は勿論デンカノボウトウから緑色の光線を発射する「強行採決」、「ヨゴシマニフェストブレイク」と言った強力な技を使う。また、エンジンオーG12に1度倒されても再生するなど正義解散を使わずとも高い実力を誇る。

掃治大臣キレイズキーが敗北した後の二大臣を見かねて、彼の残したムゲンゴミ箱から登場する。
危官房長官チラカソーネを送り出すも敗北した為、自ら出陣。その時の態度から、チラカソーネに対しても最初から期待などしていなかったようだ。
等身大サイズでガンバルオーを圧倒し、グリーン、ブラック、バルカ、ガンパード、キャリゲーターを消滅させる。
ケッテイバンキ敗退後に再び姿を現し、古代炎神族を消滅させ、エンジンオーを庇ったウイングス、トリプター、ジェットラス、ジャン・ボエールをも消し去ってしまう。

その後、ヘルガイユ宮殿にて残った害水大臣ケガレシア害気大臣キタネイダスを侵入したゴーオンジャーからの攻撃を防ぐ盾にする。
しかし、度重なる非情な行為によって蛮機族が(平等に)気持ちよく暮らせる理想のゴミ世界が作りたかった二大臣達に「ガイアークに独裁者などいらない」、「お前なんかに蛮機族にとっての理想の世界は作れない」と離反され、ムゲンゴミバコを破壊される。
残りのゴーオンジャーメンバーを消滅させるためのエネルギー源を絶たれ、怒りから彼は二大臣に致命傷を負わせる。

その後、走輔達と最後の決戦を開始。
しかし、デウス・ハグル・マギアと呼ばれる蛮ドーマを無限に作れる機械があり、ゴーオンジャーは苦戦するものの、3人は力を合わせてデウス・ハグル・マギアを破壊する事に成功する。
それにより消えてしまったグリーン、ブラック、ウイングスが復活。全員揃ったゴーオンジャーとウイングスに「強行採決」を浴びせ、メットを吹き飛ばす程の優位に立つが、ゴーオンジャーとウイングスの合同必殺技「ゴーオン絆スペシャル」を受け敗北。

その直後、第三次産業革命を起こし巨大化する。
エンジンオーG12のG12グランプリで一旦は倒されるが、驚異的な再生能力で復活、火球をデンカノホウトウで打ってG12を苦しめる。
しかし、全員の気持ちが1つになったG12の必殺技「G12ファイナルグランプリ」(火の鳥になって体当たりする技)に、「ヨゴシマニフェストブレイク」をことごとくかわされ、葬られた。

同じガイアークではあるものの、元々ヒューマンワールドの侵略が三大臣の主導で行われていた事から彼らの上司と言う自覚は薄く第三勢力に近い立ち回りだった。

後に黒十字王の手によって復活の総裏大臣ヨゴシマクリタインとして復活を果たす。

【余談】

上記の断末魔の叫びは謝罪を意味する英語の「I'm sorry」と「アイム総理」をかけた古くからあるダジャレだが、当然ながら謝罪の意思は無い。

モチーフは不明。
息子・ヨゴシュタインに酷似した姿を持ち、一見真っ黒なヨゴシュタインにも見えるが、眉間に3つめの目があるなど、ヨゴシュタインより凶悪な顔立ちをしている。
なお、名前の由来の総理大臣からか、彼が本格的に活動し始めた頃からはゴーオンジャー本編では政治関連の時事ネタが多くなっている。

第三勢力で組織の乗っ取りを行い最終的には元々のメンバーの反抗により弱体化した悪役は過去には『電子戦隊デンジマン』のバンリキ魔王が存在する。

最終更新:2012年12月28日 18:09