チェーンソーバンキ

「ノコギリよぉ~、今夜もぉ~…ありがとう!」

【名前】 チェーンソーバンキ
【読み方】 ちぇーんそーばんき
【声】 五代高之
【登場作品】 炎神戦隊ゴーオンジャー
【登場話】 GP-20「兄妹バトル!?」
【所属】 蛮機族ガイアーク
【分類】 害地目蛮機獣
【作製者】 害地大臣ヨゴシュタイン
【作製モデル】 チェーンソー
【口癖】 「ソウソウに」
「~ギリ」

【詳細】

害地副大臣ヒラメキメデスが密かに回収したノコギリバンキに改良を加え、「チェーンソー」をモデルとして製作した害地目蛮機獣。

チェーンソーや電動丸ノコギリを全身に装備し、ボディ前面と両腕のチェーンソーは特に強力となっている。
ビルなどをぶった斬ると同時に激しい粉塵に身を隠しながら優位に戦い、更に飛び散った木屑に引火させる事で粉塵爆発を引き起こし、ノコギリバンキの欠点だった左腕のボルトが緩んでしまう心配はもうない。

街中でビルと次々と切り倒していき、その際の大量の微塵の中に姿を隠し、入り込んだゴーオンジャーは何も見えずに翻弄される。
駆け付けたゴールドのウイングトリガー・サーチモードによって微塵の中の自身を発見され、シルバーのウイングブースターの射撃に怯む。

微塵が晴れると7人の前に姿を現し、両肩から大量の丸ノコを飛ばして攻撃する「必殺ぶっとバズソー」で迎え撃つ。
7人の行動データを確認したヒラメキメデスから撤退を命じられ、ゴールド以外の6人を「必殺ぶっとバズソー」で変身解除に追い込むと撤退する。

その後、とある木材倉庫で大量の木材を切り込み、そこを木の粉で満たす事によって相手の武器で微塵爆発の誘発を目論む。
駆け付けたゴーオンジャーとシルバーが蛮機兵ウガッツと交戦している間、倉庫内の木材を次々と切り込んでいき、倉庫内を木の粉で満たすとシルバーに武器を使わせるように誘導し、大翔の事で自棄となったシルバーの放ったウイングブースターによってまんまと倉庫を爆発させる。

爆発に巻き込まれた7人を変身解除に追い込むが、駆け付けたジャン・ボエールの放水で倉庫の火事を消し止められる。
蛮ドーマSPの率いる蛮ドーマ軍団がジャン・ボエールを攻撃し始め、自身は倉庫から脱出した7人の前に姿を現し、再変身したゴーオンウイングスに立ち向かうが、2人の連携に怯み、ブースターフライトを受け敗北(蛮ドーマ軍団もジャン・ボエールによって一掃されてしまう)。

その直後、ビックリウムエナジーによって産業革命を起こして巨大化する。
3機のウイング族が炎神合体したセイクウオーに「必殺ぶっとバズソー」を繰り出すが、空中を飛行するセイクウオーに回避され、地上でのジェットリータービュランスと空中からのセイクウソニックに怯み、最期はセイクウインパルスを受け爆散した(上記の台詞はその際のもの)。

【余談】

作製モデルとなっている「チェーンソー」は電動回転する鎖状に繋がった細かい刃で木材などを切断する道具である。

上記の台詞は「夜霧よ今夜も有難う」が元ネタとなっている。

チェーンソーをモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『星獣戦隊ギンガマン』のヂェンゾス以来の登場となる。

声を演じる五代氏は『太陽戦隊サンバルカン』で2代目バルイーグル/飛羽高之役として主演している。
怪人の声優としては今作が初となり、『忍者戦隊カクレンジャー』の白面郎以来、13年振りにスーパー戦隊シリーズに出演している。

最終更新:2013年04月25日 19:25