【詳細】
劇場版仮面ライダー龍騎 EPISODEFINALに登場するミラーライダーの一人。
ミラーワールドに存在する城戸真司の鏡像が
ドラグブラッカーと契約し変身した仮面ライダーであり、出自そのものが他の12人と異なる異質なライダー。
龍騎ライダーの中で唯一、ベントイン時のバイザーの音声が低くくぐもった独自の音声となっている。
所持するベントカードの種類は龍騎と全く同じだが全てAP、DPは1000高く攻撃力に優れる。
が、リュウガの恐ろしさはカードの能力にとどまらず、肉弾戦からカードを切ることが出来、相手の発動したベントカードの能力を見きった上でそれを潰すための的確な判断を行う思考力である。
変身者がミラーワールドの存在(いわば人間型の
ミラーモンスター)なので、他のライダーとは異なりミラーワールド内での活動制限時間が存在しない。
EPISODEFINALに登場したリュウガの願いは「城戸真司と一つとなって完璧な存在となり、神崎優衣の命を救う」こと。
ミラーワールド内では自在に活動できるが、現実世界では逆に長く留まると粒子化する現象が起きていた。
また、現実世界では服の模様などが左右逆になる。
その立ち位置はテレビ版での
オーディンと同じような
神崎士郎の切り札たる「13人目のライダー」であり、劇場版にて満を持して登場。
神崎士郎が告げた「最後の三日間」についに動き出し、
王蛇と戦うファムの前に現れ、龍騎(城戸真司)を装って王蛇を圧倒し、ドラゴンライダーキックで
ジェノサイダーを瞬殺した。
その後、浅倉への復讐の手助けをしてくれたと勘違いし霧島美穂が真司をデートに誘った際、途中で真司と入れ替わり現実世界で美穂を暗殺しようとするが、時間切れでリュウガに変身してミラーワールドに退却。
追ってきたファムにダメージを加え(偶然近くでミラーモンスターと戦っており、この戦いを目撃していた蓮もリュウガを龍騎と誤認、真司が戦う気になったと思い込んだ)、飛び掛ってきたところでアドベントで召喚したドラグブラッカーに襲わせて致命傷を負わせるも、龍騎の乱入で撤退する。
その後、優衣の命の事を知り、幼い頃に一度だけ遊んだ女の子が優衣だと気付き、苦悩する真司に自分と一体化すれば優衣を救えると甘言を投げかけ、真司を吸収して一体化する。
それを目撃していた蓮とそのまま戦いになりナイトを圧倒するも、自殺した優衣を見て真司が「他人の命を奪ってまで生きたいと思わない」という優衣の気持ちに気付いた事で、分離されてしまう。
龍騎と激しい戦いを繰り広げるも、気迫に勝る龍騎に圧倒され、ドラゴンライダーキックのせめぎ合いに敗北し契約モンスター共々爆散した。
【仮面ライダー龍騎 13RIDERS】
ファム、オーディンと共に現れ、龍騎、ナイトを攻め立てた。
こちらでは正体は不明という扱いで、台詞も全く無い。
ディスパイダーがライダー達に襲いかかった際、ファムを庇う様に前に出る描写がある。
劇場版の展開を踏まえると何という皮肉か。
【仮面ライダーディケイド】
鳴滝が召喚したライダー、「ネガの世界」で
佐藤博彦が変身する形で登場。
前者はディエンドのディエンドファング、後者はディケイドコンプリートフォームのバーニングセイバーに倒された。この作品でのバイザー音声はオリジナルと異なる。
『超・電王トリロジー EPISODE YELLOW』ではディエンドコンプリートフォームにも召喚されている。
【仮面ライダーディケイド ファイナル・ステージ】
ミラーワールドの辰巳シンジが変身。
レンを疑っていた心の隙をつかれた
辰巳シンジと同化し、
大ショッカーに入る。
鍋にナマコを入れディケイドを倒そうとするが、犯人だった事が明かされ倒された。
【RIDER TIME 仮面ライダー龍騎】
仮面ライダージオウ放送中に制作された龍騎スピンオフにて登場。
原典同様鏡像の城戸真司が変身する。
これまで使わなかったガードベント、ドラグシールドを初使用している。
【余談】
『龍騎』の放送当時に発売された格闘ゲームでは使用可能キャラの1体として登場。
リメイク版ではストーリー状の事情で、敵ではなく主人公自身が一時的に代用として変身した。
設定では宿敵となる龍騎よりも高いスペックを持つが、良くも悪くも必殺技が一点集中型で、力負けするとそのまま敗因になるという弱点がある。事実劇場版、ディケイドの3度の戦いではいずれも必殺技のせめぎ合いで倒された。
最終更新:2022年02月23日 03:35