サメヤミー

メズール「来たわ。お帰り、坊や。さあ、みんなで頂きましょう」

【名前】 サメヤミー
【読み方】 さめやみー
【登場作品】 仮面ライダーオーズ/OOO
仮面ライダー×仮面ライダー ウィザードフォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム
【登場話(オーズ)】 第9話「ずぶぬれと過去と灼熱コンボ」
第10話「拳と実験と超バイク」
【分類】 ヤミー/水棲系成長ヤミー
【創生者】 メズール
【宿主】 只野通
【欲望の種類】 傲慢(標的を爆破する楽しみ)
【特色/力】 高圧液状爆弾、水・地中潜航
【モチーフ】 サメ

【仮面ライダーオーズ/OOO】

メズールが爆弾マニア、只野通という男性にセルメダルを投入して誕生させた水棲系成長ヤミー。

サメをモチーフとしているため水中は元より周囲の空間を一時的に液状化させる能力で地中も水中と同様に潜水して高速移動する事が可能。
小回りも利くため、陸上ながら高い起動性能を持ち、バッタレッグのオーズでは追いつけないほどの速さで移動する。

また、口から高圧で圧縮された水弾を吐き出して攻撃を行うが、この水弾は着弾すると同時に破裂し凄まじい衝撃を生み出す。
この破裂する際の衝撃は火薬を使用した一般的な爆弾を上回る破壊力を持っているとされる。

メズールのヤミーの特性として巣を持ち、卵から大量に生まれてくるため巣を潰さない限り何度でも同じ個体が登場する。

只野は鴻上ファウンデーションが抱える鴻上生体研究所の研究員であるが、爆弾にただならぬ執着を見せる危険な欲望を秘めている。
実際に作った爆弾による破壊を行いたいという欲望がヤミーによって増幅され、爆破実験を繰り返し終いには遊園地で爆破実験を行おうとしていた。

その欲望を受け鴻上生体研究所に作られた巣から次々に孵化していき、そのうち第9話で登場した個体の内、1体目はセルメダルに還元され、2体目はオーズラトラーターコンボのガッシュクロスを受け爆散した。

第10話では3体目がオーズタカトラーターのリボルスピンキックを受け倒され、宿主が逮捕された事で欲望の供給が受けにくくなったためか、卵から一斉に孵化した大量の個体が出現。
鴻上ファウンデーションのメダルシステム研究所の職員達に襲いかかり、研究所から外に出てオーズと戦うが、オーズバッシュで3体が斬り裂かれ、残った個体もトライドベンダーの放ったメダル型の光弾により全て爆散した。

【仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム】

アクマイザーが生み出した再生怪人の1体として登場。

【余談】

このヤミーの宿主である只野は「自分の作った爆弾による破壊」に強いこだわりを持っていた為、このヤミーもそれに影響を受け攻撃方法が「水を用いた爆破」という奇抜なものになったと考えられる。

他のヤミーと異なり、頭部は完全な人の顔を模しておらず、鮫そのものが直立した姿をしている。
というのも実はデザイナーはヤミーの特徴的なスリット状の目を鮫のエラで表現したつもりであったが、凶暴な上の鮫の部分の顔が際立っており、本来の顔が目立たなくなってしまったため。

『オーズ』の同エピソードで『仮面ライダーキバ』のトータスファンガイア/沼川役の坂本真氏が宿主となった只野通役としてゲスト出演している。

最終更新:2023年09月05日 17:37