「アレの力で高みに上るのはこのサンダールだ。タウ・ザントでもサタラクラでも、ましてサーガインでもない。」
【名前】 |
七の槍 サンダール |
【読み方】 |
ななのやり さんだーる |
【声】 |
池田秀一 |
【登場作品】 |
忍風戦隊ハリケンジャー |
【登場話】 |
巻之三十九「七の槍と謎の石」~巻之五十「暗黒と新世界」 |
【分類】 |
暗黒七本槍 |
【モチーフ】 |
サメ |
【名前の由来】 |
日曜日(英:Sunday) |
【詳細】
アレの出現に必要なものを手に入れるため、星を一つ、単独で破壊してきた。常に冷静で戦闘でも多少状況が変化しても微動だにしない。
表向きは
タウ・ザントに忠誠を誓っているが、自分がアレを手にする機会を伺っている。目的はアレの力を使い宇宙を支配すること。
情況に適応した甘言で人を操ることにも長ける。他人を一切信用しないため、
扇獣以外の部下は持っていない(そもそも扇獣自体が非常に強力の為、他の部下を必要としていない)。
実際に初めて他の七本槍に会った時は同志という甘言を用いて、誑かした。一人不信感を抱く
五の槍 サーガインとはこの時から互いに快く思っていなかった。
武器は赦悪彗星刀(しゃあくすいせいとう)という自分の身長の何倍もあるかと思われる刀と鮫手裏剣を使って戦う。
戦闘力は極めて高く、光のロープで相手をまとめて拘束する「自在縄」、隠れた敵を探す「凶ザ目(きょうざめ)」、巨大鮫の形をしたエネルギーに乗って突進する「縄頭蓋(じょうずがい)」など強力な忍術を使いこなす強敵。
鉄扇の中には
凶扇獣バドーギ、
呪扇獣マドーギ、
災扇獣デザーギを飼っており、必要に応じて呼び出し使役している。
巻之四十三で敗れたサーガインを破壊光線で襲撃。サーガインはそれを防いだが、先ほどのハリケンジャーとの決戦で刀が破損していたため、折れてしまい、「刀の錆にもならん」と自分の愛刀は使わずそのまま折れた剣を腹に突き立て、さらに鉄扇で本体を縦に両断し葬った。
ジャギュームガンのエネルギーを勝手に使ったとして、タウ・ザントの命で
サタラクラを始末し、エネルギーを
センティピードに持ち帰った。
巻之五十でタウ・ザントに反旗を翻すも(自分もサタラクラ同様に捨て駒にするつもりだった事に憤慨したとも取れるが、最初から裏切るつもりでいたとも考えられる)、ハリケンジャーに邪魔をされる。「虫けら共がいつまでもウジャウジャと…。邪魔はさせん!」と彼らを圧倒するが、徐々に攻められ、ビクトリーガジェットで、
一の槍 フラビージョ、
四の槍 ウェンディーヌが倒される。
生き延びていた彼は
宇宙忍法・巨大身の術を使い、巨大化。轟雷旋風神、リボルバーマンモスを圧倒し、その必殺技をも寄せ付けない程の戦闘力の差を見せ付けるが、
ゴウライジャーが自らを犠牲にした攻撃で彼らと共に爆散した(しかし、実際に散ったのは彼だけで、ゴウライジャーは雷に助けられ生き延びていた。)。
【余談】
声を演じるのは『機動戦士ガンダム』で「シャア・アズナブル」の声を演じる池田秀一氏。武器の名称や台詞などにシャアのパロディが含まれている(「赦悪」はシャアとシャークを掛けており、「赦」の字の「赤」の部分と「彗星」はシャアの異名が「赤い彗星」である事からきていると思われる)。後に同氏は
バット・リーを演じている。
最終更新:2013年04月08日 16:06