五の槍 サーガイン

「さあかかってこい!地球忍者共!」

【名前】 五の槍 サーガイン
【読み方】 ごのやり さーがいん
【声/スーツアクター】 岡本美登
【登場作品】 忍風戦隊ハリケンジャー
【登場話】 巻之一「風とニンジャ」~巻之四十三「超合体と大激突」
【分類】 暗黒七本槍
【モチーフ】 アリ
【名前の由来】 木曜日(英:Thursday)

【詳細】

宇宙忍群ジャカンジャ暗黒七本槍の一人で黒甲冑の武人にして科学者。機械系宇宙人を指揮する傀儡師でもある。
両肩から2本の剣を取り出す事によって、優れた戦闘力を発揮できる。

実は体が巨大なクグツで、本体はこのクグツの頭部で操縦する小さなアリ型の宇宙人(実際のアリよりは大きい)。
右手を顔の横でワキワキとするのが癖(『ハリケンジャーvsガオレンジャー』で鷲尾に化けた際にもその動作を見せている)。

カラクリ巨人メガタガメシリーズなどを開発している。

暗黒七本槍のなかでもトップクラスの非常に高い戦闘力を有し、2本の剣を使った攻撃は非常に強力。
それとまったく正反対のカラクリ巨人やクグツを作り出すなど、武人と科学者を両立している珍しい人物でもある。
また、二の槍 チュウズーボとは犬猿の仲。だが、チュウズーボがハリケンジャーに最後の決戦に挑む際には切り札の闇魔人魂召喚の術の巻物を託されていたほか、彼が敗北したときは敬意を見せ、三の槍 マンマルバが暴走した際や四の槍 ウェンディーヌに惚れていたジュクキノコが倒された時には彼らを不憫に思っていた事から、仲間内では信頼は厚い模様。
それ故に終盤から現れた七の槍 サンダールの平気で仲間を裏切る本性をいち早く見抜いており、当初から不信感を抱いている。

物語の終盤、怒りの矢のメダルが手に入った事によって、カラクリシステム理論と「アレ」の力の一部を解析し、開発したカラクリ巨人ガインガインで怒りの矢の実体化に成功するなどの快挙を成し遂げハリケンジャー達をギリギリまで追い込んだが、決死の反撃に出たハリケンジャーのアルティマレインボーに敗れ、ガインガインは破壊され怒りの矢のメダルも奪われる事となった。

それでもこのままではセンティピードに帰れないと悟り、ハリケンジャーと戦おうと叫ぶが、現れたサンダールにカラクリシステム解析理論を全て奪った事を告げられた後に傀儡ごと体を両断され爆散した。
性が合わないのはお互い様であったようで、サンダールはこの時「邪魔なんだよ。御立派な戦士面も気に食わん」とサーガインの事をあらん限りに罵っている。

この作品中、暗黒七本槍の中で巨大化していないのは彼とフラビージョのみ。彼は一人で戦うのを好むらしく、他の七本槍が来て加勢したときは憤りを見せた。

【余談】

声を演じる岡本氏はスーパー戦隊シリーズで数多くの敵幹部のスーツアクターとして活躍している。
顔出しでもないにも関わらず、クレジットではサーガインと表記されていた(似たような怪人にナリスマシなどがいる)。

放送当時発売されたチープトイ「ツインセット」として、シュリケンジャーとセットでソフトビニール人形が発売された。
本作の敵の中で商品化された唯一の怪人でもある。

最終更新:2013年03月21日 06:58