【詳細】
元々は
ゴードム文明の
大神官ガジャが開発した
巨神ガガドムをクエスターらが奪い取ったものが発端であり、ガガドムの構造を解析しそれらの原理を元に
ガイと
レイが最新鋭の戦闘兵器として独自に開発したものである。
「人類に対抗する上で人類の兵器を研究する」というクエスターの考え方が反映され、戦闘機や重戦車等様々な人類の兵器を参考モチーフとして設計、開発されている。
動力源はクエスターにも埋め込まれている
ゴードムエンジン。
ゴードムエンジンの驚異的な出力とクエスターの科学力も相俟って、非常に高い戦闘力を誇り、ボウケンジャーを何度も苦戦させ窮地に陥らせた事も多い。
パラレルエンジンの原理を逆転させて作られたゴードムエンジンは、ダイボウケン等のボウケンジャー側巨大ロボと同じように
プレシャスの能力をより引き出す機能を備え、それらの利用を前提に設計されている。
いわば「クエスター版ダイボウケン」とも言える。
しかしクエスターはゴードムエンジンの回転数を上げるなどの出力調整はできるようだが、内部の改良などは手が回らないようでオーバーヒート等で時として動作不良に陥る場合もあり、自滅に近い形で撃破された個体も存在している。
クエスターの最新の科学力と
ジャリュウ一族の
大邪竜が組み合わさった場合は
邪機竜とよばれ、凄まじい驚異となって立ちふさがったこともある。(Task.33、34)。
修理は
レイが行っているらしく、プレシャスの利用も念頭に置いているためエンジンの出力を高めに設定しているようでオーバーヒートなどの弱点がない場合は間違いなく最強だった。
またそれぞれ高い性能を有するあまり開発期間もそれなりに長く取られているため、出撃回数はそれほど多くはない。
が、劇場版では新型個体が登場するなど、ファンの人気も相応に高い。
【余談】
クエスター達は等身大の怪人を作ることはしなかったが、彼らはプレシャスの奪取や利用することを考えていたため、自分達がそれを行う手段としての巨大兵器の開発を行っていたと思われる。
元々彼らはアシュという種族で、クエスターと名乗っているのは称号のようなものに過ぎない。
推測にすぎないが、生命体にゴードムエンジンを埋め込むのはガジャのような呪術的な能力を持たないと不可能であり、アシュとはいえそれら能力を使えないガイ達では自分達と同じような存在を増やそうにも出来なかった可能性が高い。
ガイ達は一度はボウケンジャーに破れ肉体が消滅していながら、ガジャの力でゴードムエンジンを埋め込まれ復活し、劇場版ではゴードムエンジンを使って他の作品で死亡した幹部を蘇らせていることからやはりガジャの専売特許のようなものなのだろう。
術魂を持つレイならばどうにか出来た可能性もあるが、そのような場面は見られなかったあたりしなかったのは、出来なかったのかは想像の余地があるだろう。
デザインモチーフは1980年代のスーパー戦隊シリーズのロボットが主に使われ、名前は漢字1文字にカタカナでルビが振られている。
登場したクエスターロボは以前登場したものを改造して用意されている者が多い。
最終更新:2022年10月25日 01:03