ゴードムエンジン

【名前】 ゴードムエンジン
【読み方】 ごーどむえんじん
【登場作品】 轟轟戦隊ボウケンジャー
【初登場話】 Task.18「生きていた男」

【詳細】

大神官ガジャが作り上げた特殊な動力機関。
パラレルエンジンの原理を逆転して開発したことから、別名「アンチパラレルエンジン」とも呼ばれる。

パラレルエンジンと同等、もしくはそれ以上の出力を有し、ガジャの呪術により生身の肉体に埋め込むことでその生物の性能をパワーアップさせる他、
単純に巨大兵器用の動力源としても申し分のないエネルギーを生み出す。
複数個搭載することでその能力をさらに強化することも可能だが、そのエネルギーを受ける素体には相応の負担が求められる。

「アンチパラレルエンジン」という別名の通り、従来のパラレルエンジンに対し特殊な力が作用するためエンジンからのエネルギー供給をシャットアウトする事も可能。
これによってボウケンビークルからエネルギー供給を受けているボウケンジャーは変身を解除してしまうことになったが、新開発された「ネオパラレルエンジン」を搭載したボウケンシルバーはその影響を受けなかった。
その後、そのような描写は見られなくなったことからボウケンジャー側はパラレルエンジンを改良、もしくはネオパラレルエンジンに改修されたと思われる。

第11話にて手に入れた「レオン・ジョルダーナの画帳(写本)」というプレシャスを見たガジャだったが、「今時の機械」のこと故にひと目見ただけでは理解できなかった。レオン・ジョルダーナ自体16世紀頃の人物であるため数百年前の人間で今どきとは言えないが、ガジャは4万年前の人間のため、数百年くらいは誤差だろう。
4万年眠っていたことによる技術格差はその場では覆すことができなかったのだが、しかしガジャはこの時見た内容を驚異的な記憶力で全て頭に入れており、時間を掛けて写本に書かれた内容を理解し、その技術を自らのものとして開発に成功する。

その内の試作品をボウケンジャーに倒されたアシュに埋め込んだ事で彼らは強化復活を果たし、ガジャは彼らを手駒にしようと考えていたが肝心のコントロール手段を搭載しておらず、彼の元を離反したことで新生したアシュ達はクエスターを名乗り、新たなネガティブシンジケートとなってしまう。
さらに自分自身に搭載されたゴードムエンジンの技術を利用することでクエスターロボという強力な巨大ロボの開発を許してしまいとてつもない驚異が誕生してしまうことになった。

この時の反省を生かし、幻獣を改造した改造幻獣ゴードラムは呪力で意思を消した操り人形としている。
また終盤においては自分自身の肉体に複数個搭載するという危険な賭けに出てガジャドムへとパワーアップした。

最終更新:2022年10月27日 03:47