サイボーグのブレドRUN

「護星天使は俺が落とす」

【名前】 サイボーグのブレドRUN
【読み方】 さいぼーぐのぶれどらん
【声】 飛田展男
【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー
ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
【登場話】 Epic39「エピック・ゼロ」~Epic45「救星主、誕生」
【所属】 機械禦鏖帝国マトリンティス
【地形】 都市
【特技】 ブレドランチャー、ブレメラン、時間を司る謎のイレギュラー・パワー
【指令】 全身全霊でマトリンティスの為に戦う事
【趣味】 なし(記憶を抜き取られている為)
【分類】 幹部/記憶情報被消去肉体強化改造サイボーグタイプ/"ブレドラン"/黒十字軍復活怪人
【生物モチーフ】 アンモナイト
【名前モチーフ】 ブレードランナー
【他のモチーフ】 004(サイボーグ009)

【詳細】

10サイのロボゴーグがブレドランの肉体を切り刻み改造してパワーアップさせた記憶情報被消去肉体強化改造サイボーグタイプマトロイドで、マトリンティス帝国の幹部。
チュパカブラの武レドラン彗星のブレドランを足して、パーツを組み込んだような姿になっている。

これまでのスマートなデザインと異なり、全身に鎧を着込んだ重厚なデザインが特徴。
全身を切り刻まれ武器を装備、肩部からミサイルを放つ「ブレドランチャー」、両腕の刃を合わせて飛ばす「ブレメラン」など以外に、電撃も放つ。
このブレドランチャーはスーパースカイダイナミックと同等の攻撃力を誇り、肉弾戦においてもスーパーゴセイレッドと同等以上の強さを持つなど以前とは格段にパワーアップしている。
また、以前は「私」だった一人称も「俺」に変化している。

登場時点では完成したとは言えず、調整が必要な段階であったようである。また、破損してもロボゴーグは修理してくれず破損箇所の修理は自分で行なっていた。
この姿で初めてゴセイジャーの前に現れた時、イエローから「また宗旨替え!?」と半ば呆れる様に言われていた。

Epic39で初登場。
グランドゴセイグレートに敗北した武レドラン(裏設定では血祭のブレドラン)をエージェントのメタルAが発見、ターミネルに運ばれ、ロボゴーグの目に止まったことで改造手術が施された。
その際、メタルAの記憶データをコピーした上で過去の記憶を抜き取られて、唯一残った護星天使への憎しみとロボゴーグへの忠誠心をインプットされた(ただし、抜き取られた記憶データ自体はUSBメモリーのような状態でロボゴーグが保管していた)。

タイマーのバクトフージERとゴセイジャーの戦いの中に登場し、アラタと交戦し互角以上の戦闘力を見せる。
ゴセイジャー全員の攻撃によってダメージを受けたためバクトフージERが加勢し、援護のために巨大化。
タイムリバースとアルティメットストライクの押し合いの中突如バクトフージERに加勢し、その攻撃の影響でレッドとバクトフージERがどこかへ消えてしまう(この原因はバクトフージERのタイムリバースにブレドRUNの謎のパワーが影響したためと公式サイトでは記述されている)。
その後、システムに異常が出たのかメタルAとともにターミネルへと帰還した。

Epic40にて再出撃するもスーパーゴセイジャーに押され、彼らの攻撃を受けそうになったメタルAを庇って負傷してしまう。
修理途中、メタルAに「何故庇ったの?」と尋ねられたとき、「仲間を守るのはあたりまえだろう」と口にしており、その後も負傷したメタルAを自分にしてくれたのと同じように修理しようとした。
かつて膜イン達を裏切った武レドランとは思えない言動だが、これは記憶を取り戻した本人曰く記憶を消されても最早本能レベルと化した策謀により、メタルAを味方につけて裏切らせる為のものだったらしい。

Epic43の総攻撃の尖兵として現れ、持ち前の非常に高い戦闘力でゴセイジャーを圧倒するが、最終決戦に向けて意気の上がったスーパーゴセイジャーとゴセイナイトの反撃で大ダメージを受ける。
とどめを刺されそうになったが、その際に謎の光線を発射し、テンソウダーとレオンセルラーを錆び付かせ封印することに成功する。
だが、激しいエネルギー消耗で動けなくなり行動不能となっていた。
その後、レオンセルラーの封印が不完全だった為に厄災デストラクションが相殺され、それに憤慨したロボゴーグに「ロースペック」と罵られ制裁ボムの電撃を流された上踏み付けられる制裁を受けた。

Epic44では、ゴセイジャーに圧倒されたロボゴーグが制裁ボムによる自爆を行うよう命令するも、代わりに現れたメタルAが自爆。
終盤でアルティメットゴセイグレートに敗れ頭部のみとなったロボゴーグに救済セルの発動を命じられるも、救済セルを破壊する。

実は最終決戦開始以前にメタルAの協力で記憶を取り戻していた。
今まで従ったふりをしていたのは制裁ボムが取り付けられていたためで、その発動スイッチがロボゴーグに握られている以上正面からの反抗は不可能。
そのためロボゴーグの支配から逃れるため、わざとゴセイナイトのレオンセルラーの封印を不完全としておき、ゴセイジャーがロボゴーグを倒すように誘導した。
ロボゴーグを「貴方も愚かな人間と同じだ」と嘲笑い、散々罵った挙句にブレドランチャーで止めをさした。
更には彼に仲間意識を感じていたメタルAをも葬り、その直後にゴセイジャーに宣戦布告し、姿を消した。

Epic45では彼の動向が回想され、終盤にて荒野に出現。
ゴセイジャーの天装術をカードなしで対応しことごとく圧倒した後、カモミラージュの力でこれまでの姿に変身し、本来の姿である救星主のブラジラとしての姿に変化した。

裏水生無脊椎動物モチーフは、軟体動物アンモナイト。
肩はアンモナイトを想起させる形状になっている(アンモナイトの特徴である連室のような構造になっている)他、腰にはアンモナイトそのものがくっついている。

設定が『鳥人戦隊ジェットマン』17・18話のラディゲと類似しており、首領格に記憶を奪われるも取り戻した途端、ヒーローを利用して返り討ちを行い、記憶を失っている間に知り合った恩人にも手を掛けるという点が一致している。

【ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦】

復活の救星主ブラジラの分身体として巨大な姿で登場。
『鳥人戦隊ジェットマン』のイカロスハーケンによるジェットフェニックスで倒された。

【仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦】

大ザンギャックの所属する救星主のブラジラの分身体として登場。

最終更新:2015年02月10日 12:49