マダコダマ

「いつの間にか強くなりおって…」

【名前】 マダコダマ
【読み方】 まだこだま
【声】 玄田哲章
【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕
【所属】 外道衆
【分類】 アヤカシ
【伝承のルーツ】 山彦
【モチーフ】 山水画、ねぶた
【その他のモチーフ】 タコ
【名前の由来】 マダコ+木霊

【詳細】

山水画のような、閻魔大王のねぶたのような姿を持つアヤカシ。

放たれたモヂカラや天装術を右肩の岩の穴で吸い込み、それを元に左肩の閻魔大王の口から攻撃を吐き出す能力を有する。
更に空中に水蒸気のレンズを作り出す事もできる。

血祭のブレドランの護星界壊滅の野望に加担し、この世に侵攻する。
上述の能力でゴセイレッドを苦戦させるが、出現したシンケンレッドに圧倒された為に撤退を余儀なくされる。

再出現した際はブレドランも同行し、丈瑠が攫われる間にゴセイジャーを足止めする。
外道衆にも関わらずに骨のシタリには従わず、外道シンケンレッドの炎のモヂカラをレンズで増幅させ、護星界への道を開く事に成功する。

その後、レッド以外の2大戦隊と交戦するが、モヂカラと天装術を合わせた協力攻撃は吸収できずに吹き飛ばされる。
ブレドランもスーパーゴセイレッドとハイパーシンケンレッドの連携に吹き飛ばされ、ハイパーシンケンレッドと他のスーパーシンケンジャーの合体必殺技「真・六重の太刀」にブレドランと共に怯み、続け様にミラクルゴセイダイナミックとナイトダイナミックを同時に受け倒される。

2大戦隊の活躍で護星界への攻撃を阻止された後、二の目となる。
ダイカイシンケンオーとグランドゴセイグレートに大ナナシ連中を差し向けるが、ダイゴヨウとデータスハイパーに一掃され、最期は二天一流乱れ斬りとグランドグレートストライクを連続で受け爆散した(上記の台詞はその際のもの)。

現代の伝承で『山彦』という妖怪がいるとされ、マダコダマの上述の能力が『山彦』伝承のルーツになったと思われる。

【余談】

名前が回文になっており、更に二の目の声は他のアヤカシと違い、エコーだけで加工されている。

右半身の山水画風の部分はゴセイジャーに対応する3つの属性(風、土、水)を模し、顔は名前からタコをイメージしてデザインされている(DVDのアートギャラリーより)。

シリーズ第27作目にも名前が回文になっている怪人が登場し、あちらもタコがモチーフになっている。

声を演じる玄田氏はスーパー戦隊シリーズの玩具CMのナレーターを1986年から長きに渡り務めている。
忍者戦隊カクレンジャー』のヌエ(あちらも妖怪がモチーフになっている)以来、17年振りにスーパー戦隊シリーズの怪人の声を演じている(その間に『魔法戦隊マジレンジャー』のナレーションを担当し、呪文の音声も演じている)。

最終更新:2014年06月11日 14:17