モチーフ:キマイラ(キメラ)

【モチーフ名】 キマイラ(キメラ)
【読み方】 きまいら(きめら)
【英語表記】 chimaira(chimera)
【主な怪人】 ジェノサイダー(龍騎)
ビーストキマイラ(ウィザード)
キマイラオルグ(ガオレンジャー)
スウグ(ゲキレンジャー) など

【詳細】

ギリシア神話に登場する異形の怪物。

一般的に神話に登場するキメラは「ライオンの頭部、ヤギの胴体、ヘビの尻尾を持つ」と言われる。
「キメラ」は「キマイラ」の別の読み方、或いは生物的な意味における同一個体内に異なった遺伝情報を持つ細胞が混じっている事を指す。

ここではギリシア神話における「キマイラ」を用い、「キマイラ」とは異なる生物の複合体とされ、怪人によって融合した生物が異なる。
しかし、構成モチーフの選定が難しい為、キマイラをモチーフにした怪人はそれだけ多くない。

キマイラをモチーフにした怪人は非常に強く、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のスウグなどのように強敵のポジションが多い。
更に『仮面ライダーオーズ/OOO』のグリードはそれぞれのモチーフにある程度の統一性を持つが、全員がキマイラタイプの怪人となっている。

「動物に別の能力を合成させる」と見れば、『爆竜戦隊アバレンジャー』のトリノイドも「一種のキマイラタイプの怪人」と言える。

上述のトリノイドの他にも『仮面ライダー』のゲルショッカー怪人、『仮面ライダーV3』のデストロン怪人、『科学戦隊ダイナマン』のメカシンカ、『地球戦隊ファイブマン』の合身銀河闘士、『鳥人戦隊ジェットマン』のバイオ次元獣などの過去の特撮作品では種族一環として登場した事もある。

日本妖怪であるは和製キメラとも言えるが、ギリシャの伝説が紆余曲折を経て日本へ伝来した結果とも言われたりしているが仔細は定かではない。

最終更新:2023年02月11日 02:28