宇宙海賊バルバン

【名前】	宇宙海賊バルバン
【読み方】	うちゅうかいぞくばるばん
【登場作品】	星獣戦隊ギンガマン 海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船

【詳細】

かつて銀河の星々を荒らし回った魔人で構成された邪悪な宇宙の海賊集団。
魔獣ダイタニクスの背中に荒くれ無敵城を接続しコントロール下に置いた「魔獣要塞ダイタニック」という海賊船を根城にしている。

ダイタニックで銀河中を飛び回り、様々な星々で殺戮や破壊などを繰り返してはその惑星のお宝を奪い取り、最期にはその星そのものをダイタニクスに喰らわせることで星の命を宝石に変えるという惑星そのものを根こそぎくらい尽くす悪行を行ってきた。
星の生命が変化した宝石は船長のゼイハブがコレクションとして集めており、太陽系を訪れたバルバンは「自身のコレクションの中で1番上等の宝石ができる」と見て次なる標的を地球に向けることとなる。

そして3000年前の地球に襲来したが、初代のギンガマンと星獣達によってダイタニックごと海中に封印されてしまったが、突如起こった海底地震によって封印が解かれた事で現代に復活。
自分たちの拠点でも有り、宇宙空間を移動するための重要な足であるダイタニックの封印を解くため、あらゆる手段を持って復活を果たそうと行動を開始した。

バルバンは船長であるゼイハブをトップとして、4人の軍団長が率いる魔人の軍団が存在する。
しかし軍団長同士の仲が非常に悪く、それが影響したのか配下の魔人同士の関係も険悪であり、初代ギンガマン達にはそれが原因で敗北を期し封印されてしまうこととなった。
現代に復活後、ゼイハブはそれを教訓にダイタニクス復活作戦の実行指揮を取る行動隊長を1人ずつ決め、その軍団に全権を与えるようにしたが、
今度は自分達の軍団がダイタニクス復活の名誉を得ようと、その時点でブドーが行動隊長だったが彼に冤罪を被せて指揮権を剥奪させようとイリアスが暗躍していたため、結果として軍団長同士の仲の悪さという根本的な問題は解決されなかった。

組織としての目的はダイタニクスの復活が第一。
幾度も行動隊長が代わり様々な作戦を経て、ついに第四十一章でダイタニクスの復活に成功するも、ギンガマン達の決死の戦いによって第四十二章で敗れ去った。
しかし、ダイタニクスの飛び散った破片が地球に染み込み、星の中心を汚した事で地球魔獣が誕生し、終盤でバットバス特殊部隊は地球魔獣の急成長作戦に動き出す。

『VSメガレンジャー』でゼイハブと幹部（樽学者ブクラテス、闇商人ビズネラ以外）と数多くの魔人が復活するが、軍団間や個人間の因縁は描かれなかった。

【海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船】

この組織に所属する戦闘員が幽霊船の一団の戦闘員として登場。
『海賊戦隊ゴーカイジャー』ではギンガマンが上述の経緯から「宇宙海賊」というフレーズに不快感を持っている事が語られている。

【余談】

基本的に幹部の名称は海賊らしく、海に関係している（「桟橋」、「埠頭」、「入り江」、「波止場」など）。

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