ミラーワールド

蓮「来た道を戻れ!」

【名前】 ミラーワールド
【読み方】 みらーわーるど
【登場作品】 仮面ライダー龍騎
仮面ライダーディケイド
仮面ライダージオウ
RIDERTIME 龍騎
【初登場話(龍騎)】 第1話「誕生秘話」
【登場話(ディケイド)】 第6話「バトル裁判・龍騎ワールド」
第7話「超トリックの真犯人」
【登場話(ジオウ)】 EP21「ミラーワールド2019」
【分類】 異空間

【仮面ライダー龍騎】

鏡の中に存在し、現実世界とは左右が反転している鏡映しのような世界。

ミラーモンスターの棲み処となっており、この世界の住民以外の生物は一切存在しない。
現実世界の生物はこの世界に入ると長時間存在する事ができず、一定の時間を過ぎると蒸散してしまう。
逆にこの世界の存在も現実世界では長時間滞在することができず、ミラーモンスター達は鏡面から通り魔的に人間を引きずり込んで食事にしている。

鏡を出入り口とした「ディメンションホール」で現実世界と繋がっており、モンスターの他にもミラーライダーが任意で出入りできる。
他にもガラスや水面などの反射物からの出入りも可能となるが、その場合は入った時と同じ反射物からしか出られない。

【仮面ライダーディケイド】

「龍騎の世界」に登場。

裁判員制度に基づき、ミラーライダーが戦う場所となっている。
事件関係者にカードデッキを貸し与え、ライダーバトルを勝ち抜いた者の意見が判決になる、という特殊な世界設定のため、
本来ミラーワールドに生息しているミラーモンスター達は契約モンスターを除いてほぼ駆除されているらしい。

アドベントやファイナルベント等、契約モンスターと協力して戦うカードが有る中、アビソドンのように召喚した契約モンスターが倒された場合どうなってしまうのかは定かではない。

【仮面ライダージオウ】

EP21、22における龍騎編に登場。
本来の歴史では最終話にて神崎士郎の手によって閉じられたはずの世界であったが、ウールが門矢士から「数千回に一回鏡が割れる瞬間にだけ繋がる失われた鏡の中の異世界がある」と聞いており、
そのとおりにウールが何度も鏡に石を投げて割ったことでジオウの世界とつながることになる。

そしてその世界にいた鏡像の城戸真司がアナザーリュウガに変身することになるが、本来ミラーワールドの存在故にやはり現実世界での滞在時間は短く、アナザーリュウガはそれを逆に利用することで神出鬼没の破壊行動を行っていた。

ミラーワールドに移動できるのはアナザーリュウガだけであるが、撤退時アナザーリュウガの体を掴んでいたジオウはそのままミラーワールドに入り込んでしまっている。
これはミラーモンスターが人間を餌として引きずり込むのと同じ原理なのだろう。

ジオウスピンオフ、完全新作の外伝として作成されたRIDERTIME龍騎では、再びライダーバトルの場所として用意され、
13人の人間がミラーライダーに変身して終わることのない戦いを繰り広げていた。

【余談】

この世界の境界については不明瞭な部分(例:ライドシューターでの移動)もあり、「ルールよりも作劇を重視した」ような演出も何度か見られる。
上述の通りに番組初期は「入る時に使った反射物からしか出られない」と設定されていたが、途中で有耶無耶になる。


当時のプロデューサーインタビューによれば、「ミラーワールドは『何でもあり』の世界」らしい。

海外リメイク版『KAMENRIDER DRAGONKNIGHT』では並行世界となっており、文字の反転はない。

最終更新:2020年01月21日 20:08