流星のデレプタ

「俺はこんな所で散る程ヤワでは…俺が…俺が死んでたまるかぁーー!」

【名前】 流星のデレプタ
【読み方】 りゅうせいのでれぷた
【声】 小山力也
【スーツアクター】 岡元次郎
【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
【登場話】 epic1「護星天使、降臨」~epic12「ミラクル・ゴセイヘッダー大集合」
epic16「ダイナミックアラタ」
【所属】 宇宙虐滅軍団ウォースター→無所属
【分類】 幹部
【出身星】 ズティンマ星
【特技】 流星弾、超スピード移動、両腕の鋭利な鎌
【任務】 ウォースター幹部として、惑星の虐滅を最前線で指揮する
【趣味】 弱者の命乞いを聞く事
【生物モチーフ】 オオカレエダカマキリ
【名前の由来】 プレデター
【出身星の由来】 カマキリ(英:mantis)

【詳細】

ズティンマ星出身の宇宙虐滅軍団ウォースターの幹部。

全身が赤くゴツゴツした武闘派幹部で両腕の鋭い鎌を駆使した接近戦を得意とする一方、体内に蓄えたエネルギーを強烈な破壊力を持つ光弾に変えて発射する能力を持ち、破壊活動に最も適した人員と言える。
基本技として「流星弾」を始めとして派生技で「超流星弾」、「流星縦横弾」、「超銀河流星弾」等を使用。

「強さだけが全ての判断基準で弱者は必要ないクズ」と言い切る冷酷な性格であり、送り込んだ配下の宇宙人が不甲斐ない様子を見せるたび憤慨しているが、当初は相手にならなかったゴセイジャー達が徐々に実力をつけていることを知ると喜ぶ等武人肌な一面も見せる。

強さにこだわる姿勢は彼の経歴に関わっていて、元々はウォースターの中でも下っ端だったが、首領である惑星のモンス・ドレイクに挑むという何者をも恐れぬ姿勢が評価され側近として取り上げられたという。
一方出身が不明な彗星のブレドランとは馬が合わず、ビービ虫を操る彼のことを不審に思っているかのような場面も度々見られた。

第1話にて天の塔を破壊した張本人でもあり、その時に真っ先にやってきたアラタと戦い、彼の左腕に重傷を負わせた上で退けている。

韋駄天のヒドウと同様の超速移動能力を持ち、一緒になって破壊した星も少なくない。
ヒドウと現れた時にアラタと交戦した際は彼の傷が癒えていなかった事もあって圧倒するが、止めの攻撃を逆上がりでかわされ、一撃を受け撤退する。
その事から彼に対しライバル心に似た執念を燃やすようになる。

epic12では惑星のモンス・ドレイクと共に本格的に地球を滅ぼす為の儀式を行おうとし、その護衛として出現。
儀式を阻止しようとするレッドを圧倒するが、それぞれの司る自然の力を理解したゴセイジャーは連携を取り、ゴセイダイナミックを受け敗北し、ドレイクの儀式は失敗してしまう。

その怒りのままにビービ虫を使って巨大化しゴセイグレートやデータスハイパーを圧倒するが、新たなカードにより全てのゴセイヘッダーを集結したハイパーゴセイグレートのハイパーヘッダーストライクを受け倒される(上記の台詞はその際のもの)。

しかし必殺技を受けてもなお、強靭な精神によって生き延び(映像を見る限りでは敗れた際は明確に大きな爆発は起こっておらず、粉塵が巻き起こる程度であった)、惑星のモンス・ドレイクの死後に再登場を果たす。

次々にゴセイジャーのメンバーを襲撃し、「ゴセイジャー如きにやられたモンス・ドレイクに従っていた自分が許せない」と言い放つなど、怒りの余りウォースターひいてはドレイクに対しての忠誠心を捨て去っていた。
「過去に負けたのは、ウォースターという枷があったからだ」、「守るものの無い今こそが最強だ」と語る。

戦闘力は更に向上し、胸にはハイパーヘッダーストライクを受けた際に出来たX状の傷が入り、更に威力の増した流星弾を放って破壊活動を行い(その途中に坂に流星弾が当たり、何やら不気味なが露となり…)、レッドを誘き寄せる。
そこに現れたレッドとの一騎打ちを行うが、最期はスカイックソードの一撃を受け爆散した。

女王蜂のイリアンの敗北を見た時、彗星のブレドランに悔しがっていない事を指摘された際に「それはお前も同じ事」と返した事から、ブレドランが本心ではウォースターやドレイクに忠誠を誓ってはいない事に気付いていたと思われる(最も、単にお互いイリアンが気に入らなかった為、彼女が倒されても別に悔しくなかったともとれるやり取りではあったが)。

【仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦】

大ザンギャック陣営の怪人として登場。

【余談】

モチーフはドラゴンマンティスとも呼ばれる世界最大のカマキリ、オオカレエダカマキリ。
17cm以上にも及ぶ巨大なカマキリであり、熱帯雨林に生息している。
名前に反してドラゴンを思わせる部位は無いが、サイズがドラゴン級か。

名前の由来はアメリカのSFアクション映画である「プレデター」。
プレデターとは捕食者を意味し、強い獲物を狩ることに喜びを感じる種族であり、戦闘狂のデレプタの性格はそれに由来するものと思われる。

悪しき魂関連のレギュラー幹部の内、彼だけepic17以降に何らかの形による再登場が無く(epic45では写真が掲載されただけで回想シーンが存在しなかった)、次作でも登場する事はできなかった。
だが、スーパーヒーロー大戦でようやく再登場する事は出来たものの出番は余りなかったりする。

声を演じる小山氏は声優を兼ねてスーパー戦隊シリーズでの出演は今作が初となり、『ブルースワット』の原田徹以来、16年振りに特撮作品に出演している。

最終更新:2024年02月27日 04:28