ウージョン星人 ジンチェ

「今からお前は連続強盗殺人犯・ウージョン星人ジンチェだ」

【名前】 ジンチェ
【読み方】 じんちぇ
【声】 堀之紀
【登場作品】 特捜戦隊デカレンジャー
【登場話】 Episode.19「フェイク・ブルー」
【分類】 アリエナイザー
【出身星】 ウージョン星
【罪状】 窃盗、建造物破壊、7つの惑星における58人の連続強盗殺人
【ジャッジメント】 デリート許可
【モチーフ】 不明
【出身星の由来】 映画監督「ジョン・ウー」
【名前の由来】 「チェンジ(変換)」の逆さ読み

【詳細】

おまじないが得意な住民が多いウージョン星出身のアリエナイザー。
地球に来る前に既にデリートの許可は下りていた(ホージー曰く「宇宙の広域指名手配犯」)。

怪重機 シノビシャドー2を操縦して燃料プラントを襲撃したがあえなく逮捕。
しかし、拘置所に入れられるとき、引率のホージーと自分の精神を入れ替え偽デカブルーとなり、まんまと逃走する事に成功する。
姿を入れ替える事でホージーに罪を被せ後述の翻訳装置を破壊してデリートの危機に追い込み、彼の仲間に何度も彼をデリートしろと言ってきた。が最終的には彼らに自身の正体を見破られていたために命令にそむかれる。

シノビシャドー2と同様に額から電撃を出せるがジンチェの姿のホージーは額から電撃を出さず肉弾戦のみで戦った。

そのまま署内を動きまわり本物のホージーになった事を利用してデカベースを乗っ取り、デカベースロボに変形させてボルカニックバスターを発射しようとしたがそこをジンチェの姿のまま脱獄してきたホージーに阻まれる。

そのままもみ合いとなり外へと出て戦ったが途中入れ替わりを知らない他のメンバーが合流。
このままホージーはジンチェの姿のままでデリートされるのかと思いきや、ジンチェの精神が入ったホージーの言動を怪しんだデカレンジャーは(ジンチェの精神が入った)ホージーを拘束。
その隙に額を合わせて魂は元に戻り、そのままディーバズーカの一撃を受けデリートされた。

偽デカブルーになった時を含め劇中で入獄したことは一度もなく、自分を投獄しようとしたホージーはジンチェ姿になり逆に自分が入獄してしまう。

デカベースロボでの破壊活動は未遂に終わったが、デカベースに関する情報はアブレラに渡り終盤には甚大な被害を及ぼした

ウージョン星人は身体中に生えているトゲで周囲の空気の流れや温度を測り、これで相手との距離や間合いを把握し相手を確実に仕留める。
ウージョン星人はこのトゲで天気なども予測できるので、彼らの星のTVでは天気予報の放送は行われないらしい。

ジンチェは自身の持つ「額を合わせた相手と自分の精神を入れ替える」能力を用いて、犯罪を犯して捕まる度に別の宇宙人と体を入れ替えて罪を逃れてきた(上記の罪状はジンチェが「ウージョン星人の姿」で犯したもの。これ以外にも多数の前科があったと思われる)。
そのためにもともとウージョン星人でなかったから上記のウージョン星人の能力が作中で使用されなかったとされる。ジンチェ本人も何度も自分の体を入れ替えてきた為、自分が本来どんな姿をしていたのかはもう憶えていないと語っている。

劇中に登場したウージョン星人の身体は、本来地球の言語を話す事ができないため、首に付けた翻訳装置を使って会話をしていたのだが、ホージーと入れ替わった際に翻訳装置を破壊する事で(入れ替わった)ホージーが外部とコミュニケーションを取ることを封じていた。また、入れ替わった直後のジンチェはホージーの体でも元々の自分の声を発していたがすぐにホージー本来の声に変わっている(ホージーの精神が入ったジンチェの体でも同様にホージーの声からジンチェの声に変わっている)。

【余談】

テレ朝公式サイトのジャッジメントリスト表で何故か現在も「ジェンチェ」と誤表記されている。

声を演じる堀氏はスーパー戦隊シリーズで怪人役としての出演は今作が初となる。

シリーズ第33作にも登場した人間の中身を他と入れ替える能力を持つ怪人も、標的をすり替えることでヒーローを抹殺の危機に追い込んだ(あちらは自身以外とも中身を入れ替わらせられる怪人で、器物と標的をすり替えてる)。

最終更新:2013年04月03日 14:42