ガンマジン

「拙者は夢と希望を叶えるガンマジン…夢や希望が欲しくなったら、また拙者を呼んで欲しいでござる…本当に困った人に、この鍵を使って欲しいでござる…」

【名前】 ガンマジン
【読み方】 がんまじん
【声】 神谷明
【登場作品】 超力戦隊オーレンジャー
【分類】 魔人
【モチーフ】 オルメカ文明の巨石人頭像
中世ヨーロッパの従士

【詳細】

願いを叶えるという謎の魔人。

リキ曰く「6億年前に一度だけ現れた」といわれ、どのような存在なのか謎に包まれているが、彼を覚醒させる鍵にはオーレンジャーの超力のマーク(★・■・▼・=・〇)がそれぞれ描かれていることから、超力と何らかの関係があると思われる。

普段は岩状になって封印されているが、誰かが鍵を見つけると自動的にどこからともなく出現し、「ガンマガンマ ドンドコガンマ」という呪文を唱えながら鍵を回す事によって覚醒する。

超常的な存在であるが、口調は何故か時代劇口調。
体の大きさを自在に変化させることができる、自分を目覚めさせた者を主人とし一度だけその願いを叶える。
しかし、その内容が人を傷つけたりするようなものだと受け付けず、何でも願いを叶えるというわけではないのだが、壊れたマンションを一瞬で元通りにしたり致命的な重症さえも回復させるなどとてつもない力を秘めている。

鍵がバラノイアに渡った際は願いを叶えるためオーレンジャーと戦った事もあり、鍵の所有者によって正義にも悪にもなるやっかいな存在。
だが、自分が気に入らない願い事については受け入れない事もあり、目覚めさせた者にだまされた場合はその者におしおきを加えることもあるなど行動原理がやや曖昧な部分もある。

最終回ではバラノイアが滅んだ後、ブルドントJr.執事アチャ執事コチャと共に引き取り宇宙へと去っていった。
上記の台詞は、その際の去り際のもの。

【余談】

神面像モード時のモチーフはオルメカ文明の巨石人頭像、魔神モードは古代ローマの重装歩兵をモチーフとしている。

戦隊ヒーローとも敵勢力とも全く関係のない第三者が戦いに参加するという流れは五星戦隊ダイレンジャーに登場した大神龍を思わせるものだが、鍵の所有者によって正義にも悪にも転びうるという点では明確に異なる(大神龍は自身の絶対的正義の為にしか動かないため)。

一応ニンジャマンやシグナルマン等の番外戦士枠とも言えるが、海賊戦隊ゴーカイジャーにおけるレジェンド大戦には未参加だったようで彼の力の宿るレンジャーキーは存在しない。
ニンジャマンはカクレンジャーでのスーツがすでに存在しておらず、ガンマジンも同様の理由から映像には登場しなかったものと思われる。シグナルマンが登場した辺りが奇跡的でもある。
最もニンジャマンは後に、「とある理由から封印されておりレジェンド大戦に参加していない(認知していない)」という理由付けが行われているため、ガンマジンもまたブルドントJr.を育てることに集中して地球側のことを認識していないだけなのかもしれない。魔神だし。

声を担当するのは神谷明氏。
メタルヒーローシリーズ等での参加経験があるが、スーパー戦隊シリーズでは初参加となる。
ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦では黒十字王/黒十字城役として出演した。

最終更新:2021年03月27日 08:03