副長ゼルモダ

「バカにすんじゃねえ。俺にだって誇りってもんがあらぁな」

【名前】 副長ゼルモダ
【読み方】 ふくちょうぜるもだ
【声】 津久井教生
【登場作品】 激走戦隊カーレンジャー
【分類】 ボーゾック副長
【モチーフ】 不明
【名前の由来】 セルモーター

【詳細】

ボーゾックのNo.2で戦闘隊長。総長ガイナモとはマイナー暴走族時代から共に艱難辛苦を乗り越えた仲であるが、金で裏切るなど割と現金な一面もある(上記の台詞はリッチリッチハイカー教授に「友情を買おう」といわれた時の回答。ここだけ聞けば味方思いのかっこいい副官なのだが、その後誇りごと買収されリッチリッチハイカー教授に寝返る)。

初期は冷酷かつ残虐なキャラだったが、最終的には矢張りお茶目に。幼少時代に雷を馬鹿にして火傷をしたトラウマから雷が大の苦手だったが、バキバキ伝説を突破した事で克服した。

得意技は「ぱちき」と「ランニングヘッドバッド」という二つの頭突き技で、トランプを重ね合わせたデザインの剣を武器としている。
また、剣で切りつけた後に放つ「必殺ゼルモダキック」はドアを破壊する程度の威力がある。
意外にも、特技はVRVマスターに扮してダップを完全に騙す程の変装。彼はなぜか執拗にダップの命を狙っていた。
旗色が悪くなると「撤収」の掛け声と共にさっさと逃げてしまう。
基本的には戦闘員を詰めた壺に乗り、浮遊して登場する事が多い(この壷は10円玉が大量に詰まっている)。

彼の本領はバイクに乗った時に発揮され、取り分けそのスピードは限界スピードを突破し、バキバキ伝説を実現するほど。
バキバキ伝説を突破した事で無敵の雷パワーを手に入れ、同時に呼び出せるようになったエレキンタと放つ合体技「バキバキサンダーシリーズ」は強力。
カーレンジャーをきりきり舞いさせるが、アマゾンの電気ウナギを食べて雷嫌いを克服したグリーンレーサーに惜しくも破られる。
なお、バイクに乗る時は服の背中部分の飾りが頭部を覆ってヘルメットになる。

実は小学校レベルの勉強も苦労する程のバカで(作中ではグラッチに分からない事を質問をしたりするシーンがある)、ボーゾック解散後は、発明家グラッチと共に義務教育をやり直す為に小学校に入学した。

【余談】

声を演じる津久井氏は後に『爆竜戦隊アバレンジャー』、『炎神戦隊ゴーオンジャー』と言った同じギャグ系の戦隊でも最終的に生存するレギュラーキャラを演じている。

最終更新:2012年09月01日 16:53