「腹が、腹がぁぁぁぁぁ!」
【名前】 |
エグゾス・スーパーストロング |
【読み方】 |
えぐぞす・すーぱーすとろんぐ |
【声】 |
小林修 |
【登場作品】 |
激走戦隊カーレンジャー |
【登場話】 |
最終話「いつまでも交通安全!!」 |
【分類】 |
暴走皇帝(宇宙の地上げ屋) |
【所属】 |
なし |
【モチーフ】 |
ファラオ?、星座 |
【詳細】
暴走皇帝エグゾスが今まで散々邪魔をしてきたカーレンジャーを自身の手で葬り去る為、全宇宙の邪悪エネルギーを集めて変貌した姿。
右腕を変形させた鋭い剣、口から吐き出す破壊光線、両手に集めたエネルギーを非常に強力な光弾として放つ能力等を用いて戦う。
その戦闘力は絶望的に高く、接近戦ではVRVロボを完封して、ビクトリーツイスターを平然と受け止めた上にVRVロボの自爆攻撃にも耐え抜いた。
VRVロボの自爆で出来た僅かな隙を付いてのRVロボの「激走斬り・ハイパークラッシャー」で反撃され、腹部に風穴を開けられるも体内に吸い込んだ無限の邪悪エネルギーで即座に再生し、逆にRVロボを瞬殺した。
無限の再生能力と絶対的な攻撃能力は最早何をどうしようが相手にならず、一度はカーレンジャーを絶望させる。
しかし、
総長ガイナモに賞味期限切れで腐った
芋長の芋羊羹を食べさせられ腹を壊し、それにより無限の邪悪エネルギーを全て漏らしてしまい、再生能力を封じられた挙げ句に元の姿に戻り、人間大まで縮小してしまった。
【余談】
その戦闘能力や技術力はスーパー戦隊シリーズでも最強クラスのラスボスだが、ヒーロー側に逆転のチャンスを与えてしまった理由が上記の通りであまりにも間抜けなものであった為、特撮ファンの間ではその倒されるまでのプロセスが伝説にさえなっている(裏を返せばそれまでの間にカーレンジャーを終始圧倒していた点から普通に戦っても勝つ事は不可能な強敵だったと言う証明にもなっている)。
本来ラスボスとの最終決戦はギャグの入り込む余地の無いシリアスな戦いになる事が常で、彼との戦いも芋羊羹の件が出てくるまではシリアスに描かれていたが、腐った芋羊羹を食べさせられてからは今までのシリアス展開が嘘の様になギャグ展開となった。
故に『カーレンジャー』最終話はスーパー戦隊シリーズで唯一の「ギャグ成分多目の最終決戦」となっており、この番組の作品性を如実に表した最終回だったといえる。
そう考えると強大な力を持ち、ヒーローを追い詰めながら、普通では到底有り得ない無様な倒され方をした彼自身が作品性の煽りを受けた一番の被害者なのかもしれない。
最終更新:2013年02月17日 18:29