彗星のブレドラン

「これでウォースターも終わりか……」

【名前】 彗星のブレドラン
【読み方】 すいせいのぶれどらん
【声】 飛田展男
【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー
【所属】 宇宙虐滅軍団ウォースター
【分類】 幹部/"ブレドラン"
【出身星】 不明(あえて言うなら地球)
【特技】 彗星弾・ビービ虫を操る
【任務】 ウォースターの幹部として惑星の虐滅を最前線で指揮する
【趣味】 様々な作戦を考えること
【外見モチーフ】 ヨツコブツノゼミ
【名前モチーフ】 ブレードランナー

【詳細】

宇宙虐滅軍団ウォースターの幹部。
慎重かつ冷静な性格で、地球侵略のための作戦を次々に考え続ける頭脳派。

救星主のブラジラの姿の一つであり、ビービ虫を作り出したのも彼。
時間跳躍によって一万年後の現在にやってきたブラジラがウォースターを地球に呼び寄せこの姿に変身し、どうやって潜り込んだのかは不明だが幹部として作戦を考え続けていた。
エリートだからなのか、もとは下っ端だったデレプタを見下している様子があり、デレプタもビービ虫等を使役するブレドランを警戒、不審に思っていたようで馬が合わない。

戦闘においては「ブレドランサー」と呼ばれる長い槍を武器とし、初期の未熟なゴセイジャー全員を相手にしても圧倒するほどの高い戦闘力を誇る。
またエネルギーを鞭のように操ったり「彗星弾」という青いエネルギー弾を高速で撃ち出すことも出来る。

epic.13にて、度重なる失敗によりドレイクを失望させ、さらには反感をかってしまう。
また、変わり種のパワードダークのサポートとして共に出撃した際には出現したミスティックブラザーの前に手も足も出ず、戦線離脱を余儀なくされてしまった。

その後惑星のモンス・ドレイクの指示で宇宙母艦インデベーダーごと地球に激突しようとしたがハイパーゴセイグレートのハイパーヘッダーストライクを食らう。
だが生き延びており、チュパカブラの武レドランと名前と姿を変えて新たに地球犠獄集団・幽魔獣の幹部となった。

劇場版では超新星のギョーテンオーの前に現れて彼に協力。
その際に幽魔獣としての姿とウォースターとしての姿を自在に切り替えて戦ったが形勢不利と判断したのか撤退した。
なお、姿の切り替えはシーイック属性のカモミラージュを使っていたことが45話で判明した。

【余談】

彼の経歴やその真意などは"ブレドラン"も参照。

デザインモチーフはヨツコブツノゼミ。
ツノゼミと呼ばれる半翅目の一種であり、名前に反して蝉ではない(一応比較的近縁種ではある)。

名前の通り背中から角状の突起を持ち、種によっては様々な形状を持ち、形や色のバリエーションは非常に豊富。
体長2mmから25mmと非常に小さいため見つけるのは難しく、世界中で3000を超える数の種類が発見されている。
ちなみに師管液を餌とし、飛ぶのではなく跳ぶ(ジャンプ)することから別名ツリーホッパーとも。

異名の彗星とは太陽の周りを回る天体のうち小さいもので、太陽の熱で温められた氷が溶けてガスやチリ等が噴出した「尾」を持つもののこと。
デレプタの異名である流星と彗星は定義が全く異なり、地球の大気に突入したチリが発光する現象を「流星」という。
つまり自然現象であって天体ではなく、彗星のほうはれっきとした天体であるため新しいものが発見されると発見報告順に最大3人まで発見者の名前がつけられる。

幾つもの姿、名前を持つブレドランのうち、宇宙からやってきたウォースターに属する姿の異名としては相応しいものだろう。

最終更新:2024年02月27日 04:38