ドロタボウの童子と姫

童子「だってお前鬼だろ」

【名前】 ドロタボウの童子と姫
【読み方】 どろたぼうのどうじとひめ
【俳優/声】 村田充(童子役/姫の声)
芦名星(姫役/童子の声)
【登場作品】 仮面ライダー響鬼
【登場話】 二十三之巻「鍛える夏」
二十四之巻「燃える紅」
【分類】 童子と姫
【特色/力】 猛毒の泥を吐く、軽快な身のこなし
【育てる魔化魍】 旭村のドロタボウ
【登場地域】 茨城県旭村

【詳細】


これまでに出現していた他の童子達とは異なり、全体的に白っぽく丈の短い涼し気な夏らしい服装をしているのが特徴。
一見すると普通の村人に見えなくもないが、テンションが高く奇行が目立つ。
オトロシの童子と姫と比べてみるとテンションの差が歴然。
しかしその本性は冷酷そのものであり、朗らかに声をかけてきたヒビキに対して上記のセリフを真顔で告げている。

口から猛毒の泥を吐き出す能力を持ち、これで人間を溶かして養分を溶出させ田んぼ突き落とすことでそこに潜むドロタボウに与える役目を持っている。

夏の魔化魍第一陣として作られたためか、自分達を作ってくれた白いクグツには感謝を見せるなど従来の童子と姫に比べて性質がかなり異なっている。

そのひょうきんな性格で村人の油断を誘って襲いかかりドロタボウの餌にしていたが、夏の魔化魍の出現を察知した轟鬼と響鬼が参戦。
身軽な動きと口から吐き出す猛毒の泥で鬼を攻撃するが、姫が響鬼の火炎弾を受け倒されると童子は逃走を図る。
やってきたドロタボウのおかげで逃走に成功した童子は、大量に増えたドロタボウを引き連れ里に襲いかかろうとする。

しかし、夏装備でやってきた響鬼、威吹鬼、轟鬼によって阻まれ、最後は轟鬼との一騎打ちの末雷撃拳を受け倒された。

【余談】

夏の魔化魍と呼ばれる「等身大魔化魍」、その童子と姫第1号。
これまでの童子達とは異彩を放つキャラクターで印象に残る怪人だった。

夏の第1号であることをやたらとありがたがっていたが、童子達は今までどこで作られたのか等の記憶があるのだろうか…
ちなみに魔化魍アミキリを作る過程で魔化魍バケガニバケガニの童子と姫が大量に発生したが、魔化魍の生育に気温や湿度が関係する都合か、同じ地点に同じ童子達が複数登場した例は確認できない。
上述のバケガニの童子達も轟鬼が対処していたが、連戦ではあったものの別々の地点で出現していたためやはり同じ地点に同一の魔化魍、童子らが複数居合わせた例は無い。
ナナシと化したヤマアラシとウブメを育てた童子達は合流地点を指定され、そこへ移動するにあたり途中で威吹鬼や轟鬼と相対しているが、双方作られた地点は異なるため例外と言える。

オロチ現象ともなれば話は別だが、あれは童子達は出現しないため、魔化魍と童子らがセットで出現した場合、その事例は「人為的なもの」であることの証左といえる。洋館の男女が「人」かどうかは別とするが。

最終更新:2023年08月01日 03:34