魂の活動屋グロカン

「なんということだ…映画が、滅茶苦茶だぁ!」

【囚人ナンバー】 なし
【名前】 グロカン
【読み方】 ぐろかん
【声/俳優】 不破万作
【登場作品】 未来戦隊タイムレンジャー
【登場話】 Case File 38「ぐっどないと」
【分類】 ロンダー囚人
【圧縮冷凍年数】 なし
【モチーフ】 映画監督、黒澤明

【詳細】

最初からタイムレンジャー抹殺の為に行動を起こした囚人。

時代劇の映画の監督に変装し、トゥモローリサーチに部下を送り込み「自身の映画監督が制作費を横領している可能性があるから調査してほしい」という口実で彼らを誘き寄せる。

映画の台本に書き込んだあらゆる事を実現する事ができる(本人でなくても可能らしく、ゼニットに書かせていた)。
手に持つメガホンからは「ム~ビ」という風に「ビーム」という字をぶつけるかのような演出の光線を発射し、タイムレンジャーを圧倒し、シオンにはハバード星人特有の1年に1度の睡眠期間が訪れ睡魔を伴い、実力の差は歴然だった。

その直後、シールを剥がして巨大化する。
演出を盛り上げるという理由で自らシャドウベータ・ブイレックス・プロバイタスを召喚し、まとめて止めを刺そうとするが、寝ぼけたシオンが台本の最後のページをサイン用紙として破っており、ページがなくなった為にゼニットが台本への加筆を中断した事で台本も無力化し、皮肉にも演出で召喚した巨大ロボの連携攻撃に圧倒され、プレッシャーカノンを受け圧縮冷凍された。

その後、次のカットには寝言を言うシオンとそれを見て微笑む竜也達の姿があった。
実は寝る前に見た時代劇に感化されたシオンが見た夢の話だった為、グロカンという囚人は最初から存在しなかった。

【余談】

名前は映画の巨匠「黒澤監督」をもじったものと思われる。

夢とはいえ、プロバイタスが直接戦闘に参戦したのは、この囚人が唯一である。
「強敵との戦いが結局、夢だった」というオチは翌年のライダーのOVにも存在する。

最終更新:2012年06月14日 18:07