モニターオルグ

「虎は死して皮を残し、モニター壊れてリモコン残す…モニ~!」

【名前】 モニターオルグ
【読み方】 もにたーおるぐ
【声】 矢薙直樹
【登場作品】 百獣戦隊ガオレンジャー
【登場話】 Quest39「神が連れ去る」
【所属】 オルグ
【分類】 オルグ魔人
【器物モチーフ】 モニター、クーラー、コンポ、アンテナ

【詳細】

ゴミ捨て場のゴミの山から誕生したオルグ魔人。

ガラクタが寄せ集まったような姿を持ち、モニターを見た人間を異世界に閉じ込める能力を有する。
電撃を流すコードを両腕から伸ばし、左手のリモコンのスイッチを押す事で右手から「リモコンビーム」を放ち、「アンテナ剣」を武器としている。

上述の能力で人間を1人残らず消し去ろうと目論み、人々をモニター越しに異世界に閉じ込めていく。
その最中にガオレンジャーが駆け付け、イエローの両腕にコードを巻き付けた状態で電撃を流し、5人をリモコンビームで攻撃する。

しかし、レッドのガオメインバスターとシルバーのガオハスラーロッド・スナイパーモードの射撃に怯み、破邪百獣剣と破邪聖獣球を同時に受け倒される(それと同時に人々も現実世界に戻った)。

その直後、オルグシードによって再生巨大化する。
ガオキングをアンテナ剣で斬り付けていき、「電波障害ゴースト」という技で作り出した無数の分身と共に光線で攻撃するが、最期は天地轟鳴・スーパーアニマルハートを分身と共に受け爆散した(上記の台詞はその際のもの)。

敗北後、残ったリモコンがガオキングに取り憑き、ラセツはガオキングを思うままに操る。
その後、風太郎がガオゴッドとして正体を現し、天誅パワーアローでリモコンを破壊された為にガオキングは正気に戻った。

【余談】

「~モニ」、「~モニター」が口癖。上記の台詞は諺「虎は死して皮を留め、人は死して名を残す」をアレンジしている。

今回の作戦についてラセツ「この星(地球)の上から全ての人間がいなくなった時、本当の平和はやって来る」と発言している。

武器のアンテナ剣は『未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ』の合成災魔ボリピエールの剣を流用し、両目の部分は「google chrome」のマーク(アイコン)に酷似している。

デザイナー・原田吉朗氏によれば、「当初は『家電オルグ』という名称だったが、途中でこの名称になった」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。

声を演じる矢薙氏は特撮作品での出演は今作が初となる。

最終更新:2013年04月26日 16:19