カメラオルグ

「最後の記念写真を撮ってやる！」

【名前】	カメラオルグ
【読み方】	かめらおるぐ
【声】	岸祐二
【登場作品】	百獣戦隊ガオレンジャー
【登場話】	Quest3「荒鷲が消える!!」
【所属】	オルグ
【分類】	オルグ魔人
【器物モチーフ】	カメラ

【詳細】

邪気がカメラに宿り、身体を作り出した事で誕生したオルグ魔人。

撮影した人間の生命エネルギーを体内のフィルムに封じ込める能力を持ち、被写体は姿が消えて透明化し、最終的に落命してしまう。
「自身ではシャッターが押せない」という弱点を持っている為、カメラの姿で店頭に並び、購入した人間に撮影させる事で人々の姿を消そうと目論む。

新しいカメラを欲しがる少年・拓哉に1980円で購入され、彼の同級生・なつみを含む人々の姿を消していく。
拓哉に大勢の人々を撮影するように強要するが、これ以上の犠牲者を出したくない彼に投げ捨てられた為に岳の前で正体を現し、イエローに攻撃されそうになったところをヤバイバに助けられ、更にツエツエにシャッターを押してもらった為にイエローの姿を消すと彼らと共に撤退する。

マトリックスに帰還後、シュテンにレリーズを取り付けられた為に自身でもシャッターが押せるようになる。

その後、大勢の人々の姿を奪い取り、残りのガオレンジャーも消し去ろうと動き出す。
走を撮影しようとするが、一瞬の隙を突かれた為にフィルムを奪われ、解放された人々の生命エネルギーは元の持ち主の所に戻り、別のフィルムを補充するとイエロー以外のガオレンジャーの集合写真を撮影しようとするが、駆け付けたイエローにレンズを破壊された為に撮影が不可能となってしまう。

ガオレンジャーの集結後、背中からネガフィルムを伸ばす「フィルムストーム」という技で5人を縛り上げる。
その状態で電撃を流し込むが、レッドのライオンファングが変化したガオメインバスターの射撃に怯み、他の4人に圧倒され、破邪百獣剣を受け倒される。

その直後、オルグシードによって再生巨大化する（その際にレンズも修復された）。
ガオキングの撮影を阻止された為にフィルムストームを繰り出すが、ネガフィルムをフィンブレードで切り裂かれてしまい、至近距離からの天地轟鳴・アニマルハートに怯み、最期は続け様に放った2発目のアニマルハートを受け爆散した。

【余談】

「最初は欠陥を抱えていたが、最終的に解消された」怪人は次作にも登場している。

同Questで『仮面ライダークウガ』のゴ・ブウロ・グ役の高尾晃市氏がカップルの男性役としてゲスト出演している。

声を演じる岸氏は『激走戦隊カーレンジャー』でレッドレーサー/陣内恭介役として主演している。
怪人の声優としての出演は今作が初となり、シリーズ第32作目でも欠陥を抱えた怪人の声を演じている（所属組織の怪人も器物がモチーフになっている）。

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