VRVマスター

「敵か味方か、宇宙の一匹狼『VRVマスター』!!」

【名前】 VRVマスター
【読み方】 ブイアールブイマスター
【声】 小林清志
【登場作品】 激走戦隊カーレンジャー
【出身星】 ハザード星
【分類】 宇宙人
【モチーフ】 ソルブレイバー?・宇宙刑事?

【詳細】

ダップが冬眠し苦戦するカーレンジャーの前に突如現れた正体不明の宇宙人。
その正体はダップが幼い頃に旅立ち、一向に帰ってこなかったダップの父親である。中年を思わせる渋い声を持つ。
訳の分からない宇宙美学を追求するあまり、ブラリと旅に出ては長く家を空ける習性のある、気まぐれな風来坊だった。そのため妻(ダップの母親)にも、ほとんど諦められていたらしい。

ある時、久しぶりに旅から帰ってみると既にハザード星はボーゾックに花火にされ消滅してしまった事を知り、失意のうちにあてもなく宇宙をさまようようになり、そのうち人々からは「宇宙の一匹狼」と呼ばれるようになる。
そんな中、息子・ダップの生存とカーレンジャーの噂を耳にし、ダップの夏眠に伴うカーレンジャーのピンチを予期。急遽 VRVシステムを完成させ地球に飛来、予想通りピンチに陥っていた彼らにVRVシステムを授けた。マスクとスーツを纏っていたのも、こういった経緯からダップに対して負い目があり、ダップを支えていたいものの顔を合わせ辛いという気持ちから名乗らず、ダップでなければ正体を見抜けないような行動を取るだけにしていた。

コーヒー牛乳が大好物(コーヒー牛乳のフタを武器として使う“シュラシュシュシュ”なる遊びをダップに教えていた事も)で、放浪時代は朝から晩まで浴びるように飲んでいたため、ハザード星人であるにも関わらず冬眠しない体質になってしまった。
性格はクールで飄々としており、何を考えているのかよく分からない。

地球においては、“パチンコをした後にところてんを食べて、(髪の毛もないのに)床屋さんに行く”という生活をしており、パチンコの景品は大抵ドロップに変わる。
声を演じる小林氏の演技も相まってか、「この星の夕日は、俺には眩し過ぎる。」などといったやたらと格好のつけた臭い台詞を吐く。その台詞の最中も含め、手の甲を向けたVサインをする癖がある。

第41話でのダップの回想シーンでヘルメットを外した姿が初登場し、最終話でヘルメットを脱いで正体をダップにも見せた。
その姿は無論、同じハザード星人で、息子でもあるダップと酷似していた。

後のデカマスター同様にヘルメットにどの様に耳がおさまっていたのかが話題となった。

頭部に関しては明らかに近縁のシリーズであるメタルヒーローの「特救指令ソルブレイン」のソルブレイバーの流用と思われるが詳しいことは不明である。

最終更新:2011年05月20日 23:32