「見たか、このテング様の強さを。ワシこそ、世界一の妖怪なのだ!」
【名前】 |
テング |
【読み方】 |
てんぐ |
【声】 |
岸野一彦 |
【登場作品】 |
忍者戦隊カクレンジャー |
【登場話】 |
第12話「出たァ!!新獣将」 |
【所属】 |
妖怪軍団 |
【分類】 |
妖怪 |
【妖怪モチーフ】 |
天狗 |
【その他のモチーフ】 |
ギャング |
【詳細】
妖怪の1人。自称「世界一強い妖怪」。
赤い団扇を所有し、人間を操る妖術を使用する他、両目からの光線を武器としている。
雑誌『週刊妖怪 No.124』の「強い妖怪ベスト10」で第3位以内に入っていない事に怒り、ベスト1になる為に自身の妖術と
ユガミ博士の発明でカクレンジャーの打倒を目論む。
ピエロに扮した
ドロドロが子供達を泥の玉に取り込み、自身はとある町の住人を妖術で操る。
ユガミ博士が薬品を掛けた泥の玉から
5体の妖怪の
レプリカを生み出し、5体はカクレンジャーを圧倒するが、自身は「面倒だ」と痺れを切らす。
その直後、
妖怪エネルギーの落雷を妖怪レプリカと共に浴びて巨大化する。
妖怪レプリカと共に五獣将を迎え撃ち、1体に1人ずつ子供を体内に取り込んでいる妖怪レプリカを相手に手出しできない5体を一方的に攻撃し、カクレンジャーは外に放り出された挙句に変身を解除されてしまう。
サスケ達に止めを刺そうと両目からの光線で追い詰めるが、5人はドロンチェンジャーのメダルから獣将ファイターを召喚する。
妖怪レプリカと共に獣将ファイターを迎え撃つが、5体の素早い動きに翻弄され、五獣将が忍者合体した無敵将軍に単身で立ち向かうが、最期は火炎将軍剣で鼻を切断され爆散した(その際に「ベスト1の妖怪になりたかったのにぃ…!」と言い残している)。
敗北後、妖怪レプリカは消え去り、取り込まれた子供達も助かった。
「天狗」は現代風に鼻ピアスを付け、帽子を被ったりしているが、今も昔も威張る(他にも得意になるなど)と鼻が伸びるのは変わらない。
【余談】
デザイン画の時点では右腕に銃を装備している(『百化繚乱[上之巻]』より)。
アミキリが表紙を飾る『週刊妖怪 No.124』は同話の放送日の1日前となる1994年5月5日に発売され、「強い妖怪ベスト10」の他にも「人間のおいしい店」や「妖怪銀行頭取家の事情」などが掲載されている。
天狗をモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『大戦隊ゴーグルファイブ』のテングモズー/テングコング以来の登場となる。
スーパー戦隊シリーズにおいて
声優の名前がクレジットに表記された初の怪人となる(『
五星戦隊ダイレンジャー』放映時までのスーパー戦隊シリーズでは怪人の声優の名前は表記されていない)。
声を演じる岸野氏は『イナズマンF』と『仮面ライダーBLACK RX』でも第12話に登場する怪人(ボイラーデスパー、ズノー陣)の声を演じている。
最終更新:2017年09月28日 18:38