塊のミゾーグ

「護星天使?お前達が例の雑魚か。この塊のミゾーグ様の仕事を邪魔すんじゃねえ!」

【名前】 塊のミゾーグ
【読み方】 かたまりのみぞーぐ
【声】 宇垣秀成
【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー
【登場話】 epic1「護星天使、降臨」
【所属】 宇宙虐滅軍団ウォースター
【分類】 ウォースター構成員/ベラスカ星人
【出身星】 ベラスカ星
【任務】 地球上の建物などを破壊して更地化する
【特技】 瓦礫を丸めて操る
【趣味】 ボウリング
【生物モチーフ】 コガネムシ
【器物モチーフ】 卸し金
【その他のモチーフ】 ファラオ
【名前の由来】 知との遭遇(そうぐう)
【出身星の由来】 コガネムシ(英:scarab)

【詳細】

惑星のモンス・ドレイクによって招集されたベラスカ星人。

腹部に巨大な回転式の掘削機のような器官を持ち、ここから体内に吸い込んだ瓦礫を細かく破砕し、体外で練り直す事で団子状の塊を作る能力を有する。
この能力は建物を粉砕して都市を破壊するだけでなく、塊を操っての邪魔者の排除も行える為に「一石二鳥の秘技」と言える。

上述の能力で建物などを破壊していき、地球の更地化を目論み、街中での破壊活動を続行する。
そこへ駆け付けたアラタ達5人を瓦礫を練り直した塊を作り出して翻弄するが、変身したゴセイジャーに魔虫兵ビービを一掃されてしまう。

尚も作り出した塊に乗っかって転がしながら5人に襲い掛かるが、ゴセイブラスターの一斉射撃で塊を破壊された上、最期は5つのゴセイウェポンを合体させたゴセイバスターのゴセイダイナミックを受け爆散した。

巨大化する事はなかったが、後にオリジナルアルバム『天奏音楽館1』のラジオドラマ部分では犀星のドルンパスによって巨大化している。

【余談】

名前の由来となっている『未知との遭遇』の舞台には砂漠が登場することから、そこから砂漠に生息するフンコロガシが生物モチーフに採用されたと思われる。
更にこの映画は宇宙人とのファーストコンタクトをテーマにしている為、宇宙人集団のウォースターの最初の構成員の名前として選ばれた可能性がある。

epic14の幹部もコガネムシがモチーフになっている(コガネムシとフンコロガシは細かな種類は異なる)。

コガネムシをモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『地球戦隊ファイブマン』のコガネギン以来の登場となる(所属組織も宇宙から来ている)。

声を演じる宇垣氏はシリーズ第21作目でも怪人第1号の声を演じている(「巨大化する事なく倒された」という点も共通している)。

最終更新:2022年04月23日 02:33