行動隊長ブラムド

「遂に発射の時が来た。これで全世界の主要都市が消えてなくなる!」

【名前】 行動隊長ブラムド
【読み方】 こうどうたいちょうぶらむど
【声】 桐井大介(ゴーカイジャー)
【登場作品】 海賊戦隊ゴーカイジャー
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
【登場話(ゴーカイジャー)】 第5話「ジャッジメント・パイレーツ」
【所属】 宇宙帝国ザンギャック
【分類】 行動隊長/アリエナイザー
【出身星】 トリガー星
【罪状】 いくつもの星を破壊した罪
【ジャッジメント】 デリート許可
【プロフィール】 元々は特殊な発火神経を持ち、全身に直接マウントした各種銃火器を操って戦う宇宙人
【強化改造】 発火神経、専用ハンドガン・マガジン
【特殊任務】 地底ミサイル都市破壊作戦
【生物モチーフ】 ノウサンゴ
【その他のモチーフ】 血車魔神斎
【出身星の由来】 引き金(英:trigger)
【名前の由来】 銃器の発射音(英:Blam!)

【海賊戦隊ゴーカイジャー】

ザンギャックの行動隊長。トリガー星出身のアリエナイザー。

トリガー星人特有の発火神経をインサーンの手で強化し、カスタムメイドのハンドガンを取り付ける改造手術が施された。
両手に2丁のハンドガンを撃つと共に発火神経の働きで腕のハンドガンも同時に発射する事ができ、弾幕によって標的を瞬時にハチの巣にしてしまう。

数々の惑星を破壊した罪でデリート許可が既に決定しており、地底ミサイルによる地球の大都市の同時多発的な大爆発を目論む。
ナビィの「警察に行けばいい事がある」という占いで警察署に出向き、宇宙警察に追われる事になったマーベラスと彼を追跡する地球署署長のドギー・クルーガーがその場に偶然居合わせた為、口封じとして2人を攻撃するも逃走を許してしまう。

その後、ドギーが単身でミサイル攻撃を止める為に現場に戻り、直前にかすった攻撃で負傷していた彼を発見して始末しようとしたが、戻ってきたマーベラスの助けで再び取り逃がす。

ミサイル発射まで「あと1分」というところにまで迫るが、ドギーからモバイレーツを返して貰ったマーベラスが変身したレッドにゴーミンを一掃され、発射まであと数秒に迫っていたミサイルの操作コンソールを破壊されてしまった事で作戦は失敗に終わる。

他の4人が合流すると形勢が逆転し、デカレンジャーに豪快チェンジしたゴーカイジャーの連続攻撃に怯み、ストライクアウト(一斉射撃)を受け敗北。

その直後、巨大化ビームを浴びて巨大化する。
発射は失敗したもののミサイルは無事だった為、直接使う事で目的を果たそうとするもゴーカイオーに阻止され、ミサイルをギガントホースに目掛けて投げ付けられてしまい、デカレンジャーの大いなる力によって誕生したデカゴーカイオーと銃撃戦を繰り広げるが、最期はゴーカイフルブラストを受けデリートされた。

【仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦】

大ザンギャックの怪人として登場。

最終決戦ではシンケンブルータイムブルーと交戦する。

【余談】

『ゴーカイジャー』の同話で『特捜戦隊デカレンジャー』の元デカレッド/赤座伴番(バン)、元デカイエロー/礼紋茉莉花(ジャスミン)、元デカマスター/ドギー・クルーガーが登場する。

原典ではデリート許可が下りていないアリエナイザー相手に第三者による殺人や殺人未遂は勿論、デリート許可が下りたアリエナイザーを第三者が手にかけるのは前例がなく、更にレジェンドがゲストとして登場する回の行動隊長の中ではレジェンドに変身した状態で倒された初の個体でもある。

風貌はバリゾーグに酷似し、サラマンダーイマジンのような困り目となっており、頭部を含む左半身はカジメリ星人 ベン・Gのように機械化されている。

デザインを担当した韮沢靖氏によれば、「顔は『変身忍者 嵐』の血車魔神斎をイメージした」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。

『ゴーカイジャー』で前々話の行動隊長もサンゴがモチーフになっている。

当初は「マクベス」という名前だったが、アフレコ途中で変更されたらしい。

てれびくん2012年1月号の『宇宙ゴーカイ新聞・全戦全勝ゴーカイジャー名勝負ベスト10!!』で第7位の相手となった。

放送当時に発売されたゲーム『あつめて変身!35戦隊!』では敵キャラの1人として登場。
ワルズ・ギルによって絶望の山に送り込まれる。

『ゴーカイジャー』で声を演じる桐井氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は今作が初となる。
仮面ライダー電王に登場するモールイマジン アックスハンドが特撮作品では初参加。

最終更新:2020年11月18日 01:14