チェックメイトフォー

【名前】 チェックメイトフォー
【読み方】 ちぇっくめいとふぉー
【登場作品】 仮面ライダーキバ

【詳細】

仮面ライダーキバに登場するファンガイア最強の4人衆。

それぞれ役割を持ち、その地位を永遠に継承していく。
地位の上下関係は「キング」を頂点に置き、それ同位置に「クイーン」、その下には側近の参謀である「ビショップ」と護衛の「ルーク」を置くがビショップとルークは地位として同格。

メンバーの共通点として、人間態の時は手のどこかに自身の称号となる紋章が薔薇に飾られたデザインで刻まれていて外見から判別が可能。
また、ファンガイア態では石膏像が体の一部に付属している。

彼らに秘められた力は先天的なもので、持ち主が倒れて死亡しても転生し別の存在に引き継がれるという特徴があり、誰でもなれる、もしくは下克上できるようなものではない一人事情をよく知らなかったのか下剋上を企んだのがいたが)。
継承条件は称号によって異なり、キングは正統なる血縁で左手の表裏にキングの紋章が発現された者が継承するが、他の称号は無作為に選ばれ、掌か手の甲に現れる。
継承の紋章を発現した者は、それを運命として本人の意思に関係なくその地位を継承しなければならない。

一族最高位にして大変に名誉ある神聖な称号である故、ファンガイア族の中でチェックメイトフォーの敬称を拒絶することはほぼ死を意味し、一族の手によって処刑される運命をたどるとされる。
ルークとビショップは過去と現代ともに同一の人物だが、クイーン及びキングは過去と現在で異なっている。

元々はかつてファンガイアが魔族の頂点に立つべく、種族の統率を図る為に四天王制度を設立したのが始まり。
なお、キング専用の三つの鎧を造り出したキング付の王室技巧匠の双子の兄弟はその手腕から「ナイト」と「ポーン」というチェックメイトフォーに次ぐ名誉ある称号を与えられ、そのまま自らの名として使っているとされるが、本編には登場しなかった。
こういった裏設定は仮面ライダーキバには数多く有り、超全集等で語られているにとどまる。

【余談】

名前の由来はチェスによる詰め言葉「チェックメイト」から。
構成員が4人なのはいわゆる四天王と同義のポジションのためか?キングが実質的な頂点なので意味合いは違ってくるが。

いわゆる四天王等に見られる幹部集団だけの特別な称号だが、非常に珍しいことにその地位は血筋で受け継がれず、立ち位置のみが移り変わる方式となっている。
劇中で代替わりしたのはクイーンとキングだけだが、キング→太牙のみが実子という親子関係で、クイーンは全く関係のない人物だった。

ただ、真夜と深央の怪人態は色違いなだけで全くの同一であり、そのことを考えるとチェックメイトフォーの力を受け継いだ時点ファンガイアとしての姿は元のとは別になってしまうとも考えられる。
ただそうなると過去のキングの正体がバットファンガイアなのに対し、現在のキングである太牙は「蛇のファンガイア」ではという考察が見られることから別種である可能性が高くなるためその説は否定されてしまう。

一度もファンガイアとしての姿を太牙は見せていないためもしかすると…という僅かな可能性もあるが、
深央は元々自分がファンガイアだと知らずに過ごし、クイーンの力を引き継いでから初めてファンガイアとして変身しているためそれらの関係もあるのかもしれない。


最終更新:2023年05月21日 03:06