フライングフィッシュオルフェノク

【名前】 フライングフィッシュオルフェノク
【読み方】 ふらいんぐふぃっしゅおるふぇのく
【声/俳優】 田口亮
【登場作品】 仮面ライダー555
【登場話】 第16話「人間の心」
第17話「巧、復活」
【所属】 スマートブレイン
【分類】 オルフェノク
【特色/力】 遊泳態への変異、人間をオルフェノクにする水中銃での遠距離攻撃
【モチーフ】 トビウオ

【詳細】

「自転車の男」とされる人物が変身した全身にヒレを備えたトビウオの特質を備えたオルフェノク。

時速80ノットという驚異的な泳力を持ち水中での機動力の高さが売り。
ボウガンに似た大型の水中銃から青白く光る矢を放ち、200mからなら百発百中の腕を誇る。
更に陸の戦いも水中と同様、素早い身のこなしと手のヒレで空中を飛び石で切るかのように移動する事が可能である。


初登場時、水中銃で一般人を狙撃。用心深く逃走するも運悪くその場に居合わせた雅人に追跡され交戦。しかし、カイザの前に手も足も出ず、水中銃も失ったため橋から飛び降り遊泳態となって逃走する。
その後、森下義正に使徒再生を行い、駆けつけたファイズに追い詰められるも結花と出会い、オルフェノクを倒す事を迷っていた巧は止めをさせず、一転して反撃に移る。
オートバジンの援護も物ともせず戦いを有利に進めるも、後に到着したカイザには敵わず海にたたき落とされた。

カイザ戦後は逃げ延びていたのか、アルマジロオルフェノクとファイズの戦いに乱入して挟み撃ちの形にする。
しかし、チームワークは決していいとは言えず、迷いを振り切った巧に唯一の飛び道具の水中銃を叩き落とされたばかりか、アルマジロオルフェノクに誤って殴り飛ばされてしまい、最期はクリムゾンスマッシュを受け灰化した。

用心深かったのかはたまた臆病だったのかは不明だが、使徒再生後はその場から逃走、水中銃による遠距離からの攻撃、アルマジロオルフェノクとファイズを挟み撃ちにするなど、慎重な行動が目立つオルフェノクであった。

【余談】

モチーフはトビウオ。
「フライングフィッシュ」とはトビウオの英名であり、水上に飛び出し胸ビレを広げて滑空する様子から命名された。
「アゴ」という別名でも呼ばれ食用魚として漁獲され、主に塩焼きやフライなどで食べられる。
「アゴだし」と言われる出汁はトビウオの出汁であり、聞いたことがある人も多いのでは。
また卵はトビッコと呼ばれ寿司ネタなどに使われる。

トビウオが水上を滑空する理由としてはカジキなどの捕食者から逃げるためと言われている。
滑空時の距離は100mは余裕というが、勢い余って漁船に飛び込んでしまうこともあるとか。

トビウオモチーフの怪人は初。飛ぶ魚だが、スカイフィッシュとは関係ない。

スーツはマンティスオルフェノクを改造したもの。
後にマンティスオルフェノクに再改造されハイパーバトルビデオに再登場したが、胸部はフライングフィッシュオルフェノクのまま。




最終更新:2023年12月19日 03:52