操舵士シェリンダ

「『宇宙中の誰もが私を恐れ、跪く』というのに…許さん、お前のような奴は絶対許さない!」

【名前】 操舵士シェリンダ
【読み方】 そうだししぇりんだ
【俳優】 水谷ケイ
【登場作品】 星獣戦隊ギンガマン
【登場話】 第一章「伝説の刃(やいば)」~第四十九章「奇跡の山」
【所属】 宇宙海賊バルバン
【分類】 魔人
【モチーフ】
【名前の由来】 貝(英:shell)+舵輪の逆さ読み「リンダ」

【詳細】

魔獣要塞ダイタニックの舵を取る女操舵士。バルバンの副官的存在。

銀色の長髪を持ち、貝殻をモチーフにしたビキニアーマーなどを身に付けている美女。
その美貌とは裏腹に剣術を得意とし、戦闘力も比較的高く、好戦的な性格の持ち主でもある。

プライドも非常に高い為、自身のプライドを傷付けた者を絶対に許さない。
特に自身の左胸とプライドを傷付けたグリーン/ハヤテを宿敵として執拗に付け狙う。

第十章でストイジーの騒音によって魔獣ダイタニクスが動き始めた事で復活を確信するが、ハヤテの風の笛が騒音を消し去った事で怒りを露わにする。
笛を破壊するとハヤテに重傷を負わせ、再び彼の作戦を阻止しようとするが、リョウマの偽の笛の音に惑わされた為、あと一歩のところで失敗してしまう。

その後、ハヤテに何度か挑むも決着が付かず、彼が一向に自身への戦闘意欲を見せなかったことに苛立ちを覚えていた。
第四十六章で自身に振り向かせる為、彼のお守りから作り出したミハルの幻影を差し向け、これにより彼の怒りを爆発させ、自身に敵意を向けさせる事に成功し、ようやく念願の戦いに漕ぎ着ける。

第四十九章でハヤテに最後の一騎討ちを挑み、グリーンと激闘を繰り広げるが、疾風一陣によって致命傷を負う。
「まだだ…まだ私は戦える」と近付いていき、最後の力を振り絞って剣を振り下ろし、グリーンの肩に当たる寸前で止まるも自身の敗北を認めず、最期は彼の目の前で倒れ込んで爆散した(その際に「私の勝ちだ…」と言い残している)。

彼女の戦死にゼイハブ船長は片腕の破王バットバス以上に酷く動揺していた為、彼からは何か特別な想いがあった模様。

ハヤテをライバル視していたが、当の本人は終盤まで彼女の名前を知らなかった。

【余談】

デザイン担当の野崎明氏によれば、「当初はもっと布に覆われた部分が多かったが、最終的にはかなり露出度の高いコスチュームになった」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。

名前に関して「『リンダ』の部分は『山本リンダ』に由来している」と思い込んだ視聴者が当時多かった。
実際は操舵士という肩書から「舵輪」をもじったもの。

最終更新:2022年10月27日 00:46