ライノイマジン

「すぐに退場させてやる!」

【名前】 ライノイマジン
【読み方】 らいのいまじん
【声】 小山剛志
【スーツアクター】 押川善文
【登場作品】 仮面ライダー電王
【登場話】 第9話「俺の強さにお前が泣いた」
第10話「ハナに嵐の特異点」
【分類】 イマジン
【契約者】 菊池信司
【契約内容】 空手において本当のトップになりたい→他校の有望な空手部員を襲う
【過去の日付】 2006年5月21日(ライバルの本条との決勝試合の日)
【童話】 はだかのサイ?
【イメージモチーフ】 サイ
【特色/力】 頑丈な鎧、怪力、火球を撃てる棍棒
【名前の由来】 ライノセラス

【詳細】

2007年の現在にやって来た未来人のエネルギー体が菊池信司の抱くサイをイメージからこの世に現出した姿。

先端が星型の棒状鈍器で相手を叩き潰し、その先端から建物を爆砕する高熱の火球を放つ遠距離攻撃を得意としている。
全身を頑丈な鎧で覆い、如何なる攻撃を受けても身動き一つしない高い防御力を誇り、鈍重ながらも水中戦において相手に引けを取る事はない。

契約者の「空手において本当のトップになりたい」という望みを叶える為、他校の有望な空手部員に襲い掛かる。
しかし、最後の1人となった本条勝にキンタロスが憑依していた為に襲撃に失敗してしまい、さらには活動を良太郎達に見つかってしまったため「電王と交戦するのは面倒」と判断して撤退する。

その後も契約を完了させるため本条を執拗に狙い続けるが、彼が菊池と和解した事で契約が完了し過去に繋がる扉が解放。
そこに飛び込んで契約者がかつて本条と戦うはずだった空手大会の会場に出現し、そこを中心に破壊活動を開始する。

チケットでその日付を特定しデンライナーで追って来た電王ソードフォームと戦うも、高いパワーと防御力で優位に立つが、そこへキンタロスが自身を追って駆け付ける。
更に電王の一言でキンタロスが憑依した事によってアックスフォームにフォームチェンジし、その強烈なパワーに圧倒され最期はダイナミックチョップを受け爆散した。

敗北後、イメージの暴走が起こりギガンデスヘルに変貌する。

【余談】

上記の台詞は電王ソードフォームの決め台詞「俺、参上!」に対しての返答。

テレビ朝日公式サイトではイメージソースとなった童話が表記されていない(後年公式サイトが情報をあげる仮面ライダー図鑑でも言及無し)が、書籍によっては「『はだかのサイ』がモチーフ」とされている。
作品名が明かされていないのはその童話の著作権の切れていないためと思われる。似たような例だとリュウタロスのイメージソースと考えられる龍の子太郎がある。
はだかのサイは1988年の作品であり、著作権は作者の死後50年経過しないと消失しない。

第9話で仮面ライダー電王アックスフォーム/キンタロスのスーツアクターである岡元次郎氏が岡元道場の道場主役としてゲスト出演している(後に別のエピソードで再登場する)。

スーツは後に頭部をすげ替える等してレオイマジン、さらにアルビノレオイマジンへ改造され、棒状鈍器は後にそのイマジンが武器としたロッドに改造された。

最終更新:2022年09月09日 02:46