ソーンファンガイア

【名前】 ソーンファンガイア
【読み方】 そーんふぁんがいあ
【声/俳優】 芳賀優里亜
【登場作品】 仮面ライダーディケイド
【登場話】 第30話「ライダー大戦・序章」
【出身世界】 キバの世界
【登場世界】 ライダー大戦の世界
【分類】 ファンガイア/大ショッカーの大幹部
【クラス】 アクアクラス
【モチーフ】 ナマコ、堕天使、バラバンバラ
【鳥】 不明
【真名】 滅びゆく祭壇に、沈黙より深いキスを

【詳細】

ファンガイアの女王として君臨するユウキの正体にして大ショッカーの大幹部。

ナマコを彷彿とさせるアクアクラスに属するファンガイア
武器はマンイーターサーベルと呼ばれる体組織から作られる刀。
このサーベルは吸命牙と同じ機能を持ち、相手を斬りつける度にライフエナジーを吸収し力を奪うことが出来る。

アクアクラスは水中でその力を発揮するが、ソーンファンガイアは全身のステンドグラス状組織に水分を蓄積することで240時間限定で地上でもその力を発揮することが出来る。

門矢士たちが去った後の「キバの世界」にて、ファンガイアの王となったワタル(仮面ライダーキバ)が推進する「ファンガイアと人間の共存」に協力していた。
世界の融合が進むと、「ファンガイアと人間の共存を、仮面ライダー剣とアンデッドがぶち壊した」と称して、「キバの世界」の仮面ライダーたちを「ブレイドの世界」「響鬼の世界」の住人と戦わせた。
自身もファンガイアを率いてアンデッドと戦うだけでなく、大ショッカーと手を組み、同組織の大幹部であるアポロガイストと結婚式を行った。

しかし、実際は「ブレイドの世界」の融合前から大ショッカーと手を組んでおり、アンデッドとの抗争は全て演技で、ライダー同士の潰し合いを狙う。
ライダー達を追い詰めるもディケイドコンプリートフォームが召喚した龍騎サバイブの必殺技「バーニングセイバー」を受け砕け散った。

【余談】

「ソーン」とは棘を意味する言葉だが、モチーフは「ナマコ」(英語で「Seacucumber(シーキューカンバー)」)。

全体的に背中に翼を生やした堕天使のイメージを持ち、モチーフとなったナマコが臓物を吐き出したようなデザインをしている(ナマコの習性として、天敵から逃れるために自己回復できる内臓を吐き出して威嚇や囮に使うことがある)。モチーフとなった鳥は不明だが、イナズマンに登場したバラバンバラが裏モチーフとして取り入れられている。
スーツはマンティスファンガイアのものを改造した物。

ワタルが「ファンガイアの王としての責任」と発言しているので、ユウキがワタルから王座を奪ったわけではない。
ただし、ワタルは士から「ファンガイアと手を組んだ」と部外者扱いされてもいた。
この事から、「キバの世界」には「ワタルの国」とは別に「ユウキの国」があり、世界の融合後は「ユウキの国」が主流となっている模様。

また、原典での「キング」と「クイーン」の関係性から、「世界の融合が無ければ、ワタルと結婚していた」という噂もある。

演じる芳賀氏は、過去に『仮面ライダーキバ』の鈴木深央役、『仮面ライダー555』の園田真理役も演じている。

最終更新:2020年10月03日 13:27