擬態天道総司 > 仮面ライダーダークカブト

「この世界を頼んだよ」

【名前】 擬態天道総司
【読み方】 ぎたいてんどうそうじ
【声/俳優】 水嶋ヒロ
【登場作品】 仮面ライダーカブト
【登場話】 第39話「強敵黒カブ」~第49話(FINAL)「天の道」
【分類】 ネイティブ(元人間)
【変身】 仮面ライダーダークカブト
【変身アイテム】 ライダーベルト
ダークカブトゼクター
【モチーフ】 カブトムシ

【詳細】

仮面ライダーダークカブトの資格者で、天道に擬態したネイティブ。
彼だけが持つ特殊能力により、「時空の狭間の世界」と現実世界を自由に行き来することができる。彼の存在はZECTの中でも一握りの人間しか知らない。

性格は天道と正反対で、明るく無邪気。一人称も「僕」となっている。

渋谷の「AREA X」と呼ばれる地点の最深部で鉄仮面を被らされ拘束されていた。三島にハイパーゼクターの実験体にされた際、彼の声に導かれAREA Xの地下に訪れたひよりと出会った直後にハイパーゼクターが暴走、ひよりと共に時空間の狭間へと飛ばされ、その中を2人で彷徨う。
AREA Xに幽閉されたことで恐怖と憎しみから理性を失っていたが、時空の狭間でひよりと触れ合う内に善悪の区別はないものの理性を取り戻す。
一時は現実世界に戻り、ひよりが天道を拒絶していることを理由に天道本人を抹殺しようとするが、ひよりが天道の説得により現実世界へ戻ったことで失敗に終わる。

後に幼少の頃にネイティブに拉致され、彼らの度重なる人体実験の結果ネイティブと化した元人間であることが判明する。
しかし、元人間であることが分かっただけで、真の素顔と名前は不明。

グリラスワームへと変貌した三島の圧倒的な力の前に敗れ去り、人類ネイティブ化の装置に渋谷隕石とともに組み込まれた。
その後、グリラスワームの爆発と共に起こった装置の破壊で自由となるが、上記の最後の言葉を残し、黒幕・根岸もろとも火の海に飛び込んだ。


【余談】

放送当時の児童誌の記事では「時空を飛び回りながらカブトと戦う」と紹介されたが、実際にはその様な展開はまったくなかった。

本編登場前に開発されていたPS2用の格闘ゲームでは「天道に擬態したワーム(ネイティブではない)」という初期設定に基づいて性格付けがなされており、『仮面ライダー龍騎』に登場する仮面ライダーリュウガの様な邪悪な性格になっていた。また一人称も「俺」である。戦闘スタイルは性格の荒々しさが反映されている。
「バスターモード(1人プレイ)」では「カブトルート(カブトのみ操作)」のステージ12(最終ステージ)の対戦相手、「ライダールート(各ステージに指定されたライダーでプレイ)」ではステージ10でプレイキャラとして使用する。どちらもカブトがハイパーカブトになり、ハイパークロックアップを使用してくる。

最終更新:2022年09月27日 21:38