大神龍

【名前】 大神龍
【読み方】 だいじんりゅう
【登場作品】 五星戦隊ダイレンジャー
【分類】 超宇宙生命体
【モチーフ】

【詳細】

宇宙の秩序を守る為に大宇宙が生み出した超宇宙生命体。

争う者は正義も悪も関係なく、全てを無にするまで破壊の限りを尽くす。
宇宙を駆ける昇竜形態から2本足で大地に降り立つ龍神形態へ変形する。

未知の金属メガトロニウムで覆われた身体はどんな攻撃でも傷一つ付かず、全身から放つプラズマ衝撃波は半径10kmを一瞬で焦土と化す。
大気圏内ではマッハ30(宇宙空間では光速)のスピードで飛行するが、最も厄介なのはその巨体にあり、昇竜形態では接近した天空気殿ですら全貌を把握できず、龍神形態では単なる「踏みつけ」により巨大化したゴーマ怪人を爆砕するという力を見せている(設定では昇竜形態の全長が500m、足のサイズだけでも巨大怪人を被う程ある)。

激化するダイレンジャーとゴーマとの戦いを宇宙に飛び火させない為に地球へ飛来した為、ダイレンジャーとゴーマは一時休戦を強いられた。
その後、ゴーマが協定を破る度に地球に来襲し、2度目には催眠術で操った人々をビルの屋上から飛び降りさせ、3度目に現れた際には遂にゴーマ宮を破壊し始める。

【余談】

上述のように「第三勢力でありながら全くダメージを負う事もなく、立ち位置も変動しなかった」という戦隊シリーズでも類を見ない反則的なジョーカーキャラ(大概第三勢力となる存在は「ヒーローと和解する」、「敵組織に取り込まれるか新たな敵として鞍替えする」、「早期退場する」の何れかである)。
ダイレンジャーもゴーマも休戦という選択を余儀なくさせるという「脅威」の2文字でしかなかった存在。

そのパワーバランスの頂点に立つ無敗の強さは『スーパー戦隊の常識』内の「一番強い怪人が誰か?」というコラムで「おそらく、大神龍」と結論づけさせた程である(他に候補に上がっていた怪人は絶対に絶命できないあらゆるものを貪るなどの強力な存在感を持ったラスボス達がほとんどであるが、どれも「結局ヒーローに負けた」という理由から候補から外された)。

当時バンダイから超合金の玩具が発売されたが、劇中と同じく龍星王よりも一回り大きなサイズをしており、その大きさは昇竜形態で約74cmと現在でも戦隊の超合金玩具では過去最大となっている。

最終更新:2012年05月03日 23:06