ズ・ザイン・ダ

「ゴラゲゾ・ボソギ・デバゾ・ガゲデ・ジャスン、ズ・ザイン・ダ!」(お前を殺してズ・ザイン・ダの名をあげてやる!)

【名前】 ズ・ザイン・ダ
【読み方】 ず・ざいん・だ
【声/俳優】 野上彰(現:AKIRA)(クウガ)
【登場作品】 仮面ライダークウガ
仮面ライダーディケイド
オーズ電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
仮面ライダーフォーゼ
仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z
【登場話(クウガ)】 EPISODE3「東京」
EPISODE7「傷心」
EPISODE11「約束」
EPISODE12「恩師」
【登場話(ディケイド)】 第2話「クウガの世界」
第3話「超絶」
【登場話(フォーゼ)】 第2話「宇・宙・上・等」
【分類】 グロンギ
【通し番号】 第22号/B3号
【所属集団】 ズ集団
【特色/力】 怪力、鎧のように硬い皮膚
【生物モチーフ】 サイ
【名前の由来】 ズ(ズ集団に属する)・ザイン(サイ)・ダ(陸上哺乳類)

【仮面ライダークウガ】

ズ集団に所属するサイ種怪人。人間態はワイルドな風貌をした筋肉質の大男。

性格は喧嘩っ早く、ズ集団のリーダー格として同集団の最強格を誇り、メ集団と比較しても決して見劣りしない戦闘力を有する。
初期にラ・バルバ・デの元に集まり、EPISODE1の古代のクウガとの戦闘シーンではタイタンフォームに斬り付けられている描写がある。

ゲゲルの順番を待っていたが、ズ集団の怪人がゲルルを失敗し続け、それにより同集団そのものがゲゲルの権利を失う事になった。
新たなプレイヤーとして現れたメ集団のメ・ビラン・ギに「能無し」と呼ばれ、彼とは犬猿の仲となる。

「大型トラックの音(アイドリング)に興奮する」という性質を持ち、独断で「停車している大型トラックの運転手を襲う」というゲゲルを実行する。
その行為がゲゲルの進行を妨げ、次のゲゲルプレイヤーだったビランの怒りを買う。

工場地帯で工員達を襲っている最中、察知して駆け付けたクウガとの戦闘に移り、マイティキックを耐え切る程の耐久力を見せ、驚異的なパワーで圧倒する。
クウガを上空に放り投げ、落下してきたところを頭部の角で突き刺す事によって止めを刺そうとするが、間一髪で回避されてしまう。

追撃に入ろうとしたところにビランが乱入し、その素早い動きに翻弄されるが、彼を捕まえると川に共に落下した。

その後、「アイドリング音に興奮する」という性質を利用し、トラックを運転する一条刑事に誘き出され、駆け付けたクウガと交戦する。
しかし、トライチェイサーのアクロバティックな動きに翻弄され、最期はクウガが前方宙返りを加えた強化マイティキックで頭部の角を折られ爆散した。

EPISODE46.5「初夢」では彼に似た男性が雄介の夢の中に登場し、ビランに似た男性と羽子板の取り合いをしている。
後の映像特典のEPISODE50「乙彼」では人間態の姿でライジング桜子キックを受け爆散した。

小説『HERO SAGA』ではリクとミオの両親を殺害している。

【仮面ライダーディケイド】

「クウガの世界」で新聞の写真のシルエットとしてズ・グムン・バと共に登場。

その後、人々がン・ガミオ・ゼダに変えられた姿として登場。

【オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー】

ショッカーの同盟怪人として登場。

【仮面ライダーフォーゼ】

都市伝説の怪人としてネット上の映像に登場。

動画の中でクウガを相手にズ・ゴオマ・グ究極体メ・バヂス・バと共に戦っていた。

【仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z】

スペースショッカーの怪人として登場。

【余談】

放送当時に発売された格闘ゲームでは使用可能キャラの1体として登場。
クウガのタイタンフォームと同様、防御力が高く設定されている。

『クウガ』で人間態を演じたのはプロレスラーとして活躍する野上彰(現:AKIRA)氏。
人間態自体は大柄だが、怪人態になると逆に痩せているように見える。最もこれはザインに限らず、他の特撮作品においても人間態の方が背が低かったりマッシブだったりで怪人態になると突然痩せたり背が伸びたりするのはある種のお約束と言える。
放送当時の雑誌記事によれば、「同氏は劇場版のプロットとしてザインが復活する話を考案した」らしい。

最終更新:2021年10月06日 18:33